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2017年10月 3日 (火)

「スイス・アーミー・マン」:なぜボツ企画にならなかった?

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映画『スイス・アーミー・マン』は、世紀の怪作と呼ぶにふさわしいへんちくりん過ぎる作品。よくこの作品の製作にGOを出したもんだと、あきれちゃいます。

普通は映画として形になる前の段階で、どこかでボツになります。あるいは、ストップがかかります。ちょっとちょっと、誰か止める人はいなかったんですかー? 無茶するなあ。

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観る前は、死体を使ったコメディーってことで、ヒッチコックの『ハリーの災難』みたいな映画なのかなーと思いましたが、随分と色合いが違いますねえ。あの映画のような「品」はありませんので、終始嫌な感じがありました。ま、青くて腐りかかった死体とオナラと毛だらけのお尻の映画ですから・・・。

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最終盤に至るまで、ほぼ二人芝居の映画。ダニエル・ラドクリフは、ポッターくんの呪縛から逃れるために色々と苦闘していますねえ。 一方のポール・ダノ、いつもの彼の個性は評価していますが、本作では妙にナマクラでした。この二人がもっと絶妙なコンビだったら良い作品になった可能性もあると思いますが、どうにもこうにも二人ともダウナー系でねえ。 日本で、池松壮亮と染谷将太コンビでやった方が、よっぽどハマりそうな感じですよね。あるいは池松と菅田将暉の『セトウツミ』コンビとか・・・。

というわけで、大江戸の判定は「ザ・失敗作」です。

タイトルを素敵な日本語にすれば、『十徳ナイフの男』ってところでしょうかね。

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» スイス・アーミー・マン [象のロケット]
無人島で孤独な日々を送る青年ハンクは、死のうと思ったまさにその時、波打ち際に流れ着いた男の死体を目にする。 死体から出るガスの浮力を利用しようと男にまたがって海へ出るが、またどこかの島へ流されてしまう。 途方に暮れたハンクだったが、またしても死体の男「メニー」に助けられる…。 サバイバル・コメディー。 ≪君となら、きっと生きて帰れる―。≫... [続きを読む]

受信: 2017年10月 7日 (土) 19時09分

» 『スイス・アーミー・マン』('17初鑑賞107・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆☆★- (10段階評価で 7) 9月26日(火) シネ・リーブル神戸 スクリーン3にて 14:15の回を鑑賞。 字幕版。 [続きを読む]

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