« 湘南1-0勝利で、昇格に王手! | トップページ | 下北沢のエイト・バーガーズ »

2017年10月22日 (日)

「猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)」:風格と重みと暗さ

360776_002
映画『猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)』は、新シリーズというかリブートというかの第3作目。何とも風格に満ちた仕上がりで、堂々たるものです。何せ猿たちが立ったりしゃべったり乗馬したりしていることに、何の違和感もありません。それぐらいモーション。キャプチャーのCGが凄いレベルにあるということですし、その表情の中に多くの微妙な感情を込めたって点でも、大いに評価されるべき作品です。

360776_003

一つ一つの絵が映画的で、レベル高いです。もちろんアクションもレベルが高くて、クライマックスの一連のアクションやVFXも圧巻です。もちろん演出力も脚本力もレベルが高いので、余計そう感じるわけですが・・・。 でもダイアローグによる説明場面が全篇通して多く、そこがダレ場になっていたのは残念でした。あとは、あまりにも重く悲劇的なトーンの140分ってのが、正直しんどいです。

360776_006

数々の先行作へのオマージュも見られました。『地獄の黙示録』やら、『大脱走』やら、いろんな西部劇やら・・・。スキンヘッドのウディ・ハレルソン(好演)なんて、まさに『地獄の黙示録』のカーツ大佐でしたねえ。シーザーがマーティン・シーンになって・・・。 

360776_001_2

また「バッド・エイプ」のコメディ・リリーフとしての軽み、おかしさが、暗いトーンのこの映画を多分に救っておりました。顔つきも、殿山泰司さんにそっくりで(!)。

猿対人の構図が、典型的な民族戦争だったり、「壁」を作ったり、星条旗が燃え落ちたりと、なかなかに時代を反映しております。 そしていよいよ「コーネリアス」も出て来ました。ってことは、もう1作ぐらいあるんでしょうねえ。

|

« 湘南1-0勝利で、昇格に王手! | トップページ | 下北沢のエイト・バーガーズ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/42098/72032809

この記事へのトラックバック一覧です: 「猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)」:風格と重みと暗さ:

» 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) [ネタバレ映画館]
喋れないのは駅前留学しなかったからか!? [続きを読む]

受信: 2017年10月24日 (火) 14時02分

» 猿の惑星 : 聖戦記 (グレート・ウォー) [風情☭の不安多事な冒険 Part.5]
 アメリカ  アクション&アドベンチャー&ドラマ  監督:マット・リーヴス  出 [続きを読む]

受信: 2017年10月25日 (水) 14時53分

» 映画「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(日本語字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし [ディレクターの目線blog@FC2]
映画 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(日本語字幕版)』(公式)を先日、に劇場鑑賞。採点は、★★★☆☆(最高5つ星で3つ)。100点満点なら60点にします。 なお、ピエール・ブールによる同名のSF小説を原作にした『猿の惑星シリーズ』を新しい解釈で描いた新シリーズの前2作は鑑賞済み。 映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)(字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレあります ...... [続きを読む]

受信: 2017年10月26日 (木) 15時53分

» 75『猿の惑星:聖戦記(グレートウォー)』あぁシーザー [シネマ・ジャンプストリート 映画のブログ]
シリーズ堂々完結。 そして誰もが知るあの世界へ回帰する... 『猿の惑星:聖戦記(グレートウォー)』 ~あらすじ~ 猿と人類の全面戦争が始まってから2年が経ち、シーザー(アンディ・サーキス)が率いる猿の群れは、森の奥深くのとりでに姿を隠していた。ある日、奇襲によってシーザーの妻と息子の命が奪われる。シーザーは人類の軍隊のリーダーである大佐(ウディ・ハレルソン)に復讐す...... [続きを読む]

受信: 2017年10月26日 (木) 22時25分

» 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』には脱帽だ [映画のブログ]
 【ネタバレ注意】  『猿の惑星』シリーズのリブート第一作『猿の惑星:創世記』(2011年)に、私はいささかの不満があった。旧シリーズに濃厚だった人種差別や人権問題を重視する姿勢が、リブート版からはあまり感じられなかったのだ(詳しくは「『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』に欠けているもの」を参照されたい)。  代わって『創世記』が強調したのは、自然破壊の問題であり、科学技術に依存す...... [続きを読む]

受信: 2017年10月27日 (金) 00時52分

» 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) [象のロケット]
猿と人類の全面戦争が勃発してから2年後。 シーザーは猿の群れを率い、森の奥深くに秘密の砦を築き身を潜めていた。 しかし軍隊の奇襲によって妻と年長の息子の命を奪われてしまう。 軍隊を指揮する大佐への憎悪に駆られたシーザーは復讐を決意し、新たな隠れ場所へ向かう仲間たちから離れることに…。 SFスリラー。... [続きを読む]

受信: 2017年10月27日 (金) 14時25分

» 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)・・・・・評価額1750円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
そして、時の輪が閉じる。 2011年の「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」から始まる、リブート版新三部作完結編。 本作のキャッチコピーは、「そして、猿の惑星になる」という大胆なもの。 要するに、物語の結末は昨今流行のパラレルワールドにはならず、人類は滅び、猿たちが地球の支配者となる旧シリーズ第一作へと繋がると、明確に言い切っちゃってるのだ。 ならば、前作「猿の惑星:新世紀(ライジン...... [続きを読む]

受信: 2017年11月 1日 (水) 21時55分

» [映画『猿の惑星:聖戦記』を観た] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭]
☆・・・派手なアクション要素もある、非常によく出来た、人間vs猿の種族生き残り闘争の物語。  これは、古今東西の歴史で見られる民族紛争と同じテーマでもあるからして共感も得られるのだろう。  虐げられし民族が、権利を手に入れようとする物語である...... [続きを読む]

受信: 2017年11月 8日 (水) 00時29分

« 湘南1-0勝利で、昇格に王手! | トップページ | 下北沢のエイト・バーガーズ »