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2017年11月26日 (日)

「火花」:原作がそうだから、しょうがないけど

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映画『火花』には花火の映像が色々と出て来ますけど、「花火」じゃなくて「火花」ですからね(漫才コンビの名が「スパークス」ですし)。

又吉直樹の原作は芥川賞を取った時に『文藝春秋』で読みましたけど(ネットフリックス版が観ておりません)、映画版はかなり原作に忠実。遺漏なく取りまとめた感じです。板尾創路監督もそつなく、オーソドックスな映画らしい作りに仕上げています。

359721_003ただ、(原作がそうだから、しょうがないのですが)どうにもダウナーで重いのです。又吉の個性も板尾の個性も、暗くアーティスティックに突き詰めていくタイプなので、その相乗作用でどうにも窮屈で風通しの悪い作品になってしまいました。延々と深刻な話をゆっくりしている場面も多く、ちょっとしんどいです。映画としては、もう少し軽みとかテンポの良さが欲しいところです。お笑いを神格化し過ぎている気がするんですよねー(原作がそうだから、しょうがないのですが)。

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菅田将暉と桐谷健太という主演コンビは、柄に合っているし、悪くないです。でもむしろ桐谷の相方役の三浦誠己が、リアルないい味出してましたねー。 それにしても、菅田も桐谷も大阪府出身なんですね。配役の重要なポイントだったのかも知れませんね。

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クライマックスと言えるラスト・ステージの場面は、かなりウェット。それ以後の展開もかなりウェット。まあ、でもしょうがないですね。原作がそうなのですから。

エンドロールに流れる『浅草キッド』は、歌詞に「仲見世」とか「くじら屋」とか「浅草」とか出て来ちゃうので、この吉本世界との違和感を感じてしまいました(若手芸人の苦労ソングなので、使いたくなるのはわかりますが)。これは原作とは関係なしに、首を傾げた部分です。

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コメント

大江戸時夫さん、TBありがとうございました。

gooの勝手な事情でTBお返しすることができません。
アドレスに『火花』のURL入れておきますので、
今後とも宜しくお願い致します。
この作品、原作が先だったので、イマイチ入り込めない自分が居ました・・・。

投稿: cyaz | 2017年11月27日 (月) 12時41分

cyazさん、コメントありがとうございます。
そーかー。 goo、困ったもんですね。
ま、大抵の映画って原作読んでると物足りなくなっちゃうってもんですけど・・・。←だからこそ、まれに例外があると嬉しいですけどね。

投稿: 大江戸時夫 | 2017年11月27日 (月) 21時45分

原作読みたかったけど、結局読まず・・・
重苦しいけど、結構楽しめました。
もうちょっと暗くてもよかったくらいw
TB廃止につき、今後はなるべくカキコに来ます♪

投稿: kossy | 2017年11月27日 (月) 22時01分

kossyさん、ありがとうございます。
うーん、gooブログやら何やらと、どんどんTBなしになっちゃてますね。
よろしければ、ココログとかに乗り換えてくれないかなあなんて思っちゃいます。

投稿: 大江戸時夫 | 2017年11月27日 (月) 23時22分

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