« ベルマーレの今季最終戦 | トップページ | 「猫が教えてくれたこと」:ネコのいる幸せ »

2017年11月20日 (月)

「バリー・シール アメリカをはめた男」:若くて軽くて凄いこいつ

361148_001

映画『バリー・シール アメリカをはめた男』は、事実に基づく映画化ってことにぶっ飛んでしまいます。事実は小説より奇なりですね。 それぐらい破天荒なお話を、1970~80年代の時代色たっぷりに、トム・クルーズ主演で描く娯楽作。監督がダグ・リーマンなだけに、チャキチャキと小気味いい展開で進みます。

361148_008
トムくん(と言っても今55歳ですけど)が軽薄なスマイルを振りまきながら、色々とやらかしてくれます。この腰の軽さ、重みの無さがスゴイですね。容姿の若さもすごいけど、それ以上に性格や行動が(と言っても映画のキャラクターですけど)メッチャ若い、奇跡の人です。

361148_003

ただ、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観ても、『インヒアレント・ヴァイス』を観ても感じることですが、時代の狂騒を描いた作品って、観てて疲れるというか、しんどいです。更に言えば、その割にはあまり面白くありません。本作もそれらの列に連なるものでした。主人公に共感できないってのも、皆同じですしね。

361148_007

でも一番悪いのはアメリカって国。そこらへんの告発を(ブラックユーモアにくるみながらも)発信していくあたりが、骨のあるダグ・リーマンなのであります。

それにしても、あの札束の呆れるほどの量には唖然、茫然でありました。そんなに多過ぎて隠し場所に苦労するぐらいなら、もらってあげたのに・・・。

|

« ベルマーレの今季最終戦 | トップページ | 「猫が教えてくれたこと」:ネコのいる幸せ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/42098/72265170

この記事へのトラックバック一覧です: 「バリー・シール アメリカをはめた男」:若くて軽くて凄いこいつ:

» バリー・シール [映画的・絵画的・音楽的]
 『バリー・シール アメリカをはめた男』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。 (1)トム・クルーズの主演作ということで映画館に行ってきました。  本作(注1)の冒頭では、ジミー・カーター大統領の演説(注2)のシーンが入って、「Based on true story」の字幕。  次いで、時点は1978年。  TWAの旅客機のコックピットの操縦席に、パイロットのバリー・シール(トム・クルーズ)が座っています。  退屈しきったバリーは、隣の操縦席にいるパイロットが寝込んでいるのを見て、自動操縦のスイッ... [続きを読む]

受信: 2017年11月21日 (火) 05時19分

» 「バリー・シール/アメリカをはめた男」☆実はハメられた? [ノルウェー暮らし・イン・原宿]
そもそもコントラ事件に関して知識がなかったので、途中からCIAって何!?CIAと名乗っているのは嘘で、実は悪い組織なんじゃ??とやや混乱気味。 いずれにしてもバリー・シールは『アメリカをはめた』んじゃなくて、ハメられたのでは??... [続きを読む]

受信: 2017年11月22日 (水) 10時53分

» バリー・シール アメリカをはめた男 [象のロケット]
1970年代、冷戦下のアメリカ。 大手民間航空会社のパイロットとして何不自由ない暮らしを送っていたバリー・シールは、その操縦能力を買われ、CIAのエージェントからスカウトされた。 CIAの極秘作戦のために偵察機で敵の写真を撮影する一方で、伝説の麻薬王パブロ・エスコバルらにスカウトされ、麻薬の運び屋にもなってしまう…。 実話から生まれた、“ヤバすぎる男”の人生。... [続きを読む]

受信: 2017年11月22日 (水) 12時53分

» 映画 『バリー・シール アメリカをはめた男』 [こみち]
nbsp; nbsp; nbsp; nbsp; nbsp; nbsp; nbsp; JUGEMテーマ:映画館で観た映画 nbsp; nbsp; nbsp;  『バリー・シール アメリカをはめた男』という題名は nbsp; 『バリー・シール アメリカに翻弄された男』といったほうが nbsp; ... [続きを読む]

受信: 2017年11月23日 (木) 11時41分

« ベルマーレの今季最終戦 | トップページ | 「猫が教えてくれたこと」:ネコのいる幸せ »