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2017年11月21日 (火)

「猫が教えてくれたこと」:ネコのいる幸せ

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映画『猫が教えてくれたこと』は、トルコのイスタンブールの街を舞台にした猫ドキュメンタリー。とにかく79分間、美しい映像の中のかわいいネコたちを堪能できる作品です。

 

そして、見事にイスタンブールの街の魅力を描いた映画にもなっています。優秀な観光映画でもあるんじゃないかしらん。そして、トルコってやっぱり「ヨーロッパ」なんだなあと思えます。中東らしさも多少はありますが、基本ヨーロッパに見えますよね。まあサッカーなんかじゃ、ヨーロッパ地区に入ってるわけですし。

 

 

 

 

 

映像のクリアーさ、色のキレイさが圧倒的です。空の青、海の藍、屋根のオレンジ・・・。そしてネコのアップ。ネコの真ん前での移動撮影。ネコ目線のローアングルなど、撮影面でもネコ仕様の映画なのです。うーん、これなら3Dで観てもいいかもしれないですね(本作は2Dですが)。

 

 

 

 

 

ネコたちのバリエーションも、茶トラあり、白黒ブチあり、グレーあり・・・と、バラエティに富んでいますし、妙なブサイク系はいなくて、みんなカワイイ系なのです。だから、ひたすら「あー、かわいい」と思って観ていればいいのです。

 

 

 

ネコを取り巻く人々が、みんな穏やかでピースフルです。ネコが人間の心をリラックスさせ、癒してくれるのでしょうね。飼い猫ばかりではなく、野良猫も地域猫もいますけど、ネコたちは街の人々と良い関係を築いているようです。心のゆとりがあるからネコとうまくやっているのか、ネコとうまくやっているから心にゆとりができるのかは、ニワトリとタマゴですけど、いずれにしても幸せな時間と幸せな光景がここには流れているのです。

 

 

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