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2017年11月14日 (火)

「おじいちゃん、死んじゃったって。」:ドイヒーな人々


映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』は、アップデートされた『お葬式』(伊丹十三)って感じなのかと思いきや、うーん、レベルが違いますね。ちょっと、いや、かなり期待はずれでありました。だって、出て来る人物、出て来る人物みんなウザくて、共感も何もあったもんじゃありませんから。人間嫌いの人たちが作った映画なのかと思っちゃいましたよ。

 

 

 

そもそも大江戸がこの映画を観ようと思った最大要因は岸井ゆきの。彼女は『友だちのパパが好き』『ピンクとグレー』あたりから好きなのですが、本作でもまずまず良い味を出してはいました。ところどころキャラに無理が出ておりましたが。 でも問題は、周囲の人々。「この愛すべきろくでもない家族」ってのではなく、単に「ろくでもない家族」なので、まいっちゃいます。ダメさに共感ができず、ひたすら重いのです。

 

 

 

中でもひどいのが、岩松了演じる長男。暴君であり、卑小であり、邪悪であり、自分だけが正義であり・・・こういう人がそばにいたら、たまりませんね。

 

そんな人たちのエピソードが、単発的に、脈絡なしにつながっていきます。いや、つながらなくって、「巻の順番を間違えた??」かと思ったぐらいです。現在のデジタル上映では、そんなことあり得ないのですが・・・。

 

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なんか「それらしい」場面はあるのですが、「それらしい」だけで、一本の映画の中で有機的に生かされていないし、既視感だけあって重みがないのです。 これでは「家族とか親戚とかって、いやだね、面倒だね」という悲観にしか至りません。観ていて、イライラしてしまいました(この人々に対しても、この作品に対しても)。インドへのこだわりも、ほとんど謎ですし。

 

えらく喫煙度合いの高い映画で、誰かがしょっちゅうタバコを吸ってます。このご時世に珍しいですね。なぜなんでしょう? まさか、お線香の代わりじゃないですよね?

 

 

 

 

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