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2017年12月20日 (水)

「KUBO クボ 二本の弦の秘密」:のんのトークショー付き上映

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新宿バルト9で映画『KUBO クボ 二本の弦の秘密』のトーク・イベントがあるというので、仕事帰りに駆けつけました。「のん」さんが登壇するとの情報を知って、発売直後に座席を押さえておきました。

この作品が大好きだという のん は、赤のポップな振袖で登場。『KUBO』の世界観に合わせての和服だそうですが、なんかちょっと篠原ともえ(お友達なんですよね)入ってました。

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いつもテレビで見るような独特の間だとか、天然ボケだとか、不自然なリアクションとかで、相変わらずハラハラさせてくれちゃいます。 この手のイベントにしては珍しく、撮影タイムにはプレス以外の観客も撮影OK、SNS等の使用OKってことになっておりまして、喜んで撮らせていただきました。

のんファンの大江戸ですが、ナマで見たのは初めてです。いや、めでたい。

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で、肝腎の作品(日本語吹替え版でした)ですが、これストップモーション・アニメーションなんですね。小生もこのスタジオライカの作った『コララインとボタンの魔女』は観ましたが、それと較べても長足の進歩。あのストップモーション・アニメ特有のカクカク感がほとんど無くて、「これなら普通のCGでいいじゃん」という疑問が浮かんでしまうほどでした。

日本が舞台ですけれど、日本だけではなくて中国風や韓国風も含めた東洋世界。三味線とその弦に凄いパワーが宿っているあたり、カッコイイですね。

ただ話自体はさほど面白いものでもなく、結構眠くなったのも事実。 で、一番素晴らしかったのはエンド・タイトル・シークェンス。江戸期を中心とした日本の美をあれこれと紹介し、そこに流れるのが三味線をフィーチャーした“While My Guitar Gently Weeps”(ビートルズ曲のカヴァー)。これがえらくカッコ良かったっす!

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受信: 2017年12月21日 (木) 23時56分

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三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操る少年クボ。 闇の魔力を持つ祖父・月の帝に狙われた彼は、片目を奪われ、父親を亡くし、更には母までも亡くしてしまう。 クボは月の帝と戦うことを決意し、厳しいが面倒見のよいサル、ノー天気なクワガタの姿をした元ニンジャ侍と共に旅に出る。 戦いに勝つためには、3種の武器が必要だった…。 アニメーション。... [続きを読む]

受信: 2017年12月22日 (金) 09時28分

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