J最終節の逆転劇;川崎の初タイトル!
Jリーグの最終節には、これまでも様々なドラマが生まれて来ました。今日のJ1最終節で、川崎フロンターレが悲願の初優勝を果たしましたね。前節までの首位鹿島と勝ち点差2位で迎えた最終節。結局川崎が勝って鹿島が引き分けたので、勝ち点で並び、得失点差により川崎が優勝と決まりました。これまで準優勝を山と重ねたチームの初タイトル。ようやくシルバー・コレクターからの脱却です。
まあここのところアントラーズの第何次かの黄金期でしたから、J全体の事を考えると、こうなって良かったと思います。 それよりも、37歳の中村憲剛が初めてタイトルを獲得出来て、本当に良かったですね。夜のNHK-BS『Jリーグタイム』で、「これだけ何回も2番目ばっかりで、タイトルを獲れないのは自分のせいじゃないかと悩んだこともあった」と語っていましたが、重い言葉です。試合でも優勝が決まった瞬間に、ピッチに突っ伏して顔を上げられませんでしたもん。良かったね、ケンゴ。
でもまあ、私は3日前の試合で川崎が浦和を下した時から、いや、その前から結構こうなるんじゃないかと予測しておりました(後からなら何とでも言える、って言わないでね)。最終節に関して言えば、川崎が降格の決まった大宮にホームで勝利するのはほぼ決まり。そうなると鹿島は、勝てば優勝、引き分けか敗戦だと川崎が優勝となります。つまり3つの道の内、2つは川崎優勝ってことになるのです(大江戸理論)。しかもプレッシャーのかかる中、相手はジュビロ磐田ですもん。往年のJの頂点を競った両雄の対決、しかもJ2落ちを経験して、今はまだ再建途上で鹿島と差がついてしまった磐田としては、意地の見せ所でしょうからねえ。確かに頑張りました、ジュビロ。
優勝セレモニーで、Jリーグのプレゼンターは原博美さんでした。つまり、村井チェアマンは鹿島の試合(ヤマハ・スタジアム)に行っちゃってたんでしょうね。で、優勝シャーレもそっちに行ってたのでしょう。渡されたのは、シャーレの絵の入ったパネル! それを頭上に掲げても・・・サマにならねーっ!! しかもあろうことかその後、憲剛たちが掲げたのはシャーレ代わりの風呂桶!! いくらお風呂イベントを数々手がけているお風呂ンターレだとは言え、ひえ~、ドイヒーだー。ポンコツだー。笑っちゃいました。
フロンターレ、今期は9位まで落ちたこともあったのに、終盤の15試合負けなしでまくりました。家長が抜けた大宮は降格して、家長を獲った川崎が優勝。大久保が抜けた川崎が優勝して、大久保を獲ったFC東京は13位。うーむ、色々ありますね。 長谷川アーリアジャスールが、昨年は湘南、今年は大宮と「降格請負人」になっちまってるってのもありまして・・・。
さあ来年はベルマーレもまたJ1復帰です。1つでも多くの勝ち点を積み上げる、勝負へのこだわりを見せてもらいたいものです。
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