のん、KAIWAフェス@恵比寿
28日夜、恵比寿ガーデンプレイスのThe Garden Hallで催された『のん、KAIWAフェスVol.1 ~音楽があれば会話が出来る!~』に参戦しました(先日の調布のシネコンでの朗読劇はチケットが外れましたけど、こっちは当選したんです)。のんをメインに、銀杏BOYZ、サンボマスター+ゲストの堀込奉行さん(元キリンジ)の出演。
もともとは「こんなの2時間ぐらいだろう」と思っていたのですが、まさかの3時間半! 疲れたー!!(ワンドリンクのエビスビールを飲んだだけだったしーー。)
珍しくもオンタイムで7時きっかりにはじまったライブなのですが、だいたいの配分でいくと、堀込30分、銀杏BOYZ1時間強、サンボマスター1時間弱、のんシガレッツ(のんちゃんの女子バンドです)50分程ってところでした。しかも大箱のライブハウス扱いなので、スタンディング・オンリーの立ちっぱなし(開演前からだと4時間近く立ちっぱなし)。途中から結構腰に来てました。おまけに空調が寒くて大変でした。開演前に係員のアナウンスで「場内は暑くなるので・・・」と言っていたから服類はみんなロッカーに預けたのに。しくしく。動き続けていても寒かったんだから。
オープニング及び各アーティストの幕間(楽器セッティングタイム)には、ステージ横のDJブース(ラジオ局のスタジオを模したもの)で、のんと出場アーティストがおしゃべり。このトークが、いやー、弾まない弾まない。のんさんのMCが、基本的にいつものゆるゆるの調子なので、あまりのグダグダぶりにあきれるやら、ハラハラするやらで大変でした。ご本人も言ってましたけど、「しゃべるの苦手」ってことで(→それで芸能界って、アリですか? それでKAIWAフェスって、アリですか?)、とにかくなかなか言葉が出て来ないのと独特の間があるんで、聞いてる方が疲れてしまいます。何か外国人が慣れない日本語で懸命にしゃべってるみたいで…。たp>
堀込さんは、『デイドリーム・ビリーバー』と、のんのCMで使われた『エイリアンズ』をのんと生ギターでデュエットしました。あ、こんな調子のフェスね・・・と思ったら、大間違い。銀杏もサンボも、自分の世界でみっちり1時間前後の演奏を行い、ファンは跳ねて、「ああ、れっきとしたフェスなんだなあ」って感じでした。
で、トリに登場したのんシガレッツは、『スーパーヒーロー』になりたいのシングル盤に収録されている4曲と、新しい自作曲、そして1月1日発売のニューシングル『Run!!!』とそのカップル曲を披露しました。のんの衣装はスーパーヒーローってことで、マーベルか何かのスーパーヒーロー的な全身タイツ+マントのやつ。3人のバンドメンバーも、それに合わせた衣装。 ステージから12~3mぐらいの距離で、演奏し歌う生のんを見ましたが(上半身しか見えませんでしたけど)、いやー、良いです。ロックしてますし、伸びやかなボーカルも堂々と素晴らしく、ギターも見事に弾きこなしてカッコ良かったです。ただ、曲の間のMCが例のごとくゆるゆるぐだぐだで、ロックに上がった気分が一挙に融解するという、まさにのんワールド。
そしてアンコールではのんの『タイムマシンにお願い』に、堀込、銀杏、サンボも参加して合唱(全員お揃いの、このフェスなのTシャツに着替えて)。みっちり210分の濃い時間が終了しました。
いやー、疲れたー! 寒かったー! しんどかったー! 腹へったー! のど渇いたー! のんさんヘンだったー! でも素敵だったー!!
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