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2018年1月21日 (日)

「ジオストーム」:中学生レベルの脚本なんだけど・・・

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映画『ジオストーム』は、相当にバカバカしいホラ話。ってゆーか、なんか中学生が書いた脚本みたいな拙劣さでありました。要するにツッコミ所だらけ。しかもこれまでさんざん見て来たありきたりなディテールの積み重ね。まあ、しょーもない映画です。これ、ローランド・エメリッヒの右腕って人(ディーン・デヴリン)が監督・脚本の作品なんですよね。なるほどです。

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でも

頭カラッポにして観てる分には、そこそこの映像(VFX)とそこそこのアクションとそこそこのサスペンスで、特に飽きることはありません。役者が微妙に「一流半」なところも、まあディザスター・ムービーにはよくあることです(その分、VFX予算に回ってるものと考えることにしています)。

361759_005それにしても地球の天候の暴走は、『2012』を頂点にさんざんエメリッヒがやってきたことで、そのスケールには全然及びませんね。期待した銀座の件りも、ただ(大きな)雹(ひょう)がふるだけですからねえ。TVCMでもやっていた「彼氏も凍る」の件りなどは、ちょっと(バカらしくて)面白かったけど・・・。

でも隠された「陰謀」に関しては、全くリアリティがなくて、唖然としつつ脱力しちゃいます。そういう所が中学生の脚本なんですよねー。

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(以降ネタバレあり) でもでも最後にはスッキリできる仕掛けがありました。救出に駆けつけたスペースシャトルに乗っていたメキシコ人クルーの「メキシコに感謝を!」、これには大笑いでした。まさにタイムリーに「アメリカ・ファーストはダメよ」「そもそも地球環境軽視はダメよ」と訴えている映画でもあるのですが、そこに加えてトランプが「壁」問題でさんざん悪態ついてるメキシコが救ってくれたってことで。いやー、ここだけは褒めておきたい感じですね。

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コメント

こんにちは。
年明けからココログさんに全くTBができなくなってしまいました。原因は不明です。
なので、自分ではTBをしたつもりでの失礼があるかもしれませんが、その際にはご容赦ください。
作品の方ですが、「中学生が書いた脚本」ですか…それは然り。でもでも、私は逆にこういう単純でオーソドックスな展開を好きになってしまいました。
メキシコ人のフェルナンデス(でしたっけ?)の救出に、私もにやりとしましたが、そもそも彼は自信が乗った脱出用シャトルの進路をそのまま変えたのだ、ということでOK?

投稿: ここなつ | 2018年1月22日 (月) 12時56分

ここなつさん、どうも。うーん、昨年来トラックバックが異常気象のせいで(ウソ)壊滅的危機ですね。
ヘルナンデスの脱出あたりでは、私も細かい事はどうでも良くなっちゃってますので、よくわかりません。でもノー・プロブレムですね。

投稿: 大江戸時夫 | 2018年1月22日 (月) 17時19分

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