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2018年2月23日 (金)

「今夜、ロマンス劇場で」:綾瀬はるか<本田翼じゃね?

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映画『今夜、ロマンス劇場で』は、ちょっとした映画ファンなら皆さん、「ああ、『ローマの休日』と『カイロの紫のバラ』ね、と思うような、はい、その通りの作品です。そこに『また逢う日まで』とか『蒲田行進曲』とかの要素も振りかけてあって・・・。主要な舞台の一つが映画の撮影所ですし、そもそも主人公の男(阪口健太郎)は助監督です。なので、映画好きは大喜び、のはずなのですが・・・どうもそうではありませんでした。

ただ単に背景として361565_006映画や映画業界があって、そこには映画愛が欠けているんですよねー。『カイロの紫のバラ』とは、そこが絶対的に違うんですよねー。 まあ、監督もフジテレビの武内英樹さんですから、そんなに「映画愛」を謳う気も起きなかったのかも知れません。

まあ要するにいつもの「綾瀬はるか映画」ってことです。風変わりで常人離れした綾瀬はるかが、相方のイケメンさんとドタバタを繰り広げながら、ちょっと恋の雰囲気も醸しながら、めでたしめでたしで終わるという安定の作風。当世珍しくも「プログラム・ピクチャー風」と言えないこともありません。

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大江戸的には、綾瀬はるかよりも本田翼の方がずーっと上(あらゆる面で)と思っておりますので、坂口健太郎が愚か者にしか見えませんでした。まあ、それだけ本田翼が清楚に素敵な本作なのであります。

北村一輝の「銀ちゃん」(『蒲田行進曲』)的な昭和の大スターっぷりも、なかなか堂に入ってます。笑えます。

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そんなこんなで物足りなかったんですが、終盤~ラストにかけてはちょっと良かったんです。加藤剛さんがらみのあれこれで、「ほう、そう来ましたか」って感じに、ちょっと驚かせながら上手にまとめ上げてくれました。TV畑の監督さんって、やはりウェルメイドではありますね。

※ただ、昭和30年代前半の映画館がこんなにガラガラってのはあり得ないことではないでしょうか? TVが登場しても、まだまだ映画館隆盛の時代だったはずです。

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