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2018年3月30日 (金)

ヴィザヴィの特撰バターケーキ

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新宿・京王百貨店の催事で先日ゲットした『特撰バターケーキ』。小ぶりなのに税込1,620円とお高め。福岡県に数店舗を構える「ヴィザヴィ」というケーキ屋さんの商品です。

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見てください、これ。銀紙が示すように、大きさも重量などの感覚も、ほとんどバターみたいなのです。

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で、天地のみならず、カステラ生地の間の2層にもバタークリーム! いやー、見事なもんです。商品名は「バターケーキ」ですが、これはいわゆるバタークリームケーキの中でも最高峰と言えるのではないでしょうか? 高級な「カルピスバター」を使っていると書いてありました。濃厚で塩気もあるバタークリームの良さが、最大限に発揮されています。

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うーん、バタークリーム・ファンの大江戸にとっては、陶酔の味わいです! これなんです、うまいバタークリームって。カステラ生地とのマッチングも最高です。

高めのお値段をも凌駕する名品でした。これ、通販もやっているんですね。←まるでヤラセやアフィリエイトみたいですけど、違います。大江戸が勝手にオススメしております。

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2018年3月29日 (木)

笹塚のササボバーガー

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京王線笹塚駅そばの笹塚ボウルに併設のレストランがありまして、なかなかいい感じなんです。 先日初めて入ってみました。名物は「ササボバーガー」(はい、笹塚ボウル=ササボ。そして佐世保バーガーとの掛け合わせですね)だってんで、迷わずそいつを注文(ほかにもいろんなメニューがあったんで、実はちょっと迷いましたけど)。

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厚いビーフパティを使った本格派のハンバーガーです。トマトは普通ながら、千切りキャベツを使ってるってのが珍しいところ。きゅうりのピクルスは別添え。味付けはサウザンアイランド風の(と言っていいのでしょうか)ドレッシング(ソース?)。 うん、うまいっす。ちゃんとしたバーガーです。ドレッシング(ソース?)が偏っていたのか、途中までは随分薄味だと思って、別添えのケチャップを投入しましたが、最後の方はむしろ濃いぐらいの結構なお味でした。お肉感が十分に味わえます。

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で、ランチメニューのササボバーガーだったので、セットでサラダとスープとフライドポテトとドリンクがついておりました(安い!と言っていいお値段です)。

このフライドポテトがやけにうまかったです。写真のように、ざっくりと武骨なスタイル。あたかもプロレスラーがじゃがいもを手のひらで押しつぶしたような形をしております。揚げ色も良し。うーん、サクサク感とイモ自体の甘みが強く感じられました。いいね!

おいしさを堪能しながら、ふと気がつくと、すぐそばの席にMさんとKさんの俳優夫妻が、子連れでいらしてました。映画やテレビで見るよりも細くて、地味で、素敵な感じでした。

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2018年3月28日 (水)

「ニッポン国VS泉南石綿村」:長さの効果

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映画『ニッポン国VS泉南石綿村』は、あの原一男監督による大阪・泉南のアスベスト被害者たちのドキュメンタリー。その歴史や病の状況についても描かれますが、日本国を相手取った裁判が大きな柱となっています。映画内の時間も長大ですし、映画自体も3時間35分という長尺(15分の予告編と10分の途中休憩を入れると4時間コース)。ただ、その制作期間&上映時間の長さだからこそ描けるものもあるのです。

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制作期間の長さに関しては、その日々の中で患者たちが次々と亡くなっていく事実の積み重ねが、この事件の深刻さ、重大さを訴えます。更には、長年にわたって変化していくこの人たちの顔を見ることが、親戚効果というか友達効果というかを生むのです。描かれていることが他人事じゃなくなっていく効果があるのです。

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また上映時間に関しては、フィクションではなくドキュメンタリーなので、観客と映画内の人々とが地続きになっていきます。一般人である観客と、一般人である泉南の人々が、たっぷりとある映画の時間の中で同化していくのです。だからインタビューで延々と話していた人の死去が字幕で伝えられるたびに、「あぁー」とか「えぇー」とかリアクションする観客もいたりしました。

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群像劇的なドキュメンタリーなのですが、「人物図鑑」としての面白さがかなり大きいと思います。この人物はあの人に似ているとか、自分をあてはめるとしたらあの人タイプかなあとか・・・。相当いろんなタイプを網羅していると思いますよ。

終盤で、最高裁で勝訴した後の原告団と厚労省の役人との不毛な攻防を描いた場面には、官僚組織の非人間性に改めてあきれると同時に、仕事とはいえ役人大変だよなあと思わないわけにはいきませんでした。前線の(下っ端の)彼らに、汚れ仕事を強いているこの「システム」って、どこまで強固なんだろうと・・・(財務省の佐川宣寿氏の答弁とダブるようで)。

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2018年3月27日 (火)

日本、敗れたが光明も見えたウクライナ戦

日本代表のW杯出場選手決定前の最後の試合となるキリンチャレンジカップのvs.ウクライナ戦。1-2で敗れましたが、内容的にはマリ戦を上回るものだったので、少しは安心しました(少しは、ですよ)。

さすがに全選手が危機感を持ったのでしょう。マリ戦よりも走るようになったし、複数名で囲む守備も徹底させました。相手のリーチもマリほど“異常”に長くなかったので、その分対応できたのだと思います。攻撃も結構機能し、パスがつながり、良い形が作れていました。

この試合、割と良かったのは原口元気、槙野智章、柴崎岳、そして交代出場の中島翔哉でしょう。この4人はメンバー選考で生き残ったと思います。ある程度計算できる選手たちです。

逆に落っこちたろうなあと思ったのは、本田圭佑。やはりミスが多いし、秀でた所がなくなっています。限界でしょう。 あとサイドバックはホントに人材不足ですねえ。酒井高徳、明らかに見劣りするのだけれど、(ケガ人も多くて)使わざるを得ない状況。これは酒井宏樹の回復を待つしかないってところですね。ウッチーも結局間に合わなかったしなあ。

あと、やっぱり井手口が必要だと痛感しました。ああいうガツガツした守備からの攻撃が有効に違いないのです。W杯まではガンバに残って、市場価値を上げてから移籍すれば良かったのに…(2部リーグに移籍したのに、出場機会を失っちゃうなんて、いったい何のために!)。

でもまあ、あの頭を抱えるしかないマリ戦に較べて、だいぶきちんとしたサッカーにはなっておりました。その中で、FIFA55位の日本が35位のウクライナに順当負けしたってだけの話。過去のW杯でも、数か月前の試合で厳しい状態だった時の方が、やけに調子良かった時よりも、本大会で活躍できたりしておりますからね。そういう時って、だいたい守備重視に切り替えております(逆にそうしなくて、「自分たちのサッカーをやる」とか言って惨敗したのが、ドイツ大会やブラジル大会)。日本はグループ4番手なのですから、守備をベースにしたリアクション・サッカーでいいじゃありませんか。現実を見据えた中で、しっかり勝ち点を取ってもらいたいものだと思っております。

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2018年3月26日 (月)

チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チェリーの季節

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東京の桜(ソメイヨシノ)は、今満開。大江戸は桜の香りが大好き。で、近年ではこの時期になると、巷に桜のお菓子や各種商品が並びます。その「旬」を逃さずに買うのです。チェリーの季節を楽しむのです。

まずは『さくらマシュマロ』です。カルディで買いました。販売者は世田谷区代田の「株式会社もへじ」です。なんだ「もへじ」って?? 「へのへの」はどこ行ったんだ?

淡い桜色のマシュマロの中に、さくらあんが入っています。静岡県産の桜葉使用ってことだそうです。まあ桜ですけど、さほどの魅力は感じられませんでした。

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こちらはカルディ・オリジナルの『さくらあずきチョコ』(販売者は株式会社キャメル珈琲)。ホワイトチョコの中にレーズンって、よくありますよね。あれのレーズンをあずきに代えたやつです。甘じょっぱい桜の風味も感じられて、悪くはありません。

で、ふと気になってもう一度販売者を見てみると、どちらの住所も同一! なーんだ、みんなカルディさんってことですね。ちなみに製造者は、マシュマロが佐賀県の竹下製菓、チョコが山形県のでん六なのでした。

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さて、こちらはサントリーの『さくらんぼチューハイ』。限定出荷です。山形産「佐藤錦」を使用しております。スイートで爽やかですが、これはまあこんなもんかなって感じです。味を確かめればいいかなって感じですね。

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そして

こちらはドトールコーヒーの『桜香るホワイトショコラ・ラテ』です。上にかかっているの緑のものは、青海苔じゃなくて抹茶でしょうね。とっても春っぽい飲み物です。桜の香りや桜もち感がしっかりと漂っております。優しいお味で、おいしいですよね。

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てなわけで、桜の香りがあまりにも好きなもんで、思い立って桜のオードパルファムを買ってみました。天然成分だそうです。でもこれ、ファーストノートは全然桜っぽくないんですよ(爽やかで、悪い香りじゃないんですけど)。 ミドルノートで、かなり濃厚な桜って感じになって来ます。こちらも桜だけじゃなくて、何か混ざってますけどね。 最後に残るラストノートにも、淡い桜が感じられます。とは言え、全体的に「ちょっと違うんだよなー」感がありますけどね。

桜の香りって、本物はかなり淡いだけに、そのまま香水や香料にすると薄すぎてダメなのでしょう。難しいところです。

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2018年3月25日 (日)

「空海 美しき王妃の謎」:信心深い人は観ちゃダメ

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映画『空海 美しき王妃の謎』(日本語吹替版)は、CGたっぷりの現代的娯楽作品。「娯楽大作」と呼んでもいいスケールなのですが、一方ではキワモノ感もそこそこ漂っておりまして(何せ原題が“妖猫傳”ですから)・・・。チェン・カイコーって、こうなっちゃったんですね。

弘法大師様の若き日々を描いた作品などと思って行くと、かなり想像を外れていることは確かです。あまりにも荒唐無稽なので、真言宗はじめ仏教関係者は快く思わないのではないでしょうか。

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染谷将太演じる空海さんは、探偵のようであり、また本作の狂言回しでもあります。白楽天との間に、微かにゲイっぽい空気が感じられなくもありません。

楊貴妃に関しては、まあきれいな顔の女優さんなのですが、難しいですよね。国を亡ぼすほどの、世界の三大美人に挙げられるほどの圧倒尾的な美しさとなると、いくら美人さんが集まっている映画界とはいえ、説得力を持って演じられる人などまずいないでしょう。ハードルの高すぎるお題なのです。

361111_007_2CGは使い過ぎなほど使いまくってますが、黒猫の動きとか結構雑な仕事も目立ちます。現在の世界トップレベルのCGとは言えませんよね。 その一方、セットなどの美術は素晴らしかったですよ。「汚し」なども含めて、上質な仕事をしているのがわかりました。衣装も良いですね。 こんなんだったら、中国の映画はCGに頼らないで、物量ガンガン、人海バンバンで、昔ながらの映画作りをしてくれた方がいいのに。その方が世のため人のため映画のためだと思うんですけどね。

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まあ序盤に危惧したほどのトンデモ映画にはなりませんでした。後半は歴史大作(奇想天外ではありますが)としての風格さえ(少しだけ)漂っておりました(少しだけですよ)。

それにしても阿部寛の阿倍仲麻呂って、・・・名前で選んだのでしょうか? 当時の日本人に見えないこと著しいです。彼の乗った遣唐船が渦潮に巻き込まれて、プハーッっと顔を水面に出すとローマ風呂! なんてのが良かったなあ。

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2018年3月24日 (土)

「リメンバー・ミー」:ガイコツが、みんな違って みんないい

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映画『リメンバー・ミー』(字幕版)は、ディズニー/ピクサーの良質な新作。アニメーションも世界中いろんな国が舞台になりますが、中米ってのは珍しいですね(黄泉の国の方はよくありますけど)。何せオープニングのムービー・ロゴにかぶる『星に願いを』がメキシコ音楽の編曲なのです(エンディングのディズニー城に、やはりメキシコ音楽がかぶっていました)。 でも主題歌『Remember Me』に関して言えば、予告編で聴いていたシシド・カフカ&スカパラのポップでドラマティックなバージョンは流れて来なかったので(まあ吹替え版とは違いますから)、正直物足りない感じがいたしました。

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メキシコって、なんか下町人情的なテイストがあったりして、背も低くて、日本と相通じるものがあるような気がします。ましてや「お盆」に通じる「死者の日」をめぐる物語ですしね(『丹波哲郎の大霊界』みたいにカラフルでもありますしね)。

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黄泉の国の場面では、全ての登場人物(除・ミゲルくん)がガイコツなわけですが、ガイコツをこれだけ千差万別の魅力的なキャラクターに仕立て上げたワザは、もう流石と言うしかありません。お見事です。ミゲルくんのガイコツ・メイクの件りも楽しいです。

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中盤に多少中だるみがあるものの、最後まで感心しながら面白く観られます。終盤は予定調和とは言え、しっかり泣かせてくれます。

それにしてもオープニングでこの映画の原題が“Coco”だとわかった時には、ちょっと驚きました。シャネルの伝記かよっ!

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本作の併映短編は、『アナと雪の女王/家族の思い出』。短編と言いつつ、異例の22分もあります。小生も好きなオラフが大活躍します(雪山滑走シーンの凄さ!サウナ・シーンの笑い)。 全体としてはまあそんなにスゴイ作品ではありませんが、軽いお楽しみとしては及第だと思います。

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2018年3月23日 (金)

日本、マリ相手にやっとこさ同点

日本代表のW杯へ向けての選手選考マッチともいえるマリ戦 in ベルギー・リエージュ。代表の面々はロシアW杯で着用するという淡いグレーのアウェイユニフォーム(青色を全く使っていないのが話題)を身に着けます。

なんとも情けない試合ではありました。W杯に出場しないマリに対して、そのフィジカルにびっくりしたような状態。なにしろ脚のリーチが長くて、未体験ゾーンっていう印象でした。そんなこんなでやたらとインターセプトされたり、パスがつながらなかったり、緩いパスをかっとされたりで、いつもとは勝手が違っていました。更には選手たちのプレイに積極性があまり無くて、どうにもこうにも決定機を作り出せない試合でありました。

その状態は、後半になろうが選手交代をしようが一向に改善されず、キャプテン長谷部までミスが目立つようになっては、ハリルホジッチが頭を抱えるのもむべなるかなです。

右サイドに入った宇賀神は良いプレイも見せていたのですが、気合が空回りしたのかPKを献上したりして、試験に落ちたって印象。 森岡や本田も、良いプレイはありましたが、代表入りへのアピールが出来たかというと、それほどでもありませんでしたね。負傷交代で退いた大島に至っては、運とフィジカルの無い人と言うしかありません。

良いアピールが出来たのは、アディショナルタイムの同点ゴールを挙げた中島翔哉とそれをアシストした三竿健斗ぐらいではないでしょうか。中島はドリブルや積極的なプレイで試合のリズムを変えましたし、三竿は攻守にけっこう気の利いたプレイを見せておりました。あ、あとGK中村航輔も及第点だっと思います。

なんとかかんとか1-1。まあ選手をテストすることが主目的の試合とは言え、格下相手に負けなくて良かったっていう、結構トホホな試合でした。

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カップの桂花ラーメン

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セブンイレブンに売っておりましたカップラーメン『名店の味 桂花 熊本本店』。

大昔から桂花ラーメンの大ファンである大江戸としては、気になって買ってみたのですが、うーん・・・これは桂花じゃないなー。

豚骨白湯スープにニンニクの効いたマー油ってあたりは確かに桂花スタイルなのですが、まずは麺が違いますよねー。てらっとつるんとしたスタイルの麺、桂花のとは根本が違いますよね。 そしてスープの味もやっぱり違うのです。マー油も焦げ過ぎ、主張し過ぎでして。うまいことはうまいんだけど、いつまでも飲んじゃうことは飲んじゃうんだけど、でも桂花じゃないっすねー。

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ただ気になるのは、わざわざ「熊本本店」って書いてあること。熊本本店には行ったことが無いだけに、「もしかしたら東京のお店と味が違うのかしらん?こんな味なのかしらん??」と思った次第。

どうなんでしょう、サッポロ一番さん?

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2018年3月22日 (木)

「展覧会 ポスターでみる映画史Part3 SF・怪獣映画の世界」

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京橋のフィルムセンターに行って、『展覧会 ポスターでみる映画史Part3 SF・怪獣映画の世界』(~3/25)を観ました。1月4日からやっていたというのに、閉幕ギリギリで訪れるというアドベンチャラーぶりです。

邦洋のSF・怪獣映画のポスターと一部資料を総計117点集めての展示。各章のタイトルは「SF映画の古典から」「キューブリックの登場」「ヨーロッパ産SF映画」「新時代の幕開け-『スター・ウォーズ』の時代」「SF映画の世界征服」「国産SF映画の興隆」「ゴジラは吼える」「本多猪四郎の世界」「“怪獣”花盛り」「1970年代以降の国産SF映画」。ねっ、面白そうでしょ。

で、やっぱり面白いんです。この分野って、変なポスターができることも多いし、もちろんカッコいいポスターができることだって多いし、それを1927年の『メトロポリス』から2004年の『ゴジラ FINAL WARS』まで、80年近くのレンジで、しかも日本、海外取り交ぜて展示してくれているのですから。

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会場内に2カ所だけ、撮影OKエリアがありました。そのうちの「古典」エリアで撮った写真がこれ。『原子怪獣現わる』とか『海底二万哩』とかのポスターが展示されてます。各作品のキャプションも、まずまず読ませてくれます。

やはりキューブリック(特に『博士の異常な愛情』の立て看板用ポスター)・コーナーと怪獣コーナーには興奮しましたね。『キングコング対ゴジラ』や『モスラ』のポスターは特大版で、そのデカさにびっくり! そして大江戸は、『ガメラ』シリーズが大好きなのです。

こんなに楽しいのに、Part1(西部劇の世界)と2(ミュージカル映画の世界)を観逃していました。それが何とも残念です。まあ、SF&怪獣映画の方が小生にはなじみ深いので、どこまで楽しめたろう?ってのはありますけどね。

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2018年3月21日 (水)

「素敵なダイナマイトスキャンダル」:猥雑で緩い時代の空気

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映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』は、昨年公開の『南瓜とマヨネーズ』がなかなか良かった冨永昌敬監督の新作。'70~80年代の空気をたっぷり味わせてくれる2時間18分です。やや長めですが、飽きませんよ。伝説の編集者=末井昭(篇中にもカメオ出演してました)の破天荒な半生を、その母のダイナマイト心中エピソードと共に描き、飽きさせません。面白いです。笑えます。

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ノスタルジックな昭和後期の時代再現は努力賞ものですが、それのみならず時代の空気--ハチャメチャさや猥雑さや緩さや自由さ--をしっかりと表現しているのが、本作の良さ。空調がまだ整っていなかったり(やたらと暑かったり)、そこら中タバコの煙で満ちていたり、もちろんケータイなんて無かったりといった時代の空気をしっかり感じさせているのです。いろんな匂いがする映画です。

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そして、こういう独特の分野で一時代を画した人の伝記的物語って、アメリカ映画にはよくあるんですけど、日本には意外と無いですよね(そうか、この映画「日本版『ラリー・フリント』と言えるのかも)。

末井昭を飄々と演じる柄本佑は、そのうさんくささや狂気の影を含めて好演でした(まあ、いつも通りとも言えますが)。 脇では、松重豊さんが面白かったなあ。

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エンドタイトルに流れるデュエット曲が、なんと尾野真千子&末井昭の歌によるものだったのでビックリ! (末井さんはともかく)尾野さん、なかなかいいですよ。

ラストシーンのその後も見続けたかった感じです。

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毎度おなじみ、テアトル新宿のロビーにあるショーウインドウ内の出演者の衣装展示。今回は向かって左が柄本佑、右が前田敦子のです。で、バックには『写真時代』などのページが貼られておりました(ヤバそうなところにはマスキングテープが貼ってあったりして)。で、下の方にはダイナマイトが数本転がっているという芸の細かさであります。

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2018年3月20日 (火)

「苦い銭」:延々と撮るから、見えて来る

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映画『苦い銭』は、極北ドキュメンタリーを連打するワン・ビンによる、またしてもの問題作。今回は、中国・浙江省の縫製工場(というよりは工房程度)における出稼ぎ労働者たちの苦しい日々を追っていきます。主人公は一人ではなく、何人かの老若男女を描き、その果てにこの町の全体像が見えて来るのですが、それは世界ともつながった問題なわけで、そこらへんはさすがだと思います。

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何かドラマティックなことが起こるわけでもない2時間43分を、飽きずにしっかり観ることができます。それはやっぱり「人間の面白さ」ってことなんでしょうねえ。 小生が一番気に入ったキャラクターは、45歳の小太りの男。この人、ミシン速いんだよねー。見事な技術を持ったベテランのおっちゃんです。こういう人が服を作って、世界のアパレルやファッションって成り立っているんですねえ。おしゃれ服を縫っているのが、上半身裸の小太りおっちゃんですもんねええ(これ見たら、買わないって女性がいるに違いありません)。

362602_003また、延々と、長過ぎるぐらいに撮ってるからこそ、見えて来るものってあるんですねえ。暴力亭主との夫婦喧嘩の描写なんか、最初のうちは完全に旦那の方が悪いとだけ思っていたのですが、延々と見てるうちに、愛とかなんとか不可思議なものまで見えて来ます。終盤にもう一度登場する時なんか、よりが戻って、ああ「割れ鍋に閉じ蓋」だったんだねえと思えるようになってます。 縫製の作業場で、酔っぱらった中年男が若い女性工員にからんでちょっかい出すあたりも、長々と撮ってるから、複雑なものが見えて来ます。

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それにしてもヴェネチア映画祭で、この作品が「脚本賞」を獲ったって・・・、それゃあないんではないでしょうか? 世の中の脚本家たちは怒るでしょう、これ。

それよりもやっぱり凄いのは、こんな近くにキャメラがあって撮影してるってのに、みんながここまで撮らせてくれてるってこと。撮られちゃ体裁悪い場面も多いのですが、我々は目にすることが出来ています。 「迷惑料」的にお金が払われたなんてことがあるのか無いのか? 気になる所ではあります。

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2018年3月19日 (月)

「ちはやふる 結び」:有終の美

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映画『ちはやふる 結び』は、『上の句』『下の句』という2部作公開以来約2年ぶりの完結編。見事に面白く盛り上げてくれた『上の句』と、グダグダとスローダウンして評価を下げてしまった『下の句』に続くだけに、どうなるかと思いましたが、きちんとV字回復で、『上の句』のレベルに戻しました。スポ根ものとして、恋愛ものとして、青春ものとして、十分に面白い安定の仕上がりとなっています。

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馴染みの面々を見ると安心しますし、ちょっと懐かしい感じ。で、そこに化学変化をもたらす新キャストもいます。中でも孤高の天才(変人)周防役の賀来賢人! あれ、この人こんなに良かったっけ?と思うほどの好演(一部怪演交じり)。やけに声が小さいこととか、突然泣き出したかと思えば豹変するとか、ムダなほどカッコイイこととか、どうにもヘンで素敵です。彼にはこの路線を極めてもらいたいと思います(そこに勝機があるのではないかと・・・)。

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今回、出番は多くないし、葛藤もあまり無いのですが、広瀬すずは頑張ったと思いますよ。むしろ狂言回し的に、周囲を生かしています。

かるたの試合の興奮や緊迫感を捉える見事さは、これまで同様かこれまで以上。その他の日常描写もいいんですよねー。小泉徳宏監督、なんだか王道です(決して「キラキラ映画」には堕さないというか・・・)。 三部作作るんなら、こう作れっていう模範のようでもありますしね。

361794_015エンドタイトルバックの出だし部分は(たぶん写真から起こした)水彩画風の主人公たち。とても美しいタッチと気持ちの良い色彩で、省略と余白が効いていて、これは素晴らしかったなあ。 続いて、いつもの和風ポップなタイトルバック。これ、デザイン的にも色彩的にも大いに評価できると思います。クール・ジャパンです(パフュームの曲との相性もいいし)。

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2018年3月18日 (日)

湘南いいとこ無く、FC東京に敗戦

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味の素スタジアムでのJリーグ第4節、FC東京vs. 湘南ベルマーレ。ゴール裏のアウェイ席後方で観戦。

湘南は梅崎司がリーグ戦初スタメン。でも特に印象に残るプレイが出せぬまま55分にピッチを後にしました。

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2016年シーズンにFC東京に在籍したGK秋元は、盛んにブーイングを受けておりました。

さて前半は0-0。そして後半になったとたん、ディエゴ・オリベイラに個人の力量でズドンとゴールを奪われてしまいます。あれはいくら秋元だって、防げません。結果的にはこの1点で負けました。

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まあベルマーレも4試合目にして今季初の敗戦ですから、頑張ってはいるわけですが、うーん、今日の東京は全然怖くなかっただけに・・・。てなわけで非常にフラストレーションのたまる試合というか、「シュート撃てよ!」って感じ。今日のシュート数はたったの2本だったそうで、それじゃあ勝てません。

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FC東京がかなり球際激しく競って来たってこともありますが、中盤でボール奪われ過ぎでしょう。そして、攻めに出ても勝負しない、簡単に横パスやバックパスを出してしまう。スタイル進化中とはいえ、前へ前へ、縦に速い(はずの)湘南スタイルが全く見られないのは淋しいものです。

高山薫も、守備においてはガツガツとデュエルしていくのに、攻撃となると安全策ばっかりでいっこうにゴールに迫りません。試合後にサポーターからは、「高山、勝負しろよ!」の声が飛んでおりました。 あと大野和成がけっこうヘタだなあと思えてなりませんでした。今日はみんなダメでした。

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ちょうど(代表戦の関係で)中断期間に入りますので、チームとしてここで一回整理して、きちんと立て直してもらいたいものです。 まあ、湘南にはディエゴ・オリベイラみたいな選手がいないわけだから、じゃあどうやって点を取るかってことですよね。

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2018年3月17日 (土)

「15時17分、パリ行き」:普通の人々

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映画『15時17分、パリ行き』は、主役の3人や列車の乗客に、事件の当事者が多く含まれているということですが、観ていて全然違和感がありませんでした。まあ本人を演じるわけですから、ナチュラルになることはなるんでしょうけれど、でもそれがうまくいかないこともありますよね。本作に関しては、役者を使った普通の映画との差異は、ありませんでした。っていうか、気にならない(まあ、英語の発声のニュアンスまでは、こちとらわかりませんけど)。

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映画で描かれる「事件」は、ものの10分ほど。それだけで終わると、ピクサーやディズニーの併映短編みたいになってしまうので、そうはなりませんでしたが、じゃあ残りの時間はどうしたのか? 主人公3人が20代半ばに至るまでの人生を描き、この事件の直前までのヨーロッパお気楽旅行を描くことで、成り立たせています。あ、あと最後に事件での功労を表彰された時のホンモノ映像が使われています(ここで、本人たちが仏大統領と一緒に写っていて、もちろん本人なんで何の違和感もなし。クリントさん、これがやりたかったんだろうなー)。

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中盤、まさかの観光映画になるので、ちょっと驚きました。このゆるゆる感がリアルな日常感を演出するとともに、その後で起こる事件の緊張感を高める役割を果たしてもいるのでしょう。

普通の人、ちょっとダメな人が、ヒーローになれるんだよ、いやむしろヒーローって普通の人がある時突然なっちゃうものなんだよという、この映画の視点とメッセージ・・・いいですね。

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大江戸はその昔、都営浅草線車内で刃物で切りつけるケンカがあった時にそばに居合わせたもので、刃物男の腕をつかんで押さえ、別の乗客が男の指を開いて刃物を離させ、おとなしくなった男(初老の小男でしたが)を次の駅で駅員に引き渡しました。 ね、誰だってヒーローでしょ。でも勲章はおろか何にももらわなかったけどね。

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2018年3月16日 (金)

銀座・緑花堂のシュークリーム

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しばらく前(1月だっけ?)に行きました。銀座4丁目の松屋通り沿い、昭和通りそばにできた「緑花堂(ろっかどう)」というシュークリーム専門店(と呼んでいいのかな?)です。昨年の12月にオープンしたようですね。

ぱっと見、何のお店だかわからない作りです。わからな過ぎて、通り過ぎちゃいそうです。でもテイクアウト専門で、その時はシュークリームとプチフィナンシェの2アイテムだけを扱っておりました(あ、あとコーヒーとかドリンク類はあります)。

Dsc_2265クリームたっぷりのハード皮のバニラシュークリームが350円+消費税、プチフィナンシェが100g250円+消費税と、なかなかの銀座価格です。

さてそのお値段に見合うだけのお味なのでしょうか?

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とりあえず、コーヒーの紙カップのテクスチャーはオシャレですね。なんか上質の建築みたいです。シンプルで悪くありません。

で、肝腎のシュークリームですが・・・(ちなみに小生は「肝心」よりも「肝腎」の方を好んで使っております)

_20180112_081213うーん、ハードタイプって以前からあるけれど、そんなに感心しませんねー。やはりふにゃふにゃのいわゆる「シュー皮」の方がいいなあ。そして、クリームたっぷりは良いのですが、このカスタードが色白で頼りなく、実際食べてみても薄味で物足りないのです。小生の好みは、黄色くてタマゴ感が濃厚に感じられるカスタードなもので・・・。

大江戸的には、ちょっと方向性が違うってことで、残念ぽんです。

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2018年3月15日 (木)

「聖なる鹿殺し」:とにかく嫌な感じ

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映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は、これまで『籠の中の乙女』、『ロブスター』とクセの強い異色作ばかり作ってきたヨルゴス・アンティモス監督作品。今回もクセが強くて、異色です。 それにしてもこのタイトル、長くなるのに日本語と英語の繰り返し。どうかと思います。さらに、英語の意味からすれば「聖なる鹿」殺し ですよね。「聖なる鹿殺し」ってすると、鹿を殺す行為または鹿を殺す人が「聖なる」みたいで、ちょっと違いますよね。

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最初の内は特に変だとは感じ取れないのですが、少しずつ違和感や奇妙さが蓄積されていき、それが焦点を結んだ後は、不愉快な不条理が暴走して行きます。 アンティモス監督ともう一人による脚本は、アカデミー脚本賞にノミネートされました。

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で、そんなヘンな作品なのに、キャストがやたらとメジャーです(ニコール・キッドマン、コリン・ファレルの『ビガイルド』コンビに、バリー“ダンケルク”コーガン)。おお、ニコール/コリン夫妻の娘を演じるラフィー・キャシディって、『トゥモローランド』で、大江戸がその年の「新人賞」に選んだ子じゃないですか。いつの間にこんな大きくなったのでしょう(特徴的だったソバカスは更に激しくなっておりました)。時のたつのは早いものですね。

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すんげー後味の悪いラストです。救いは無く、ひたすら嫌な感じです。その根源となっているのがバリー・コーガンなのですが、こいつの顔が無性に腹立たしい顔というか、とにかく嫌な感じなのです。ある意味凄い演技力と言えるのかも知れませんが、絶対に好意は持てません。それぐらいの不快感をばらまいているのでした。

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2018年3月14日 (水)

「ハッピーエンド」:毒気控え目

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映画『ハッピーエンド』は、ミヒャエル・ハネケ5年ぶりの新作。ハネケらしいといえばらしいのですが、らしくないところも多々あります。スマホ画面の映像を使ったり、SNSのやり取りを使ったりしているのは、まあ時代がそうだからねと納得できますけど、毒が弱い気がしてなりませんでした。ハネケ先生には、もっと気が滅入るほどの毒を期待してしまうのですが・・・。

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家族(親戚も含みます)の間の面倒くささや葛藤や秘密を、いつものように意地悪な視線で描くのですが、いつもよりさらっとし過ぎているというか、変態度少な目だと思います。

ただ時々隠せずに出現する変態風味(SNSの文面とか、カラオケで熱唱しながら狂ったような動きを見せるとか、ラストの車椅子とか)には、「おお、やっぱりハネケ」と喜んでしまうのですが、それらにしても寸止めな感じです。

362708_004その理由はやはりイザベル・ユペールが真っ当なキャラクターだってことなんじゃないでしょうか。登場人物中一番真っ当かも知れません。それじゃあ肩すかしってもんですよね。まあ、でも『白いリボン』以降、ハネケも変わったのかも知れません。カウリスマキじゃあるまいに、移民問題のエッセンスまで振りかけちゃってますし。

映像的に一番鮮烈だったのは、冒頭の定点カメラによる工事現場での壁面崩落事故。いやー、リアルでした。

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13歳(12歳)の少女が「I ★ JAPAN」というTシャツを着ている場面があるのですが、うーむ。「I ♥ JAPAN」なら「LOVE」ですけど、「★」の場合、何と読むのでしょう? 目が星になっちゃうぐらい好きだってことならいいのですけど、「hate」みたいな意味だったらいやだなあ、形からすると「爆破する」かも知れないなあ、などと気になって仕方ありませんでした。

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2018年3月13日 (火)

「ブラックパンサー」:Black is beautiful.

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映画『ブラックパンサー』を、『ピンクの豹(ピンクパンサー)』と2本立てで観たいですね←一応笑う所。

アフリカ系(というか、100%アフリカ人)の主人公とその他登場人物、アクションを含め活躍する女性たち---『ワンダーウーマン』を更に前進させて、ダイバーシティ(多様性)の時代の象徴となる一篇となっています。

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それにしても国王がスーパーヒーローだなんて、特殊ですねー。Jリーグのクラブのキャラクターの中で、湘南ベルマーレの「キングベルⅠ世」が神様にして王様という唯一無二の存在なのと似ているかも知れません(強引)。エディ・マーフィーの『星の王子ニューヨークへ行く』と2本立てにしたいぐらいです。

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まあ話としてもアクション・VFXとしてもまずまずですが、プロダクションデザイン、コスチュームデザインが高クォリティです。そして、音楽がアフリカ万歳って感じで、イケてます。

韓国の釜山でのカーチェイスがあるのですが、街中の看板などのハングル文字がとても印象的です。 この作品の中では、場所を示す字幕に使われるアフリカ的な文字も印象深いのですが、そう考えるとアフリカ文字とハングル文字って、ルックとしては近い部分もあるのかもです(象形文字と表音文字という違いにも拘わらず)。

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(以降ネタバレあり) いわば「鎖国」状態にあったワカンダ王国ですが、最後に国王は「開国」を選びます。その際の言葉が、痛烈にトランプ大統領の政策を批判していたりします。この国なんかもトランプから「便所のような国」とか言われちゃうんだろうなー。でも・・・って感じです。

国王の妹の天才科学者、日本に置き換えるなら杉咲花だなと思いました。

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2018年3月12日 (月)

YKの新たな挑戦:SUPERBEST

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あのwearerのYK氏が、(wearerは意識的に活動休止中なのですが)なんとエレクトロの活動を始めたというので、びっくらこいてライブに行って来ました。基本的にはトムソー13世くんというお方と二人でSUPERBESTというチームを組んだそうなのですが、昨日のライブにはドラムス、べース、ギター、VJ(ヴィジュアル・ジョッキー)を参加させたバンドとして登場しました。

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あ、会場は渋谷駅南口のというか、並木橋そばのCircusというライブハウス。 あのロック魂にあふれたYKがエレクトロって、いったいどうなっちゃうのかと思いましたが、結局YKはYKでした。東京で、この街で、ブルーで、君が好きで・・・、歌詞はあくまでもセンチメンタルで、歌ってもやはりYKらしいヴォーカルですし、そもそもエレクトロなのにあんなにヘドバンする奴ぁいないよって感じで(笑)。アクションがあくまでもYKでした。

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トムソーさんとのコンビ感は、あたかも(YKが大好きだという)チャゲアスのようでありました。また、女性ベーシストがかなりメロディアスな分、ギターはリズム・ツール寄りとなっておりました。ドラマーはwearerにいた彼じゃないかなあ。

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まあ、全体的に「おちゃめ」だと感じました。YKが新しいおもちゃを手に入れて、わーい!って楽しんでる感じ。それでも出ちゃうんですよねー、不変の「YK節」が。

『東京の夜が廻りだす。』のエレクトロ・バージョンも演奏されて、びっくりしました。なるほど、これはこれでアリでした(まあでもやっぱりオリジナルが偉大なのは、言うまでもありませんが)。

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帰りに2曲入りのCDをもらいました(『You and Me Song』と『あなたがすき』)。なるほど、これを聴くと、YKがやりたかったことが(ライブで聴くよりも)わかります。世界がひとつ広がった感じ。 でもやっぱりwearerのドライブ感や、ギターサウンドや、めいっぱいの感じ、泣ける感じが忘れられない小生なのであります。

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2018年3月11日 (日)

湘南、名古屋とスコアレスの熱戦

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Shonan BMWスタジアム平塚で、J1リーグ第3節の湘南vs.名古屋を観戦。3月のリーグ戦ホームゲームはこの試合のみ、ってことで行って来ました。今日は昨年からできたバックスタンド中央の指定席で観てみました。ここピッチが近くて、観やすいんです。でも忘れてました。晴れの日の夕方は西日がめっちゃまぶしいんです。今日も後半途中までずっとまぶしくて、目の上に手をかざして観戦しておりました。

 

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3.11ってことで、試合前に黙祷が行われました(もちろん観客も起立して)。湘南はホームゲーム一戦目が長崎、2戦目が名古屋と、昨年J2を共に過ごしたチームとの対戦。 で今日は結局0-0で、勝ち点1を分け合ったのですが、得点シーンが無かったにもかかわらず面白い試合でした。ベルマーレはかなり気合いが入っていて、それぞれの選手が長所を発揮して、グランパスを封じ込めました。ジョーも特に怖さは無かったです。 各選手ともデュエルでは概ね勝っていたと思います。 アンドレバイアは空中戦を制覇し、守りのみならず攻撃参加も目立っておりました。高山薫は走力を生かし、凄いファイトで攻守に奮闘しました。

 

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一方で、チームとしては決定機を作り出せなかったのが課題です。遠目からでもシュート撃っちゃえばいいのに。 後半、梅崎や野田が投入されても、敵の脅威とはなり得ていませんでした。

 

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まあ、でも開幕3試合で1勝2分けの勝ち点5で7位。まずまずの出だしではないでしょうか(ルヴァンカップの初戦も勝ってるし)。

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試合終了後に湘南・ミキッチと名古屋・佐藤寿人がユニフォームを交換しておりました(ミカはすぐに赤いの着ちゃいました)。広島で培った絆ですね。 なんだか 今年は、引き分けが多そうな予感がいたします。

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ベルマーレクイーンの皆さんも、ホームでの今年のリーグ戦は2試合目。いつものスタンド下で飛び跳ねながら、ずっと応援してくれてました。

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2018年3月10日 (土)

「blank 13」:もう35分欲しい

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映画『blank 13』は、斎藤工が難しい字の「齊藤工」名義で撮った第一回長編監督作品(短編は既に監督してます)。70分というコンパクトな上映時間です。しかも、その半分が過ぎた35分ぐらいにようやくメインタイトルが出たので、ぶっとびました。まあ、その中間地点を境に前半/後半となっているのですが・・・。

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うーん、シリアスなんだかコメディなんだか、・・・まあ両方なんでしょうけれど、どっちつかず感の方が強いです。ちょっと当惑します。後半の葬儀場における故人の思い出を語る会?の部分は、かなり笑わせてくれました(佐藤二朗!)。でもコメディ作ろうと思ってるわけではなさそうですし。なんだか不思議です。どこに向っているのか?

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冒頭に「火葬」に関するあれこれが字幕で示されるのですが、物語の方には別に火葬は絡んで来ません。じゃああれ何だったんだ?って感じです。 そもそもタイトルだって、何のことやら? 父親が家を出てどっか行っちゃってた空白期間が13年ってことのようですが、『blank 13』なんて言われてもねえ・・・。宇宙ものSFみたいな語感であります。

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それはそうと、斎藤工と高橋一生が兄弟だなんて、・・・どうにもこうにも無理です。そうは思えません。まあ二人がリリー・フランキーの息子ってのからして、なかなかなのですけど・・・。

70分っていう尺以上に、小さな、控えめな物語です。それだけに、なんだか物足りなくて、第1部、第2部に続く最後の35分を探し求めてしまう自分がいます。 松岡茉優の使い方にしたって、随分ともったいないではありませんか。

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2018年3月 9日 (金)

ナタ・デ・クリスチアノのパステル・デ・ナタ

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代々木公園そばの渋谷区富ヶ谷にあるエッグタルト専門店「ナタ・デ・クリスチアノ」。その筋では(どの筋だ?)有名な店なのですが、ランニングがてら何度か行っても、そのたびにエッグタルトが売り切れで買えなかったり、別の商品を買ったりしておりました。テイクアウトだけの、非常に小じんまりしたお店です。

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でも先日ようやく買うことが出来ました♪ 「パステル・デ・ナタ」(写真左)、それがエッグタルトのことです。生地はタルトではなくパイ(あ、だから「エッグタルト」って言わないんだ・・・)。大江戸はこっちの方が好きです。 濃厚でタマゴ感あふれるカスタード、カリッとやけたバターたっぷりのパイ生地。ちょっと温め直して食べると、もう絶品でありました。

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ちなみに写真右の商品は「エンパーダ・デ・フランゴ」。チキンのミートパイであります。素朴な味わいです。

ここの店の商品って、こういう感じのポルトガル語の長いやつが多いので、黒板見ながら注文する時に、さらっと言えたりすると快感です。

Dsc_2267で、この店のすぐそばに同じような青いファサードのこんなお店がありました。って、床屋ですよね、このねじりん棒は。でも、こののれん! 右からの「とこや」! これって、羊羹の「とらや」のリーパク・・・いや、オマージュを捧げたものではありませんか。しゃれてます。

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2018年3月 8日 (木)

バウムクーヘン2種類

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新宿伊勢丹なんかで売っているバウムクーヘン専門店「ホレンディッシュ・カカオシュトゥーベ」(なんて覚えにくい名でしょう!)のバウムクーヘンです。

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シンプルな正統派という感じ。ドイツ伝統の製法で、無添加です。良い材料使ってます。

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素朴で素敵な味です。でも、割とやわらかいですね。大江戸の好みはもっとハードタイプでして、外側のシュガーコーティングもほとんど感じられないほどの軽さ。小生には、そこが物足りないのです。おいしいけど、ちょっと違うんですよねえ。ヤワな感じがします。

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で、こちらは横浜方面に数店舗ある「ストラスブール」ってお店のバウムクーヘン『REY』。いいじゃないですか、ハードタイプですよ。外側のシュガーコーティングもしっかり。タマゴ感、バター感、スパイス感もみんなしっかりしていて、かなり好みです。

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ただ大江戸は、更にもっとタマゴタマゴしていて、バターバターしていてるのが好きで、スパイシーなやつもどんと来いなので、あと一頑張り欲しいところではあります。 及第だけど、最上ではないってところなのです。

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2018年3月 7日 (水)

ピンクのシュークリーム♪

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ちょっと前のアレですが、モンテールの『ひな祭りエクレア』です。桃の節句と言いながら、もも味じゃなくって、いちご味のクリームとコーティングです。爽やかに甘酸っぱくて、おいしいですねー。

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、姉妹品の『ひな祭りシュークリーム』です。こちらもいちごクリームですが、表面のコーティングが無い代わりに、クリームの中にいちごジェルが入っています。

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クリームの量もたっぷり。ウマウマウー! です。

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この流れで紹介しておきたいのが、これ。セブンイレブンの新製品『さくらもこ』です。わはは!さくらもこですよ。「さくらももこ」に限りなく近いのです。

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シュークリーム生地が、ほんのりさくら色っぽいのです。大きさはシュークリームよりも小ぶり。中のクリームは、桜風味のレアチーズ・クリームなのです。

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パッケージの写真を見ると、実物と違ってクリームは(桜色ではなく)黄色系で、その上に赤いジェルが乗っています。でも実際にはジェルなんて、はいっていませんでした。混ぜてピンクのクリームにしちゃったって感じ。パッケージを印刷にかけて以降の仕様変更だったのでありましょう。 舞台裏を想像すると、大変そうです・・・いやはや。でもこのクリーム、うまっ!です。実はさくら味、大好きなんです。

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2018年3月 6日 (火)

「欲望の翼」:アジアならではのカッコ良さ

T0010174映画『欲望の翼』がデジタル・リマスター版で再公開されているので、Bunkamuraル・シネマで観ました。小生はこの作品を観逃していて、初めてです。

映像と雰囲気を楽しむための映画と言えるでしょう。ストーリーがあるわけではなく、むしろ男と女の百景をスケッチしたという印象。

で、そこに出て来る香港の俳優たちがみなカッコイイのです。男も女も、堂々とスタイリッシュで、アジア人のカッコ良さってものを存分に放っています。 そこまでカッコイイですかい?って感じのレスリー・チャンも、妙にキザに&やんちゃ風に、キマッています。 でも最高にダンディーで惚れ惚れしちゃうのが、ラストに突如登場するトニー・レオン。彼の身づくろい場面の一挙手一投足のカッコ良さと来たら・・・! キザが板についてます。

闇の多いクリストファー・ドイルの撮影もカッコイイのですが、称えるべきは冒頭のタイトルバックとラストに二度出て来る熱帯ジャングルの映像。夢のような異世界感覚を漂わせ、忘れがたい映像となっています。

まあ作品全体としては、そんなに素晴らしいと思ったわけではないし、ウォン・カーウァイだったら『恋する惑星』『天使の涙』あたりの方が好きですけど、このアジアならではのカッコ良さを狙ったスタイルって貴重ですよね。あとは、魅惑のラテン・ミュージック。これがまた似合うんです。

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2018年3月 5日 (月)

「幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」:もっと洒脱であれば

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映画『幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』って、3本分みたいなタイトルですよね(原題はシンプルに“Maudie”。 『パディントン2』、『シェイプ・オブ・ウォーター』に続く「サリー・ホーキンス祭り」の1本です。

この映画のサリー・ホーキンスって、障害のある人ってところとか、深い青緑をまとっていたりするところとか、『シェイプ・オブ・ウォーター』との符合も多いのです。この人、調べてみたら誕生日(4.27)が大江戸と一緒なので、びっくりしました。

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それはともかく、やっぱりうまいぞ、ノってるぞ、サリー・ホーキンス!なのでありました。 夫(のようなもの)役のイーサン・ホークとの好対照なコンビぶりも素敵なのですが、それにしても、このイーサン、そんなに褒められた奴じゃあありませんよねえ。不器用な奴というよりも、無知な罪を抱えた頑迷な奴じゃあないですか。これで「夫婦愛」がどうたらって感想はちょっとないんじゃないかなあ。でもこのイーサンの役、30年前ならクリント・イーストウッドがもっとキュートに演じていたはずです。

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中盤以降、けっこうスローな会話場面が多くて、ちょっと退屈したことも確かです。この女性監督さん(アシュリング・ウォルシュ)、愚直すぎるきらいがありますね。大江戸の趣味としては、この題材ならもうちょっと洒脱にすらすらと描いてほしいのですが・・・。

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実話ベースの作品ですが、モードのプリミティブなフォークアート・ペインティングを、ニクソンがほそがったってのが、意外ですね。小生はちょっと家の壁に絵を描いてみたくなったりしました(やらないけど)。

1930年代に始まる物語なので、時代から言えばしょうがないわけですが、ポリティカリー・コレクトではない差別語がバンバン出ます。字幕には訳されていなかったけど、イーサンだって彼女を“crippled”呼ばわりしてます。でもそういうのって、ちゃんと翻訳すべきだと思うんですけどね。そういう時代だったわけですから。

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2018年3月 4日 (日)

「シェイプ・オブ・ウォーター」:異形の純愛映画の新たな古典

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映画『シェイプ・オブ・ウォーター』は、邦題つけるんなら『恋する半魚人』でしょうか・・・。大アマゾンのギルマンみたいな奴が、でもつぶらな瞳で結構かわいくて、まさかの幻想ミュージカル場面まで! なのに決してキワモノの怪作ではなく(それは『ゆれる人魚』)、正統派の感動作として、明日のアカデミー賞でも大本命なのでしょう。

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青緑色の映画です。主人公の服から、壁からドアから水槽から水の色まで、深い青緑が支配します。それはもちろん“彼”の色でもあります。

1962年を舞台にした映画美術や衣装が見事です。ノスタルジックに美しく、古き良きアメリカを示しながら、その内包する歪みや不寛容を描き出し、それを寓話として昇華させる映画作りのマジックの源となっております。

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サリー・ホーキンス(今年に入ってから、『パディントン2』と本作と『幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』と、「サリー・ホーキンス祭り」状態ですが)の芝居の見事さは、予告編の段階で感動させるほどのものでしたが、やはり見事です。 でも、ザ・悪役マイケル・シャノンの押しの強い憎々しさは近来稀に見るパワフルな悪でした。顔見るのもイヤだけど、評価せざるを得ない演技でありました。

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『フランケンシュタイン』や『キングコング』から『ザ・フライ』や『美女と野獣』や『シザーハンズ』まで(ほかにもいろいろ)、映画史に数多く存在する「異形の純愛」映画の系譜に名を連ねる名作となる1本です。ファンタジーを通してでないと純愛を語りにくい時代ですから、“正統派”の香りが漂うわけです。そして、ギレルモ・デル・トロ監督は黄金期のハリウッド映画を実に良く勉強して、本作に生かしています。この展開、この描写、このドラマ・・・、古きを訪ねて新しい「クラシック」を生み出したと言えるでしょう。

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TOHOシネマズ新宿で観たのですが、ロビーにはこの1月にギレルモ・デル・トロ監督が来日した時の似顔絵サインが掲げられておりました(さすがはマンガ好きです)。

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2018年3月 3日 (土)

「サニー/32」:デタラメパワーのコメディー

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映画『サニー/32』は、かなりかっ飛んだ怪作ながら、好調・白石和彌の勢いを感じさせる作品。面白いです。笑えます。これ、アメリカのゴールデングローブ賞だったら、「コメディ・ミュージカル部門」に分類される作品でありましょう。(映画館で観ていたみんな、もっと笑っていいんだよ。)

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(以降少々ネタバレあり) 特に笑っちゃったのが、登場人物たちが死ぬところ。だって、『仁義なき戦い』ばりにバーンと字幕がかぶるんですもん。「○○死亡 享年××歳」って感じに。終盤などは、おいおい冗談はよせって具合に、どんどん人が死んでいきます。それが笑えちゃうんですから、困ったもんです。

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高橋泉脚本は、ネットでの発信とネット民の反響をダイレクトに画面で見せていきます。動画のところは「ニコ動」みたいに、リアルタイムの書き込みが流れていきますし。これまでの日本映画では、いちばんリアルかつ有効に用いられた例ではないでしょうか。 一方で監禁犯とそこに加わった人々のリアルなダメダメ感も、よく描けています。 後半のサニー教祖化(&聖母化)の展開には、ちょっと唸りますね。

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北原里英のオバQみたいなタラコ唇に驚きながら、その「ネ申」っぷりに納得し、真贋サニー対決の緊張から「ここで終わるんですかい?」なラストまで、目が離せない展開でありました。

今の日本映画界で、これだけ「デタラメのパワー」を発揮できるのって、やっぱり園子温と白石和彌ぐらいだと思います。ああ、『孤狼の血』が楽しみです。

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*ああ、『サニー/32』を書いたの3月3日だったー! 1日早ければ3月2日、まさに「32」だったのにぃ! えー、写真はバルト9のロビーに置かれていた陰惨な「サニー人形」であります(笑)。

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2018年3月 2日 (金)

湘南、王者川崎に敵地で引き分け

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仕事を終えて、等々力競技場に駆けつけて、Jリーグ第2節の川崎-湘南戦を見ました。フロンターレさんは、ホーム開幕戦ってことですが、ダゾーンさんの要請で金曜にも試合すべしってことで、この寒い中のナイトマッチです。ぶるぶる。

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神奈川ダービーってことで、ベルサポも大挙来場。試合前には、きれいな緑と青のコレオグラフィーを見せてくれました。

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試合は前半スコアレス。後半に小林悠(川崎)と松田天馬(湘南)が1点ずつ決めて、結局1-1の引き分け。でもベルマーレとしてみれば、チャンピオン川崎相手に、アウェイで勝ち点1取ったわけですから、良しとすべきでしょうね。

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今日はミキッチが途中出場しました(岡本との交代)。あまり球が来なくて(けっこうイライラと手を上げておりました)、見せ場もあまりありませんでした。

2~3年前のベルマーレだと、フロンターレを相手にしても前半からガンガン仕掛けて行って、試合の主導権を握りながら、後半になって足が止まって来た時に失点したりしていたものです。でも今年は前半を飛ばさずにしのいで、後半に攻勢をかけておりました。ちょっと「大人の試合運び」ができるようになって来たってことですかね。

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勝てる試合だったとの思いもありますが(90分の、カウンター独走からの野田がフィニッシュを決めていれば!または右から来てた選手にラストパスを出していれば!)、粘っこい試合で勝ち点を取れたのが、以前のは違うところです。 松田天馬くんは、前節のアシストといい今節の得点といい、さらには守備も攻撃も絶好調ですね。将来の代表候補でしょう(そういえば今日はハリルホジッチ監督が観戦していたそうです)。

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中村憲剛もやはり気の利いたパスを出してました。あと何年、この人を見ていられるのでしょうか。

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そういえば、今日の試合前には、恒例のキングベルvs.ふろん太、カブレラらとの旧交を暖めるご挨拶を行っておりました。ま、いつも通りですが・・・。

まあ、何はともあれ“現時点”で、「1位川崎、2位湘南」です! 期待しちゃうなあ。

でも寒かったっす! 防寒して行ったけど、やっぱりこの時期のナイトマッチは、寒さがしみます。だから秋-春制なんて、大反対なのです。

 

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2018年3月 1日 (木)

のんの「銀河のしずく」ごはん

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岩手県在住の支援者の方からいただきました。『のんの 銀河のしずく』パックごはんです。「銀河のしずく」は、のんさんがCMにも出ている岩手のブランド米。パックにはご覧のように、敬礼するのんさんの写真入り。いやー、レアです(少なくとも東京では)。

で、お味の方は・・・うん、おいしかったです。小生は米の味を比較・表現できるほどの人間ではないのですが、色は白く、味は甘く、炊き具合はちょうど良く・・・と、とても良いごはんでした。 ごちそうさまでした。

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