« ベルマーレ、マリノスと激闘4-4ドロー | トップページ | 「パシフィック・リム アップライジング」:変な東京の隣の富士山 »

2018年4月22日 (日)

サッカー女子代表、アジア杯連覇!!

サッカー女子日本代表が見事アジア・チャンピオンになりましたね。AFCアジアカップの決勝戦でオーストラリアを1-0で下しての連覇となりました。この大会の1次リーグ最終戦と同じ対戦相手となったわけですが、その試合では後半最後に同点になってからは互いにドロー狙いで阿吽の呼吸のボール回しというもやもやが残ったため、すっきりした決着をここでつけることができて、良かったです。

中二日~三日の連戦というハードな日程の中、ギリギリまで走って粘ってという日本のサッカーは他チームよりも消耗が激しいと思うのですが、そんなことは関係なく最後まで元気に走り切っていました。岩渕(FWで全試合フル出場!)や中島の献身的な精一杯の走りは、実に感動的でした。

大会を通して、試合を経るごとに選手たちが成長していくというのも、良い時の日本女子のパターン。市瀬、長谷川ら若手がどんどん自信をつけて、見事なプレーをするようになりました。ベテランと若手の融合、世代交代が、男子代表よりもうまく行ってるんじゃないでしょうか。それに限らず、オシムが目指していた「日本的なサッカー」とはこれのことではないかと2011年のワールドカップ優勝時と同じことを、改めて思いました。男子もそう考えて、ぶれずにそこを追究すべきだと思うんですけどねえ。走って走って、コンパクトな陣形で数的優位を作って、ボールを奪ってから速攻で仕留める。そして守りは最後まで体を張って、粘り強く。全員守備全員攻撃です。(あれ?ベルマーレのサッカーみたいだ。)

とにかく、おめでとう!です。これ男子だったら、すごいニュースになっているところなのですが、残念ながら一般的にはほとんど話題になっていない(知られていない)状況です。うーむ、困ったもんです。 でも岩渕真奈が大会MVPに選ばれたのは、当然ながら良かったです。技術の高さに加えて、ゴールへの姿勢、懸命に前線からの守備を90分続けるタフネス・・・今大会の岩渕をMVPに選ばなかったら、その人の目は節穴ですからね。

|

« ベルマーレ、マリノスと激闘4-4ドロー | トップページ | 「パシフィック・リム アップライジング」:変な東京の隣の富士山 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サッカー女子代表、アジア杯連覇!!:

« ベルマーレ、マリノスと激闘4-4ドロー | トップページ | 「パシフィック・リム アップライジング」:変な東京の隣の富士山 »