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2018年4月26日 (木)

「ミスミソウ」:反撃!(やったれ!)

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映画『ミスミソウ』は、残酷ないじめをハードに描き、そしてそれへの反撃を更にハードに描いた問題作。そして、血と悪意と人間のダークサイド=暗い狂気へのこだわりってことでは、まさに内藤瑛亮監督らしい嫌な感じにあふれた作品です。

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(以降少々ネタバレあり) とはいえ、いじめられっ子が反撃に転じる場面では、(心の中で)快哉を叫んだのも事実。まあ、こういうのは、健さんの任侠映画の昔からある基本パターンではあるのですが・・・。そして、この映画、一連のいじめ描写からある事件を経て、リベンジが始まるあたりまでがやけに短いのです。上映時間が114分あるのはあらかじめ知っていただけに、「あれ?こんなにどんどん進んじゃっていいの? 30分でここまで来ちゃったら、この後どうしてもたせるの?」って感じでした。

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まあ結果的には、もちました。 それ以降はほとんど、雪原を鮮血が染める復讐劇+αを描いていくわけですが、多少のペースダウンはあるものの、しっかり最後まで見せてくれました。ホラー映画的な「殺し方のショー」の要素もありますが、その中に、「怒り」や「哀しみ」や「愛」が感じ取れる作風は、『先生を流産させる会』や『パズル』にも共通する内藤瑛亮らしさなのでしょう。

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「これだけ中学生が行方不明になっているのになぜ捜索活動が始まらないんだ?(探せばすぐに見つかるだろうに)」とか、脚本の穴というか、わざと触れずに済ませている所が色々あるのですが、そういうのってプロの映画としてはどうなんでしょうね? 片目ぐらいはつぶってもいいのですが、もう片目にも入ってきちゃうんですよねー、ツッコミ所が。 本作の脚本家はあの女優(&監督&作家)の唯野未歩子だったと知って、びっくり。最近見ないと思ったら、こういうこともやっていたんですねー。

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受信: 2018年4月29日 (日) 00時36分

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