サッカー女子代表、W杯出場おめでとう!
女子サッカーAFCアジアカップの1次リーグ3試合をTV観戦しましたが、女子代表、ここに来て随分と良くなってきましたね。だいぶ「良かった頃のなでしこ」に近いクォリティのサッカーができるようになっています。そして何よりも、一所懸命走って複数名でボールを奪うサッカー、ギリギリの粘りでピンチを防ぎチャンスを生み出すサッカーができています。
韓国やオーストラリアを相手にしても、細かいパスをつないで回せるし、前線からの守備でボールを奪ったり数的優位を作ったりできていて、「そうそう、そうでなくっちゃ」って感じですし、こういう「らしい」サッカーがなんでここ3~4年まったくできなかったんだろう?と思ってしまいました。
岩渕が感動的に走り回って、しかも守備にも奔走して、ゴールへの姿勢も抜群で、3試合通して見事でした。韓国戦、オーストラリア戦での菅沢のフィジカルと粘りも頼もしかったし、復活した川澄は相変わらず走り回って効いてました。長谷川唯の攻撃力とセンスもいいですねー。楽しみな選手です。温存されてオーストラリア戦でやっと出て来たごひいきの宇津木選手は、攻守とも見事!さすがです。
そしてDFでは、熊谷の安定した頼もしさに加えて、最年少(20歳)の市瀬が驚くほど見事なパフォーマンスを見せてくれました。 GK山下はちょっと物足りなく不安定に見えた(特にオーストラリア戦)のですが・・・(まあ山根が出てる時よりはハラハラせずに済みました)。
オーストラリア戦の後半18分の得点は見事にDFを崩しました。素晴らしい連携ゴールでした。その後オーストラリアの脚が止まり、追加点が絶対取れそうな展開の中、41分にGKのミスと言ってもいい失点をしてしまい、同点に。そこから試合終了までの6分間は、ベンチ指令により両チーム阿吽の呼吸でボールを回すだけの展開。ちょっと残念な気もしましたが、とにかくワールドカップの出場権を獲ることが第一優先の目的だったわけですから、結果これで良しです(オリンピック出場権を失ってしまったチームなだけに)。
女子代表の皆さん、おめでとうございます! ワールドカップでの活躍を期待しております!
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