東京ミッドタウン日比谷とTOHOシネマズ
オープンから1週間ちょっと、ようやく「東京ミッドタウン日比谷」に行って来ました。
大江戸が大好きだった日比谷の三信ビル(と三井ビル)を壊した跡地の再開発で、併せて日比谷シャンテも大改装しています。
シャンテ前広場も新しくして、ゴジラ像もより大きなシン・ゴジラ像にお取替え(場所も移動しました)。かっけーなあ。
混雑解消のためでしょうけれど、「TOHOシネマズに行く人は、こちらから」ってんで、幅広のゆったりとした階段を昇ります。
で、混んだ館内をぐるぐるして、やっとたどり着いたのがTOHOシネマズ日比谷。やはり東宝のプライドを賭けた「本丸」だけに、他館よりもちょっとゆとりがあってゴージャスな感じです。
なんせ全面ガラス窓の向こう側は、広々とした日比谷公園の緑ですから。このヌケ感は、他の黒っぽいだけのTOHOシネマズには出せない気持ちよさですね。
おお、もともとのシャンテ広場にいたゴジラ像は、ここに移設されておりました。よしよし。
ただまあ、13スクリーンあるわけですが、中は普通の「規格品」のシネコンですので、特に他の劇場との差別化、個性ってのは出せませんよね。そこがシネコンの味気無さだよなあ。
で、エスカレーターで劇場の上の階に行くと、おお、屋外の空中庭園「パークビューガーデン」が! 芝があり、周囲の柵はガラスなので、景色がよく見えます。
日比谷公園はもとより、皇居やお濠がよーく見える絶景なのであります。
館内は円形の吹き抜け空間の周囲にショップを配置した造り。吹き抜けには、広告のキャラクターになっている宮﨑あおいさんの懸垂幕が吊ってありました。
いやー、円形がいいですね。そして、高い地価であろうに、贅沢に使った空間。ちょっと丸の内のKITTEを思わせる空間です。
ショップもミッドタウン六本木同様、ある程度の高級路線ではありますが、あそこまでラグジュアリーではなく、むしろセンス勝負的なところがあります。
B1にはいろいろ食品が集まっていましたが、一番行列が長かったのは、「RINGO」というアップルパイ専門店。399円のアップルパイがおいしそうだったのですが、「一人4個まで」という表示と共に、「現在の待ち時間40分」となっていたので、すぐにあきらめました。ピーク時にはもっと並ぶんでしょうねえ。
そして日比谷線につながる地下通路が実におしゃれ! ニューヨークみたいなアーチのある天井。いやー、これは素敵です。で、思い当たりました。ああ、そうか!三信ビルのアーチ天井のレガシーは、ここに引き継がれたのだと。
大江戸は結構気に入りましたよ。
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