本田がいないとうまくいく
昨夜のW杯前最後の親善試合、日本代表vs.パラグアイ代表をTV観戦。周知のとおり4-2で日本の勝利でしたが、結果もさることながら、ここのところ何一つ良い材料が無かった日本代表(数日前のガーナ戦、ひどかったですもんねえ)に、多少の光明が射した試合でした。いわゆる「Bチーム」が先発したわけですが、「Aよりも良かった」という時々あるパターンで、W杯初戦1週間前に、いくつかの示唆と希望が与えられたのです。
一番良かったのは、(前からわかっていたことですが)「本田がいないとうまくいく」ってのがハッキリしたこと。あいつの脚の遅さ、判断の遅さ、ボールロスト、決定力の無さ、そのくせフリーキック蹴りたがることなど、チームにとって害ばかりなのに、何度も使えないところ見せたのに、それでも・・・というインチキな状況から、ようやく脱却できるのでしょうか? それができなきゃ、もう終わりです。ガーナ戦でも、彼が出てる間はチームが全然機能しませんでしたもんねえ。
他の選手たちは良かったですよー。香川も乾も岡崎も。香川の得点シーンは見事な個人技でしたが、一方で絶対外しちゃいけない簡単なシュートを外した場面では驚いてがっかりしましたが・・・。 それと、左SBに入った酒井高徳がやけに良かったなあ(右であそこまで良かったことはないのに)。一方右SBに入った遠藤航は、ミス続きでいいとこなしでした。今回唯一のベルマーレ在籍経験ありの選手なだけに、ちょっと残念です。山口蛍が今年に入ってずーっとミスだらけでスランプなのも、気になります。
西野監督に代わってからの3試合で、どの選手が使える、どの選手が使えないってのが、かなりハッキリしたと思います。さあ、西野さんは勇気ある決断を持って(あの人やあの人を外してくれるといいなあ)、コロンビア戦のスタメンを組んでくれるでしょうか?!
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