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2018年7月 9日 (月)

「カメラを止めるな!」:この頭脳、半端ないって!

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映画『カメラを止めるな!』の評判がえらく良いので、観ようとしたところ、一度目は「全回満席」の表示で、「へー、当たってるんだ」とあきらめまして・・・(新宿のK'sシネマは、インターネットで席が取れなくて、先売りも無し。当日の開場時からの整理券配布形式)。1週間後に、かなり早めに整理券をもらっておこうと2回目のトライをしたら、意外にもまた「全回満席」の表示。慌てて劇場サイトを見たら、本日の情報とかで「10時30分現在・・・」と残席情報が。それ見ると、11時過ぎぐらいに、売り切れちゃう驚異の人気だったので、とうとう意を決して朝10時20分頃劇場に着きました。そこから20分近く並んで、ようやく16時40分の回の整理券を手にしたのでありました。でも、観てみたらその人気の秘密もわかりました。これは、人に薦めたくなりますね。363764_007

ただし、これネタバレ厳禁なので、どこまで書いて表現できるものやら・・・。言えることは、映画って金が無くても知恵で面白いものを創れるんだなーってこと。いやあ、この脚本を書いて作り上げた上田慎一郎さんって、スゴイです。頭いいです。内田けんじ監督が『運命じゃない人』で出て来た時みたいな衝撃です(ノー・スター&低予算ってのも似てますし)。

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前半37分のゾンビ映画部分も、ちょっとひねりがあったり、そもそもワンカットで駆け抜けるのがスゲーな!って感じでしたが、いやいや、そこはまだ入口に過ぎなかったのですね。物語は1か月前となり、メイキングの物語になるのですが・・・。これ以上は書けません。でもそこから約1時間後の満足感とじんわり来る感動は、ハンパありません。

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こんな感じの作品で、ここまで「映画への愛」を感じるとはびっくりです。意外過ぎます。そして気持ち良過ぎるほどの伏線の回収。いや、お見事です。場内は後半、もう笑いの渦でした。「カネがないなら、知恵を出せ」って、本当だったんですねえ。

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終映後に(予定外だったのですが)キャスト4人による舞台挨拶がありました(撮影OK)。舞台挨拶やトークショーなどのイベントもしょっちゅうやっているようで、キャストが毎回階段に立ってお客様を見送ったりもしておりました。こういう「熱気」(それは映画にも溢れておりました)がお客にも伝わって、大ヒットにもつながったのでしょうね。今後の拡大公開も予定されているようで、まずはおめでとうございます。

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» ショートレビュー「カメラを止めるな!・・・・・評価額1650円」 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
モノゴトは“ウラ”ほど面白い。 映画の専門学校「ENBUゼミナール」のプロジェクトとして作られた作品で、監督・脚本の上田慎一郎はこれが劇場用長編デビュー作いう以外、全く情報を入れずに観たが、今年最高のアイディア賞だ。 映画が始まってしばらくはB級、いやC級然としたテイスト。 自主映画の撮影隊が廃墟でゾンビ映画を撮っていると、なぜか本物のゾンビが出現しサバイバルに・・・という平凡な出...... [続きを読む]

受信: 2018年7月10日 (火) 22時05分

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