「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」:良き舎弟チューバッカ
映画『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』を早々に観てしまいましたが、以前から言ってるように、小生はまったくのところ『スター・ウォーズ』シリーズには思い入れがありません。そりゃあ(スピンオフを含めて)全作品劇場で観てはおりますが、この世界観が好きではないし、面白いとも思えないんですよねー(ファンの方には、申し訳ありませんが)。
そこに持って来て、アメリカで興行大コケだという本作です。どうなることやら、と思いましたが、うーん、別に悪く言うポイントもないのですが、特に魅力を感じるポイントも(小生にとっては)ありませんでした。今日び、このレベルのVFXには慣れっこになってしまったので(悲しいことですが)、ビジュアルにも物語にもキャラクターにも魅かれるところが無かったのです。
ハン・ソロを演じるオールデン・エアエンライクが印象に残らず、「小物感」たっぷりなのがイタイです。でもそれを言ったら、ハリソン・フォードだってエピソード4で初登場した時には、大物感無かったからなあ・・・。
エミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァー、ウディ・ハレルソン、ポール・ベタニーは、それぞれ適役で、まずまずの好演。でもこの作品で一番良かったのは、チューバッカでありましょう。いいよねえ、あいつの舎弟体質。無駄口たたかないし。
ロン・ハワードが(前任者からの交代で)監督を務めたわけですが、これだけ大きなプロジェクトになっちゃうと、あまり監督の色というのは出ませんね。ましてやもともとその色がハッキリしている監督ではないですし。
ソロさんのお名前ってそういうことだったのね、ってことがわかったことが収穫でありました。
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