見えていたのに・・・日本のW杯終戦
日本代表のロシア・ワールドカップが終わりました。午前3時キックオフの試合の決着がついた時にはもう明るくなっていましたが、本当にくやしい一戦でした。あと少しで8強に手が届いたのに。見えていたのに・・・。
劣勢の前半を辛抱強く0-0で守り切り、迎えた後半3分と7分の2得点の鮮やかさ! 世界中の人(含ベルギー)が、日本の勝ちだと思ったことでしょう。 原口の疾走と柴崎の見事なパス! ゲームプラン通りといった感じの1点目。そして香川のタメから、乾のワールドクラスのミドルシュート。本当に胸のすくような見事な2得点でした。あのポーランド戦の不名誉トーンを、完全に塗り替えてくれました。
しかし・・・あの、ふんわりぽこんのゴール(ベルギーの1点目)が分かれ目でしたねえ。あれ、川島はなんとかしようが無かったのでしょうか? そして、あと30秒持ちこたえたら延長という場面での失点。あの時間帯で、コーナーキックからのカウンターは一番注意すべきポイントなのに。みんなわかっていたろうに…。なぜ人数を残しておかなかったのでしょうか?ベンチが指示しなかったのでしょうか? そして功名への焦りか、1戦目の大迫ヘッドの記憶の再現だったのか、本田があそこでカウンターしやすいボールをキーパーに蹴ってしまったことが、悔やまれます。 はい、これがサッカーの怖さ、強豪の怖さであります。経験を積み重ねてだいぶ大人になった日本チームでしたが、でもまだ経験の足りない部分もいろいろあるということでしょう。
でも16強進出がフロックではないと示すことができたと思いますし、ほろ苦いけど顔を上げてロシアを去ることができます。世界からも高評価を得られたようで、安堵しました。 出場できなかった大島、遠藤、植田と控えキーパー東口、中村も、お疲れ様でした。くやしかったことと思います。4年後は、これをバネに主力で活躍してください! それにしてもW杯6大会(連続)出場で、うち(半分の)3回が決勝トーナメント進出って、大したもんですよね。
あ、それとセネガルの審判団、見事でした。何も気になる所が無い的確かつスマートなレフェリーイングで、スムーズに試合を裁いてくれました。「日本への恨みで、不利なジャッジをしてくるんじゃないの?」などと、ちらりとでも思ったことが恥ずかしくなるようなフェアー・ジャッジでした。
さて、西野さんの続投(続蹴?)はあるのか? 長谷部の次のキャプテンは誰なのか? などなど、これから先も目が離せませんね。 既に次の2022カタール大会が待ち遠しくてなりません。 ああ、やっぱりフットボールは素晴らしいですね。
| 固定リンク
コメント