CKBの「GOING TO A GO-GO」
8月1日に発売されたクレイジーケンバンドのニューアルバム『GOING TO A GO-GO』、もちろん予約で買いましたよ。モノクロ写真の外箱に、カラー写真のアルバム・ジャケットです。DVDが2枚付いた初回限定版です。少々お値段は張りますが、このDVDってのが、昨年9月2日の横浜・赤レンガ倉庫での結成20周年記念スペシャルライブの全曲を収録したトータル3時間10分にも及ぶものだけに(大江戸も行きました)、これは買わねばなりませんです。まあライブDVDの方は、昨年末にWOWOWでオンエアした際に、ショート・バージョン、ロング・バージョン共に見ておりましたので、基本的にその映像とほぼ同じですね。夏の午後の陽射しからトワイライトタイムを経て夜へと移ろう時間の経過が、野外ライブの醍醐味となっております。
そしてCDの方は、かなりいいです。なんか夏っぽいです。 一番好きなのは、『そうるとれいん』。ああ、メロウですね。 ♪小錦~、武蔵丸~、曙~、高見山~っていうとんでもない歌詞にぶっとぶ『LOCOMOCO』も、結構いい曲だったりします。
一方で、『山鳩ワルツ』とか『せつ子』とか『夜のドドンパ』とか『パランタガヤン』とか『ぽんこつ』とか『MIDNIGHT BLACK CADILLAC』とか『HONMOKU GARAGE』とか後半の曲は、初期のアルバムに入っていそうな曲ばかり並んだ印象です。ま、小生はここらはそんなに好みではないのであります。でも、ラストに置かれた『のっぺらぼう』は、のっさんらしさ全開! ほとんど『小野瀬雅生ショウ』のソロCDに入っていた方が座りが良さそうな曲です(のっさんラップ?の部分もあるし)。
全体を通して、剣さんの歌のうまさとバンドの質の高さはますますもって健在&顕在です。50代後半がメインの彼らですが、まだまだ老け込まずにやってくれそうです。
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