アジア大会でサッカー女子日本が優勝!
アジア大会の決勝で、日本女子が1-0で中国を下し、2大会ぶりの優勝を果たしました。大柄でフィジカルが強く、リーチも長い中国に相当手こずりましたが、そんな中粘り強くギリギリで守って、我慢して我慢して速攻を決めるという「なでしこジャパン」の王道での勝利。しかもなんとか守って0-0で来て、90分に決勝点が入るという劇的な展開。いやー、なでしこのプライドと伝統をしっかりつないでくれました。このチームは昔から、劣勢で全員が一所懸命な時ほど「らしさ」が出て、うまくいくのです。
なにしろ今大会は熊谷紗希がいないし、宇津木瑠美がいないし、阪口夢穂がいないし、川澄奈穂美もいないという苦しいメンバーで臨んだ大会だけに、若手を使いながらこれで優勝できたっていうのは、(育成面も含めて)大きかったと思います。一人長老として頑張った鮫島キャプテン、よくやりました!
中島や岩渕の頑張りはいつも通りですが、GK山下のスーパーセーブ連発には本当に救われました! 日本女子代表がGKに救われた試合なんて、まず無かったのでは? ついに、山下がここまで育ってくれたのですね。山根の動けなさにハラハラし憤慨していた時代が終わって、良かったです。そして準決勝、決勝と菅沢の勝負強さ(決定力)にも救われました。
来年は女子ワールドカップがあります。再来年は東京オリンピックがあります。そこにつなげるという意味においても、重要なアジア制覇なのでした。堂々としてきた高倉監督、今後ともよろしくお願いします!
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