佐野元春の「自由の岸辺」
予約して、発売日の5月末には手に入れて、随分聴き込んでいたのですが、付属のDVDを観ずにいたので、ご紹介が遅くなってしまいました。 佐野元春 & THE HOBO KING BANDの新作アルバム『自由の岸辺』です。
新作なんですが旧作・・・というのは、自身の過去作品11曲のセルフ・カバー・アルバムなんです。なんだかとってもリラックスしていていいんです、これが。大人の余裕って感じですね。近年の佐野さんのアルバムじゃあ一番いいんじゃないかなあ。
アルバムって大抵1、2曲はムムムって感じの「好きじゃない曲」が入っていたりするものですが、これはそんなことがなく、みんな良いのです。その代わりメチャメチャ大好きな曲ってのもないんですけど、まあ「安定の良さ」ってところですよね。でも『二人の理由、その後』とか『グッドタイムス&バッドタイムス』とか、しみじみいい曲も多いですよ。さすがの年輪を感じさせてくれます。
で、DVDの方ですが、このアルバムからの5曲。『夜に揺れて』と『ハッピーエンド』はMV、他の3曲は昨年11月のビルボード東京ライブからです。ビルボードでは場所柄か元春さんもスーツ着てタイを締めてますが、このアルバムってまさにビルボードのそんな感じが似合いますよね。やっぱり大人の余裕だなあ。そして、元春さん髪の毛短くしましたねえ。
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