「スカイスクレイパー」:ツッコミ所大会
映画『スカイスクレイパー』は、絶好調ドウェイン・ジョンソン主演の「トンデモ超大作」系作品。まあ誰でも思うように、『タワーリング・インフェルノ』+『ダイ・ハード』で、雑に作りましたって感じにツッコミ所だらけです。でも、面白さもサスペンスも両作品には遠く及ばないけど、主人公の超人的フィジカルは『スカイスクレイパー』の圧勝。いくらロック様とは言え、ここまでは無理でしょー!ってなアクションが満載です。普通の人なら、20回ぐらいは死んでるよなあ。
頭と最後に出る“SKYSCRAPER”ってタイトルが、超高層ビルの横に縦にアルファベットを並べて出ます。こういうの観ると、「スマホ型のタテ映像で撮ったらどうなんだろう、この映画?」って思っちゃいますよね。
そして舞台は香港。登場人物にもアジア人たっぷりっていう最近の傾向です(中国資本おそるべし)。でもこういうことの繰り返しで、アジア人がハリウッド映画に出てることが普通になっていくのでしょうね(’70年代にアフリカ系俳優がそうであったように)。
主人公の奥さん役が誰あろう、『スクリーム』のネイヴ・キャンベル。なるほど、こんな顔でした。この人もまた、かなり強いんです。
(以降ネタバレあり) 致命的なのは、悪役が(これだけの事やるのに)力不足というか、(役者として)弱いこと。こんな兆単位の被害を出すようなことやっといて、その理由が結局ゆすりたかりみたいなもんだって、どうよ?
まあそれを言ったら、あれだけ火の手が上がってたら、煙と熱気がもうもうで、それで死んじゃいますよね。 最後だって、あれっぱかしの水や消火剤であの火勢が消えるわけないでしょう・・・まあ、そんなツッコミをみんなでワイワイ入れながらの鑑賞が似合う作品なのでしょうね。発声可能上映希望!(小生はもういいけど)
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コメント
もう一つ突っ込んでおくと、スマホ再起動したら顔認証もう一回聞いてくるでしょ。普通のスマホじゃなく、業務用なのだから。あのパソコン男がそれをやってたのなら中々細かい所に気が付く有能な奴だけど、元からの設定だったらセキュリティ凄く低い。
投稿: ふじき78 | 2018年9月30日 (日) 10時15分