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2018年10月30日 (火)

「旅猫リポート」:世界基準だと変な映画  #旅猫リポート

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映画『旅猫リポート』は、その名の通り猫映画であり、かつロード・ムービー。猫映画のブームもけっこう続いてますが、この作品も初登場週の興収第2位と、好調なスタートを切っております。結構ですね。結構毛だらけ猫灰だらけであります。

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それにしても日本って変わった国だなーという感想を持ちました。福士蒼汰は20代後半(むしろ30歳近く)という設定だと思うのですが、そんな「大の大人」が猫のことで泣いたりパニックになったりする映画って、(コメディでない限り)世界中のどの国でもあり得ないと思うんです。そんなsissy(意気地なしとか弱虫とかいう意味)な男が主人公の映画なんかバカにされるだけでしょう。そんな平和な日本って嫌いじゃないけれど、ワールド・スタンダードで見ると「怪作」の領域なのかも知れませんね。

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(以降ネタバレあり) また、これって本当に「死病映画」にしなきゃいけなかったんでしょうかねえ。なんでもかんでも重要人物(主に主人公)を殺しちゃうことで物語を成立させようとするドラマツルギーって、いかがなものでしょう? 商業映画として、安直のそしりを免れ得ないのではないでしょうか。 その他の進行やディテールにも類型的だったり安直だったりするものが多々ありました(主人公の友人の暴君的父親の造形とかね)。

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典型的、類型的な人情噺になっていたり、映像のルックは小ぎれいなのに、どこか洗練され切ってなかったりするあたりが、いかにも松竹映画です。 広瀬アリスの件りが悪くなかったですね。若い女性がほとんど出て来ない映画なので(そりゃあ、女の子よりネコって映画ですからね)、アリスさん儲かっちゃいましたけど。

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2018年10月29日 (月)

サイフ・リターンズ  #落とし物戻る #財布見つかる

いやー、日本っていい国ですねー。 数ヶ月前になくした財布が出て来ました!
8月末に、とある送別会で行ったお店からの深夜の帰途に財布がないことに気づき、翌日お店に電話したけど「無い」ってことで・・・。地下鉄やら私鉄やらの遺失物センターにも電話したり、行ってみたりしたし、ダメ元で交番にも届け出たのですが、全く見つからなかったのです。

現金1万7千円とその他が入っていたのですが、幸いカード入れは別にしてあるので、クレジットカードやキャッシュカードなどは入れておらず、ポイントカードやサービス券みたいなものばかり。そこは不幸中の幸いでしたが、健康保険証が入っていたので、それは差し止め及び再発行をしてもらいました。

その後、3週間ぐらいは100円ショップで買った間に合わせの財布を使っていたのですが、いくらたっても出て来なかったので、しょうがないからってことで、色々厳選して、なくしたものより結構いい(上等な)財布を買ったのでした。その財布を大いに気に入って使う日々を過ごしていたところ、今日の午後職場に電話があって、「お店の大掃除をしたら、ソファーの隙間にはさまってました」ってこと! 仕事帰りに、お礼の菓子を携えて取りに行きました。現金もその他もろもろも無事。ありがたや、ありがたやです。

でもこれって、映画『ひまわり』のアレンジ版というか(ちょっと違うか?)、戦争に行った夫が帰って来なくて再婚したら、数年後に戻って来ましたみたいな話ですね。
いや、サイフならぬワイフが行方不明になって帰らないので、若い女と再婚したら、実は生きてて戻って来ました みたいと言った方が生々しいかしらん(前よりいい財布を買っちゃったってことで)。

それにしても、ベルマーレは優勝するは、財布は見つかるは、タフだと思われた会議はすんなりまとまるはで、なんだか運気が上がってます。 でもこういう時ほど「好事魔多し」だから、色々気をつけないとね。 それと、この後やっぱり新しい財布を使い続けることになりますよねえ。そりゃそうですよねえ。なんか糟糠の妻的なワイフ、いやサイフに申し訳ない気がしてしまいますけれど・・・。

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2018年10月28日 (日)

「アンダー・ザ・シルバーレイク」:サンプリング的カルト作  #アンダー・ザ・シルバーレイク

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映画『アンダー・ザ・シルバーレイク』は、かなりの怪作・カルト作。この監督(デイヴィッド・ロバート・ミッチェル)が只者ではないことは、開巻すぐにわかりますが、前作『イット・フォローズ』を大江戸は観逃しております。

一応現代の映画でなんですけど、オールド・ハリウッドからの引用をたっぷりと取り入れ、加えて’70年代テイストをプラスしております。いわゆる「サンプリング」 の感覚でもありますね。

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誰もが指摘するでしょうが、デイヴィッド・リンチ、アルフレッド・ヒッチコックや『裏窓』、『ロング・グッドバイ』(ロバート・アルトマン版)に始まり、あの人とかあの作品とかの引用が次々と出て来ます。それは映画に止まらず、音楽、コミックス、ゲームなどにも及びます。20世紀のポップ・カルチャー全般を縦横無尽にコラージュしてるような感じ。デイヴィッド・リンチ、ロバート・アルトマンと言えば、この監督のお名前は「デイヴィッド・ロバート・ミッチェル」でしたっけ。うーむ。

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物語の根幹はフィリップ・マーロウ的に謎を追うハードボイルドの世界なんですけど、リンチ色が強いもんだから悪夢巡りの様相を呈していきます。本当にどこまでが現実でどこからが夢かわからないようにもなっていきますし、その悪夢テイストこそが、この監督の真骨頂なのでありましょう。古くからのハードボイルド小説同様、結局は「描写命」で、どういう物語なのかは(難解に錯綜しすぎて)よくわからないと言えばよくわからないんですねー(一応はこういうことだよってのが示されますけど)。  それにしても長い! 2時間20分なのですが、3時間半ぐらいあるような体感でした。

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印象的だったのは貯水池での水中シーンと、老いた作曲家の場面。あの作曲家役って誰ですか? 顔も声もアンソニー・ホプキンスに似てると思ったのですが、エンドクレジットには出て来なかったし・・・。この人にまつわるヨタ話(都市伝説)がバカバカしくも面白かったなあ。あのギターやあのベースが並ぶ部屋で、ピアノから『Smells Like Teen Spirit』の一節が奏でられた時には、ちょっと興奮しましたよ。

ヒッチコック映画の金髪ヒロインのようなライリー・キーオが、かなり魅力的に輝いておりました。

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2018年10月27日 (土)

湘南、ルヴァンカップで優勝!!!  #ベルマーレ #ルヴァンカップ

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とうとうこの日が来ました。YBCルヴァンカップ決勝で、湘南ベルマーレが初優勝を遂げました! 信じられません。クラブ創立50周年の節目に…。 去年はJ2で戦ってたチームなのに。 決勝という晴れがましい舞台に立ち会えるだけで満足だったのですが、まさに望外のプレゼントでした!

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大江戸はキックオフ2時間前に埼玉スタジアムに到着し、コンコースで熊本ラーメンを食べたりビールを飲んだりしながら、ゆったりとこの貴重な時間を楽しみました。

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今日の小生は、バックスタンドの湘南側。コーナーポストに近いあたりの1階席です。ゴール裏のサポ席にしようかとも迷ったのですが、この大事な試合をきっちり(試合として)目撃したかったのと、TV画面に映ったバックスタンドの黄緑比率を少しでも上げたかったので。

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そして、ああ、長年この景色が見たかったのです。大きなスタジアムのゴール裏がライトグリーンで埋め尽くされる光景。素晴らしかったです。大きな力と平和とを感じました。

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杉岡のシュートが決まった瞬間の、あの歓喜の爆発! 1点を守り抜く終盤の体を張った泥臭い粘り(これが昨年来の勝ちパターンの一つ)。そして最後まで衰えない走力。打ち合いと予想された試合は、1-0決着となりました。

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そして4分のアディショナルタイムの果てのホイッスル。湘南がルヴァンカップ初優勝を獲得しました。喜びを爆発させる選手たちを見て、そしてこれまでの長く辛い日々を思って、ちょっと泣きそうでした。

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メインスタンドでメダルを受け、カップを高々と掲げる選手たち。いやあ、優勝って本当にいいもんですね。

優勝賞金は1億5千万円! これがあれば嫌な形で選手を引き抜かれることも防げるのでしょうか?

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勝利のダンスも盛大に、そしてカンピオーネの歌が轟きます。 それにしても、タイトル獲得にはもう2-3年かかると思っていたのですが、あっさり取っちゃいましたねー。さすがは「結果にコミット」するライザップ効果です。J2でも弱かった時のことを思うと、感慨もひとしお・・・。

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ああ、幸せです。次々と続く記念撮影や胴上げなどを見ながら、しばらくスタンドに居残って、しみじみと噛みしめ、味わったのでありました。

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2018年10月26日 (金)

浦和で偶然!  #ルヴァンカップ決勝  #ベルマーレ

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お仕事で浦和に行きました。駅を出るとすぐ正面に「URAWA SOCCER TOWN」の表示。レッズのバナーは、多くの街灯についております。

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こんな自動販売機もありました。まあ平塚にはキングベルⅠ世の自販機がありますからね。収益の一部がクラブに入るのでしょう。

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サッカーボールの次のポールに乗ってるのは、レッズのマスコットです。

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そして、伊勢丹前の「浦和うなこちゃん」(🄫やなせたかし先生)像。以前小生が見たのは、駅の真ん前にあったもっと小さい黒光りしたやつでした。確か盗難にあったかなんかでなくなっちゃったんじゃなかったかなー。ググればわかるけど、まあいいや。そこまでうなこちゃんに興味ないし。

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で、ちょっと歩くとこんな昭和アナーキーなお店があったりします。下着・靴下専門店フランス屋・・・トレ・ボンなエスプリが香りますね。豹柄タイツもありました。

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そもそも何しに浦和に来たかというと、まあ会議なんですけど、会場のロイヤルパインズホテルって所に行ったら、ロビーにYBCルヴァンカップのパネルがズラリ。へーと思ったら、なんと「ルヴァンカップの前夜祭がこのホテルで開かれるので、予定していた会場より小さな部屋に変更となりました。」ですと(笑) 小生にしてみれば、「あ、それだったらいいよ、いいよ。」なんですけど、他の人がどう思ったかは知りません。

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帰る時には、入口にベルマーレ、マリノスのマークが! いやー、それにしても何たる偶然でしょう。明日はベルマーレが勝っちゃうんじゃんないでしょうか? レッズ出身の梅崎、岡本も絶好調ですしね。

まあ、でも小生は決勝という晴れがましい舞台に立ち会えるだけで満足なんです。長年夢見て来た、というか、ほとんどそんな晴れがましさとは縁がない日々を過ごして来て、ようやく・・・ですから。もし勝てたなら、それは望外の喜びってもんで・・・、おまけみたいなもんです。

帰りはレッズサポの聖地、居酒屋「力(りき)」の前を通りましたたが、黄緑のベルマーレ・ケースを着た小生のスマホで撮影する勇気はありませんでした。くわばらくわばら。

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2018年10月25日 (木)

ガラナ3種競技 #コアップ・ガラナ #ガラナ

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昔、喫茶店のルノアールなどにあった「ガラナ」ってドリンクですけど、クレイジーケンバンドのファンの間には、『せぷてんばぁ』のMVにコアップ・ガラナのボトルが出て来るだとか、『Loco Loco Sunset Cruise』の歌詞に「コアップ・ガラナの空き瓶」って出て来るとかで有名なはずです。

こちらの写真がその『コアップ・ガラナ』。どうも50周年ボトルのようですね。中身はちょっとコーラっぽい、でも独自のフレイバーの炭酸飲料。きらいじゃないです。

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今は、なんとペットボトルも出てるんですね! ラベルには「北海道限定」「天然伏流水使用」の文字も。

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函館近郊の水のようです。そして糖分は北海道産じゃがいもを主原料としてるってことです。それはちょっとびっくりですね。じゃがいもなのかー。

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そしてこちらは『キリン・ガラナ』のペットボトル。お味はコアップガラナと似たようなもんですね。これもまた北海道限定です。じゃがいもと言えば北海道ですもんねー。だからガラナは北海道なのかー。腑に落ちました。 また、「ガラナの実にはコーヒーの3倍のカフェインが含まれている」のだそうです。うわー、夜に飲んじゃいけませんね。くわばらくわばら。

実は、これら3本とも有楽町にある北海道のアンテナショップで買ったもの。ガラナドリンクって、北海道のご当地ドリンクだったわけですね。いやー、勉強になります。てなわけで、たまに飲みたくなるガラナなのでありました。

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2018年10月24日 (水)

「恋のしずく」:日本酒と西条のPR映画  #恋のしずく #川栄李奈

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映画『恋のしずく』は、典型的な町おこし映画というか地域PR映画。東広島市西条の日本酒造りにまつわるあれこれを描いた作品。そして日本酒が飲みたくなる作品です(実際、帰ってから飲みました)。

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物語は、東京のワイン好き女子大生(リケジョ)が、酒蔵に実習に来て日本酒の素晴らしさに目覚めるというシンプルな骨格に、酒蔵の跡継ぎ問題とか恋愛とかをからめた王道パターン。演出も、そつなく端正にまとめましたよって感じ。平均点の映画であり、その枠を飛び越えるものではありませんでした。

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ヒロインを演じる川栄李奈は、以前から「やけに天才型のバイプレイヤー」だと思っていたのですが、初主役の本作では鋭さを消して、ニュートラルな「普通の」芝居に徹してます。

(以降少々ネタバレあり) 大杉漣さんも出てるんですよねー。心臓病を患ってる設定で、胸を抑えて倒れるシーンなどもあり、生々しかったです(最終的には亡くなる役どころでした)。

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宮地真緒のエピソードなどは果たして必要だったのでしょうか? どうもその分、まとまりを欠いて長くなってしまった(1時間57分)ような気がするのですが・・・。

でもまあ全体としては、西条と日本酒の大いなるPRになっていたので、成功なんだろうなと思います。

面白かったのは、川栄が絵馬に願いを書いた後で、「背が伸びますように」って書いたの?とか、からかわれるところ。明らかに小柄な彼女なので、笑っちゃいました。

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2018年10月23日 (火)

「若おかみは小学生!」:食い足りないけど・・・  #若おかみは小学生!

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映画『若おかみは小学生!』、えらく評判が良くてヒットしてますね。じわじわと、という感じで大人の間に口コミ(SNS中心でしょうが)が広がっているようです。

大江戸的には、そんなに高評価を得るほどのものでもないとは思いましたが、まあのんびりと温泉につかった気分で観る分には、悪くありません。

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物語は単純すぎるほどシンプルなもの。「交通事故で両親を亡くした小学生「おっこ」が、祖母の温泉旅館で若おかみ修行をする」ってだけです。まあ、その日々のあれこれやお客さんのあれこれで、いろんなエピソードが積み重なっていくのです。まあ、もとが児童文学&TVアニメだからしょうがないんですけど、あまりにも単純で奥が無いというか、いろんなトラブルが簡単に解決してしまいます。そこが食い足りないところです。

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まあ、そもそもが「小学生が若おかみになる」っていうファンタジーなんで(幽霊だって出てくるし)、細かいことには目をつぶりながら観るべきなのでしょうけれど、大人になるといろんなことが気になりましてねえ。誰も彼もが、「若おかみ」だとすんなり認めちゃうし。そもそも、おっこ働き過ぎじゃね? 児童福祉法だか何だかでヤバイことにはなっていないのでしょうか?

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これ、たぶんTVシリーズ版の方が良いのではと思いました。時間をかけて描いた方が、おっこの成長の時間と重なって、納得がいくし、感慨深いものとなるはずなのです。 でも映画版だって(原作だって)、これからおっこの成長に伴って、『若おかみは中学生!』『若おかみは高校生!』・・・と色々作れちゃうので、楽しみかも知れませんね。

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2018年10月22日 (月)

「億男」:うさんくささがしんどい  #億男

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映画『億男』は、あの川村元気プロデューサー(&小説家)原作の映画化。監督は『るろうに剣心』でも佐藤健と組んだ大友啓史。そして今を時めく佐藤健と高橋一生の共演(朝ドラ男の共演とも言えます)。こりゃもう「テッパン」だと思いますよね。でも、そうじゃなかったんですよねー。かなり長ーく感じられました(実際は116分なのに)。失敗作だと思います。

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お金にまつわる話なだけに、うさんくさい連中が色々と出て来ます。結局そいつらが魅力的ではないんですよね、ただうさんくさいだけで。そういうのにまみれて、佐藤&高橋までうさんくさく見えて来ちゃうんです。観ているのがしんどい世界です。

しかも中盤以降ますます冗長な感じになっていきます。モロッコ場面はその最たるもの。ここらは、川村さんの若き日の経験がベースになってるんでしょうねえ。その思い入れが、映画的には邪魔になったのでは?

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(以降ネタバレあり) 結局、落語の『芝浜』の現代版だったってオチなんですけど、うーん、そこが鮮やかに決まってませんよねえ。リアルに現代ものでやっても、嘘っぽくて・・・。うさんくささの中にイノセンスが光るような味わいは、うまく出せませんでした。

それはそうと、高橋一生が最初はヨージっぽい黒づくめで落合陽一みたいだったのですが、若き日を演じる場面では本当に大学生っぽい感じでした。リアルに若く見えました。さすがの演じ分けです。

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ヒゲとメガネの北村一輝が「誰?」って感じの化け方。この人のこういう感じ、初めて見させてもらいました。 藤原竜也のいかがわしい感じは、いつもながらですね。

そして、また出た黒木華! 『散り椿』『日日是好日』からの連打で、『ビブリア古書堂の事件手帖』『来る』も控えております。今回は母親役で、また芸の幅を広げた感じでありました。

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2018年10月21日 (日)

資(すけ)さんうどんを東京で  #資さんうどん #KitaQフェス

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えー、末広町とか湯島の方です。千代田区外神田に「アーツ千代田3331」っていう廃校になった中学校を使ったアート研究や創作・発表のためのスペースがあるんです。そこで、20日、21日と『KitaQフェス in TOKYO』ってイベントをやっておりまして、・・・まあ北九州市の紹介や企業PR、そして名産品の販売イベントですね。今日行ってまいりました。大江戸はもちろん東京生まれ、東京育ちですが、訳あって北九州の事はよく知っております。

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とにかく一番の目的は、「資(すけ)さんうどん」が食べたかったのです。北九州ではやたらと有名でそこかしこにあるのに、福岡県外では食べることのできない資さんうどん。

しかーし、お昼前に到着した時には、既に長ーい行列が! やっぱり知ってる人はみんな食べたいんですよねー。東京で食べられる機会は、ないんで。

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ウッドデッキの階段に蛇行しながら続いている行列の最後尾に着いた時には、「65分待ち」の表示。実際には70分ほど待ちましたが、二日だけのイベントなのに、よく大体正確に割り出せるもんですねー。ちょっと感心しました。ただ太陽さんさんだったので、かなりの暑さと日光の強さに閉口しました。

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かしわごぼてんうどんを頼みました(2-3種類しかなかったけど)。東京価格で高めの700円。うん、肉もゴボウ天もうまいです。おつゆもいい味。麺に関しては、もっと腰のある讃岐風の方が大江戸の好みなのですが、北九州のうどんと言ったら、こういう「やわい」麺なんですよねー。 おいしゅうございました。

これまでも何度か東京進出の噂や記事が出ては消・・・の資さんですが、どうなんでしょうねえ? まあ東京じゃ食えないから、これだけ人気を呼ぶってこともあるでしょうけれど、讃岐うどんのチェーン店同様に、十分やっていけると思うんですけどね。まあ、あえて商売を広げないって選択もあってしかるべきだとは思います。でも、東京に出て来てくれたら嬉しいんですけどね、ホント。

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もう一つの資さん名物「ぼた餅」(2個入り300円)を買って、屋上で食べました。いやー、これもあんこたっぷりで、きちんと甘くて、噛み心地も最高なのです。おいしかったなー。ウマウマウー! やっぱり資さん、最高サイキョーです。

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ちなみに屋上にもいろんなお店が出ておりました。時間を決めて限定数量で「東筑軒のかしわめし」「シロヤのサニーパン」「揚子江の豚まん」といった名物も販売しているようでありました。買えずに残念。

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アンケートに答えたら、こんな缶バッジをくれました。このメインビジュアル、北九州出身の松尾スズキさんが描いたんですよね。

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それはともかくこの施設って中学校跡なもんで、水飲み場やら教室やら廊下やらが「いかにも学校」。それをそのまんまにして、ラボやワークショップやギャラリーなどを設置してあるので、あたかも『半分、青い。』の終盤に出て来た、ベンチャー企業の集合オフィス施設みたいなのでした。

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2018年10月20日 (土)

ラグビー・トップリーグを初観戦! #ラグビー初観戦

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あと1年足らずでいよいよラグビー・ワールドカップ日本大会ですね。てなわけで、秩父宮ラグビー場にトップリーグの試合を観に行って来ました。なんと、ラグビー初観戦です!(高校ラグビーや大学ラグビーや社会人ラグビーも生で観たことはありません) 

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実は新聞販売店の懸賞に当たって招待券をゲットしたから来たってのもありますが、そもそも応募したのは、どうせ来年には日本中「にわか」だらけになるんだろうから、少しでも自分の「にわか」度を薄めておこうという努力の姿勢なのであります(えらい)。

実際、前回W杯での日本の躍進以降は、TVでたまーにラグビーを見てたりするのです。いつもサッカーとの違いに「へー、そうなんだー。おもしれー。」と思っている大江戸です。

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今日は11:30からと14:00からの2試合(1枚のチケットで、居残って2試合観られるんですよん)=NTTコミュニケーションズ×宗像サニックス、サントリー×日野。サントリーの試合はちゃんと観ようと思い、第1試合はのんびりと20分ぐらい過ぎてから入場。

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まずはゴールポスト裏の席で観てみました。なるほど選手たちがこっちにいる時は良いのですが、あっちサイドに行っちゃうと、確かに遠いですね。

ハーフタイムにいったん外に出て、ラーメン屋でチャーハンを食べてから戻り、今度はバックスタンドのポスト脇の方で観戦。うん、やっぱりこっちの方が良いですね。専用スタジアムなので、ピッチが近いですし。

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ラグビーって、場内アナウンスの人が「アドバンテージを見ていましたが、ノックオンがありました。」とか「映像で確認して、危険なタックルがあったことが認められました。」とかいちいち説明してくれるので、親切です。まあ、選手が密集してることが多いし、ルールも複雑なので、確かにそうしないと厄介ですもんね。大型ビジョンの映像もほとんどつけっぱなしですし。

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試合はNTTコムが31-12で勝利。 第2試合の前に売店で生ビールとハーブチョリソを買って、気分を盛り上げます。席も全体を観やすいスタンド上部にしてみました。

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観客数も第1試合よりもだいぶ増えて、黄色づくめのサントリーのサポーターもけっこうな数揃いました。サッカーのサポーターってゴール裏にいるもんですけど、ラグビーではバックスタンドなんですね。

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なんでもサッカーと較べちゃうんですけど、応援は素朴です(「Go! Go! サンゴリアス!」とか言うぐらいで、まあ初心者にもとっつきやすい)。ガタイのいい(昔ラグビーやってたんだろうなあって感じの)お客さんが多いのも特徴的。それと、やけに小さい子供連れのファミリーが多かったのも印象に残りました。

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ボールがスタンドに入ることも多いです(サッカーじゃめったにありません)。練習中にボールがスタンドに飛んでって、立ってたお客さんに当たってぶっ倒れたところも遠目から目撃しました。要注意ですね。

給水要員がいて、プレイが途切れた時に水ボトルを渡しに来て、終わると回収して戻るのですね(サッカーの場合は、ピッチサイドに点々とボトルが置いてあって、勝手に飲みます)。

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あと面白かったのは、ベンチ。サッカーみたいにちゃんとした造りじゃなくて、なんかビアガーデンみたいなプラスチック椅子が並べてあるだけ。うーん、新鮮。

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さて試合は、サントリーが50-12と貫禄の勝利。ラグビーって、きっとサッカーよりも番狂わせが起こりにくいスポーツでしょうね。そう思いました。

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色々新鮮で、十分楽しめましたが、やっぱりサッカーの方が小生はいいなあ。トライも、結構ちょくちょく決まっちゃうので、一回ごとの歓喜が薄いような気がするのです、サッカーのゴールの爆発的な歓喜に較べると。 

トライの後のゴールキックの時って、相手チームも味方も、みんなキッカーを放置しておいて、円陣組んで話してるんで、「おいおい、これから仲間がコンバージョン決める大事なところなんじゃないですか?」と思って、その無関心な風情に笑っちゃいました。

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試合後にはグリーティングタイムってのがあって、選手たちが客席前列のお客さんたちと交流をするのですね。これはなかなかのファンサービスです。

秩父宮ラグビー場の良さは都会の真ん中ってこと。スタンドの後ろに神宮球場(レンガ色&白い照明塔)が見えます。そしてその後ろには、新国立競技場がだいぶ出来上がってまいりました。デザイン問題と費用問題でもめなきゃ、ラグビー・ワールドカップで新国立を使えたのに・・・。まっこと残念であります。

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2018年10月18日 (木)

「音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」:爆死! #音タコ

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映画『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は、絶対面白くなると思っていたんですけどねえ。なんせこのタイトルで、脚本・監督は久々の三木聡で、阿部サダヲと吉岡里帆の化学反応も楽しみだったんですけど・・・爆死でした。なぜだ??(少なくとも予告編までは面白かったんですけどねえ)。

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あれだけオフビートでシュールで奇抜で面白かった三木聡の笑いのセンス、なんでこんなに悪くなっちゃったの? 笑えない、間が悪い、ズレてる・・・。でも思えば前作『俺俺』('13)から、その傾向はありました。ある程度メジャーな作品になっちゃったから? 年のせいにはしなくないですけどねえ。

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阿部サダヲはまあいつもの阿部サダヲですけど。てか、かなりグループ魂の「破壊」ですけど。 吉岡里帆が弱かったっす。彼女自身は嫌いじゃないのですが、どうにもこうにも演技の幅がなくて、コメディエンヌの素質もなくて、もともとぶっ飛んだキャラじゃないだけに、合わないんです。むしろかわいそうでした。三木組の常連である麻生久美子などは、短い登場場面でもしっかり三木ワールドを体現して、爪痕を残しているだけに、違いが明らかになっちゃってます。10年前の麻生さんにやらせたかった役なんです。

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序盤のぬるい笑いを経て、「そろそろ面白くなって行くのかな?」と思っていたら、逆に中盤以降ますます冷めていきました。韓国のシークェンスなんか、裸のジジイとか花火とか長いキスシーンとか刑務所とか、出て来るものがことごとく生かされてない&つまらないなのです。小ネタの数々も、以前より打率が低いっす。小生が一番気に入ったのは、「13(サーティーン)アイスクリーム」でした。

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「日日是好日」:長い時間をかけてわかる良さ #日日是好日

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映画『日日是好日』は、大森立嗣監督作ということが信じられないような、穏やかな作品。この監督の特徴である暗鬱な暴力性とは正反対の作風です。ただ、『セトウツミ』あたりは穏やかでしたから、これからそういう面も出て来るのかも知れませんね。 表千家の協力を得て、終始お茶のお稽古(時々お茶会)を描いている映画が、こんなに面白いとは新鮮な驚きです。

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樹木希林と黒木華という新旧の「誰とも似ていない」「余人を持って代えがたい」女優が、この作品とキャラクターに命を吹き込んだのは間違いありません。終盤の二人の姿や声だけで、感動して泣けてしまいます。特別な事や大げさな演技は全くしていないのに、凄いことです。特に希林さんは、先月逝去してしまっただけに、「こうして毎年同じことが出来るって事が、幸せなんだなあって」なんて台詞が心に沁みます。

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これは原作(森下典子)の良さなんでしょうけれど、それ以外にも、「世の中には『すぐわかるもの』と『すぐわからないもの』の二種類がある。すぐにわからないものは、長い時間をかけて、少しずつ気づいて、わかってくる。」・・・至言ですよね。映画でも美術でも文学でも音楽でも、そういうものって確かにあります。 「お茶はまず形から。先に形を作っておいて、その入れ物に後から心が入るものなのよ。」ってのも、なるほどなるほどなのです。

希林さんは、お点前も素人目には(この映画のために初めて習ったようには到底見えず)実にお見事でした。

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日本の文化の本質がお茶にはあります。日本家屋、庭、掛け軸、茶器、着物、礼儀作法・・・、繊細な美とおもてなしの心が、穏やかな心持ちに収斂されていきます。大江戸も興味はあって、そのほんの端っこの端っこに触れたことはあるのですが、何しろお金と時間が必要そうでねえ・・・。

大事件は何も起きない、普通の暮らしと人生を描き、その平穏な日々の素晴らしさに気づかせてくれる--まさに「日日是好日」です。そんな味わい深くも美しい作品でした。こういう作品がアカデミー外国映画賞の日本代表に選ばれてほしいなあと思います。

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2018年10月16日 (火)

日本、ウルグアイに素晴らしい勝利! #サッカー日本代表

キリンチャレンジカップ2戦目の日本vs.ウルグアイ戦。いやー、凄いことです。FIFAランキング5位のウルグアイに4-3で勝ってしまいました! ウルグアイは数日前の試合でも韓国に1-2で敗れて、東アジア勢に連敗です。なので、今日はそれなりに本気だったと思うのですが、脅威は感じませんでした。スアレスもいなかったし。

とにかく内容的には完全に勝っていました。日本のやりたい&やるべきサッカーができていた中で、きっちり崩して4点も取れたわけですから。これまでの日本の強みだった「アジリティとコンビネーション」は保ちながら、みんなに「個の力」が備わっておりました(急に備わったはずもないのですが)。そこが現在の凄いところ。大迫や長友のキープ力は言うまでもなく、酒井宏樹も遠藤航(前半はミスも多かったのですが)も、1対1で負けない強さがありました。

そして、前線の新戦力トリオ=南野、中島、堂安の前へ前へという推進力、機敏さ、ドリブル突破力、うまさ! 今更ながらロシアに連れて行っておきたかった3人です。イキが良くて、コンビネーションも合ってて、気持ちいい限りです。「こういう日本サッカーが見たかった」を体現してくれてます。

親善試合で5人まで交代OKなのに、日本は2人しか代えませんでした。そこに、「ウルグアイに勝つ!」という真剣度が現れてますよね。とにかくうまく行ってたので、代えるに代えられなかったって感じでもありましたけど。

いずれにせよ、あの堅守ウルグアイから4点も取ったってのは、スゴ過ぎです。とは言え、3失点というのは課題には違いありません。でも追いつかれてもまた突き放す戦いができたのは、頼もしい限りです。 そして、これだけ上手に世代の融合と世代交代ができちゃったというのも、素晴らしいことです。 もう本田はいらないと、多くの人が確信したことでありましょう。

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2018年10月15日 (月)

最近のアイス×4種 #アイスクリーム

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そろそろアイスでもなかろうって時期になってまいりましたので、逆に久々のアイスクリーム(類)特集、行ってみましょう。

まずは森永の『ザクっとワッフルショコラ』。まあ、その名の通りです。ザクっとしているワッフルにはさんだチョコアイスで、チョココーティングもしてあります。

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森永はチョコがうまい、という(チョコモナカジャンボなんかの)伝統を守っています。堅実な、まずまず上質のおいしさです。

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そこいくと残念なのがこちら。グリコの『牧場しぼり 生キャラメル&ミルク』です。3日以内の新鮮ミルクを使っているそうですが、うーん、キャラメル味に負けちゃってますね。生キャラメルソース増量したってのに、やられちゃって肝腎のアイスがミルクっぽいんだか何だかわからなくなっちゃってます。せっかく「牧場しぼり」とうたっている意味がないじゃん。

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続くこちらは、『不二家ホームパイ 苺のミルフィーユ風アイス』。なぜホームパイをアイスにするという発想が生まれたのでしょうか? しかもホームパイとは何の関係もない苺ソースが中に入っているとは?!

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アイス自体も、ホームパイを連想するかと言われれば、それはノーでしょうねえって感じ。企画自体が謎過ぎる製品です。お味はまあまあ。悪くはありません。

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で、最後にこちらが明治の『エッセルスーパーカップSweets アップルタルト』です。その名の通り、スイーツ仕立てのアイスクリーム(分類はラクトアイス)。

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ふたを開ければ、おお、パッと見は確かにアップルタルトっぽいですね。

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で、中の方もタルト的に多層構造になっております。調べてみたら、上から りんご果肉入りソース>ホイップクリーム風アイス>バタークッキー>カスタード風味アイスという4層になっているそうです。

手が込んでます。そして、それぞれがしっかりおいしいのです。これはなかなかあっぱれな製品であります。お見事。

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2018年10月14日 (日)

湘南、ルヴァン杯決勝進出!! #ベルマーレ

_20181014_143418BMWスタジアムのフードパークにいつも出てるんだけど、いつも一番の長蛇の列なのであきらめていたDA FIORIのローストビーフ丼」(650円)。今日はついに並んで買いました。1.スタジアムに2時間前に着いた 2.指定席券を買っておいた ってことで、余裕があったものですから。

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じゃん。お肉たっぷり。なかなかおいしゅうございました。

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てなわけですが、何しに来たかと言うと、YBCルヴァンカップの準決勝セカンドレグ湘南ベルマーレvs.柏レイソルの決戦を目撃しに来たわけです。ファーストレグは1-1だったので、今日はスカッと勝ちたいところです。

おお、もうルヴァンカップが展示してあって、勝ったも同然って感じではありませんか。

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試合前の練習から、サポーターのボルテージはかなり上がっております。

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試合は前半に石川俊樹のゴールで湘南が先制すると、後半に柏が追いつくという展開。その時点で2試合合計2-2で、アウェイゴールも1点ずつというイーヴンの展開。

終了の笛間際に、柏がゴールネットを揺らしたのですが、オフサイド(ではなくて、ボールがゴールラインを割ったのでさすね)で助かりました。いやー、最悪の悪夢かと思いましたが、まだ運はありますぞ。

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延長前半にFKから坂圭祐のヘディングで2-1とした湘南ですが、また延長後半に追いつかれてしまいます。何という激闘でしょう! しかし、延長戦ではアウェイゴールの規定はないので、2試合合計で3-3とドロー。うーん、簡単に勝たせてはくれません。準決勝らしい気合の入った試合です。

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ついにPK戦へ突入。ベルマーレのPK戦って、小生は見た記憶ないですねえ。

ここでもまた激闘。一人目と五人目のキッカーという勝負どころに二十歳の杉岡と金子(二人とも名前が「ダイキ」)を持ってくるあたりが、曺さんらしいなあ。杉岡も金子もきっちり決めましたが、3人目のベテラン梅崎が外すという、ありがちな展開。しかし、柏は4人目が外して、イーヴンに。

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5人目までで決着がつかず、湘南の6人目は高山薫。こういう時になんか外しちゃいそうなタイプなんだよなあ、(だから5人に入ってなかったんだろうなあ)この人・・・と思いましたが、ちゃんと決めてくれました。いやー、ホッとしました。

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そして柏の6人目(延長後半に同点ゴールを決めた山崎)が外した瞬間、スタジアムは大歓声と歓喜に包まれました。選手みんなが走って、ベンチからもみんなが飛び出し、抱き合って喜びを爆発させます。PKを外した梅崎がピッチに突っ伏して、「みんなに助けてもらったー!!」と感極まっていたのが印象的でした。もらい泣きしちゃいましたよ。

それにしても、最後の最後までもつれこんで、凄い試合でした。最後は、「ホームの力」が勝たせてくれた感じかも知れません。

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今日はスタジアム先着1万名に、この120×70cmの大きな布(多目的)をプレゼントしてくれました。決勝にも持って行って、スタジアムの黄緑面積を増やしたいですね。

大江戸は長年、ベルマーレがカップ戦の決勝のピッチに立つことを願っておりました。(旧)国立競技場で、イビチャ・オシム時代&アマル・オシム時代のJEF千葉がナビスコカップの決勝を制した時、それを応援しながら、いつかはこのスタジアムの半分をライトグリーンに・・・と思っていたのです。

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それから幾星霜、ついに(国立じゃなくて埼スタだけど)10月27日のピッチに、勇士たちが立つことができるのです! ちょっと心配なのは、黄緑の人たちがちゃんとスタジアムの半分近くを埋められるかどうか。ここはホームタウン市町村の力、フジタの力、ライザップの力を結集して、ガンガン集客してもらいたいものです。 そしてクラブ創設50周年のメモリアル・イヤーに、輝かしいタイトルで花を添えてもらいたいと切に願っております。

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2018年10月13日 (土)

杉並区和泉の奇観「マンホール通り」 #マンホール #奇観

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先日、京王線代田橋駅近くの大原交差点やや北(環七沿い)にあるトンデモ物件を確認しました。

物の本で知ってはいたのですが、実際に見るとやはりかなりの奇観です。

それは謎の「マンホール通り」。左上の写真の左側の黒壁面と褐色壁面間にその通りはあります(右側の太い道が環七)。

狭い私道に、次から次へとマンホールがあるのです。 Oh, why ?

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それは、わかってる人以外は誰にもわかりません。←あたりまえ

感覚の狭い所は30cmぐらい先にすぐ次のマンホールがあるって状態です。

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大きさも(全体的に割と小ぶりではありますが)まちまち。形もまちまち。きっと作られた時代もまちまちなのでしょう。でも、なんでこうなるの??

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よその町ではこんなのありませんもん。マンホールには全くのところ詳しくない大江戸ですが、謎は深まるばかりです。

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この通りの中に丸いマンホールがなんと60個もありました!

四角いのはマンホールとは言わないのでしょうけれど、こいつも10個ありました。

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ちなみに通りの長さは、目測なので狂ってるかも知れませんが、おおよそ120m程度。その間に70個ものこんなのがあるんですから、120÷70=1.7 つまり1.7mに一つはマンホール的なものがあるってことです。

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かなり、センス・オブ・ワンダーを刺激する光景なのであります。

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ちなみにこの道、進んで行った先はこんな感じ。小さな商店街と交差しております。

これが何かというと、代田橋下車で有名な、杉並区泉の「沖縄タウン」なのであります。

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むしろこちらからの方が、アクセスが便利かと思われます。

そして今年のように台風やゲリラ豪雨が荒れ狂う年ですと、ずらりと連なるマンホールのふたが次々と水柱に吹っ飛んでいくダイナミックな光景を夢想してしまいます。はい、ドリーマーです、大江戸。

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2018年10月12日 (金)

日本、パナマに3-0楽勝 #サッカー日本代表

キリンチャレンジカップ日本vs.パナマ@新潟ビッグスワンをTV観戦。森保ジャパンの2戦目だったわけですが日本が3-0で、ほとんど楽勝でした。むしろもっと点取れた試合。

今年のW杯に出場したパナマではありますが、その時のメンバーを20人も残した選考だそうですが、なんかゆるかったですね。プレスは大したことないし、攻撃力も脅威を感じさせるもの(速さだとか高さだとか)がありません。それでいて、パスがうまいわけでも守備が頑強なわけでもないという・・・。これなら日本が余裕で戦えちゃいます。

得点者は新参者や復活組。南野の1点目は、DFをはがす強さが素晴らしかったですね。混戦から押し込んだ伊東純也の2点目も、笑っちゃうような川又のコロコロ3点目(記録はオウンゴール)も、代表生き残りへの気合が感じられました。

一方従来のレギュラー組も良いパフォーマンス。大迫はやはりうまいし、頼りになります。原口の「らしい」走りと献身とチャンスメイクは、さすがです。

今日の両サイドバックはイマイチ。左の佐々木は堅く守ったけど、上りが少な過ぎて、前線の選手がオーバーラップを期待してボールを出してもいなかったりしました。右の室屋は、縦の突破が出来ず後ろに戻すパスが目立ちました。センターバックの19歳冨安は、素晴らしい落ち着きと堂々たるプレイで、素晴らしかったです。今後十年以上、日本の守りを背負っていける選手ではないでしょうか。

森保監督は、4日後のウルグアイ戦とメンバーを分けた感じです。今年の残り3戦でメンバーを見極めて、来年のアジア杯に向かうということなのでしょう。ウルグアイ戦出場メンバーの活躍も楽しみです。

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2018年10月11日 (木)

「判決、ふたつの希望」:日本の将来かも?の寓話

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映画『判決、ふたつの希望』は、珍しやレバノン映画。でもハリウッド並みの映画作法で、最初から最後まで引き込んで、楽しませてくれます。寓話的な物語の中に社会性、問題提起の強さと娯楽性とが、しっかり両立しているのです。アカデミー外国映画賞にノミネートされたのも宜(むべ)なるかなってところ。

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中盤以降は裁判劇となりますが、全世界的に裁判劇っていうのは面白くなるもの。ここでもやはり、知略を尽くした裁判エンタテインメントとして、緊張感を伴って描かれます。ただ、原告側と被告側の弁護士が親子(父と娘)っていう特殊な設定にどういう意図があったのでしょうか? こんな珍しい設定にしておきながら、それが作品自体に意味をもたらさないのです(むしろ焦点をぼやかしてしまいます)。謎です。

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(以降少々ネタバレあり) 判決の行方は、これまたハリウッド調というか、ちょっとあっけない感じ。その後にもう一ひねりあるわけでもなく、そこは少々肩すかしでした。まあ、ラストの二人の表情を描きたかったのだろうとは思いますけど・・・。最後は民族やイデオロギーを越えた「人と人」ですよね。願わくは、もっと強く『恩讐の彼方に』的雰囲気が出て欲しかったところです。

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中東の歴史や政治事情が頭に入ってない小生としては、はっきりわからない部分もあったと思います。それでも鑑賞するには問題ないような普遍性を持った作品に仕上がっております。しかし、深い所のニュアンスまではわかってないのでしょうね、きっと。

これからどんどん外国人労働者や移民が増えていく日本の将来が、ここに見えると言うこともできるでしょう。

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2018年10月10日 (水)

「食べる女」:連ドラで見たかった

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映画『食べる女』、タイトルはいいんですけど、中身がねー。主演級の女優さんが8人も勢揃いしてるだけに、これ連ドラで一人一話でやった方が良かったのではないかと思ってしまいます。監督がTBS出身の生野慈朗さんだけに、ますますそう思えてなりません。

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でも生野さん、この女たちを十分生かしたとは言い難いのでは? 「テレビ的」と言っては身も蓋もありませんが、ごくごく「普通の」演出です。もう少し新しい感覚がほしい気がしました。って言うか、このタイトルでこのキャストで脚本も筒井ともみさんなのですから、ここは監督も女性を起用していただきたかったですねえ。昨年以来、日本の女性監督は絶好調なのですから。大九明子監督や三島有紀子監督で観てみたかったです。

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群像ドラマではありますが、一応メインは小泉今日子さん。ちゃんとそのポジションにふさわしい風格のようなものが出ておりました。大江戸的には、山田優が(意外に)良かったです。気負わず、ナチュラルで。 あと広瀬アリスもいい味出してました。 

男たちの中では、やはりユースケ・サンタマリアがヘンテコな味わい。そして真木蔵人45歳が、もっと年上に見える渋さで「おお!」と目を引きました。

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出て来るお料理は、その多くが俯瞰で撮影され、ちゃんとおいしそうでした。WEBサイトやチラシ等にフード・コーディネーターの表記がないのは、いかがなものでしょうかね?

(以降ネタバレあり) ラストは8人が(一人一人)玉子かけごはんを食べるシーン。玉子かけごはんは小生も好きですが、やっぱりお茶碗に口をつけてかっ込んだ方がおいしいですね、あれは(行儀悪いけど)。

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2018年10月 9日 (火)

クローズ後の築地市場

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この10月6日に閉場したばかりの築地市場を、ちょいと覗いてきました。

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正門前も、まだ工事囲いなどは建っておらず、気抜けするほど普通の光景。車も停まってます。まあ、まだ豊洲も開いてないので(オープンは11日)、引っ越し作業中ですもんね。

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まあ、こういうのも「見納め期間」ってことなんでしょうね。静かです。寂しげです。1935(昭和10)年以来83年間お疲れさまでした。

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ニュースでは場内移動用の「ターレ」に人が乗って豊洲に移動する光景が写っておりましたが、場外の一角には記念撮影用のターレがお店の前に置いてありました。

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てなわけで、市場が移転しても場外は絶賛営業中です(これ知らない人が、意外と多い)。もんぜき通りも、いつも通りご覧の人だかり。

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アニー伊藤の玉子焼「丸武」も相変わらず賑わっております。

ただ、「最後の日」の前々日に来た時は、こんなもんじゃなく激混みで、歩くのにも難儀するほどでしたから、それに比べればおとなしいもんです。

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プレオープン期間も終わり、正式オープンとなった「築地魚河岸」という名のビル内の魚屋街。

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てなわけで、観光用の築地市場はこれからも命脈を保っていくのでありましょう。メトロ大江戸線の駅名だって「築地市場」のままですもんね。

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2018年10月 8日 (月)

「散り椿」:小柄で凛として高潔

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映画『散り椿』は、木村大作監督の3作目ですが、一番良いです。監督は「美しい時代劇」を撮りたいと言っていたそうですが、なるほど映像も美しいのですが、それ以上に映画の佇まいが美しいですね。主演の岡田准一のごとく「小柄」ながらも、凛として高潔な作品です。脚本を書いた小泉堯史も同様のテイストの持ち主ですしね。そして終幕の静かな情感が、余韻たっぷりです。

そんなに難しい物語ではないのですが、多くを台詞で語ってしまい、映画としての語り口は上手とは言い難いものがあります。でも、岡田や西島秀俊、黒木華(時代劇が似合う!)ら俳優陣から発散される空気が、その不足を補っています。

ことに岡田准一は、彼のこれまでのベスト演技ではないでしょうか。ヒゲの力もあってか(?)堂々たる貫禄が出て来ました。月代(さかやき)を剃っていない髪型、ヒゲ、黒い着物という外見からも、『用心棒』あたりの三船敏郎を連想してしまいます。と言ってもおかしくない程になってきたのです。エンドクレジットにも「殺陣」として名前が出て来ますが、本当に剣の達人に見える速さと冴えも、さすがです。終盤の殺陣で、「斬る」んじゃなくて、刀を縦に伸ばしてずぶずぶと突くやつが、新鮮でした。そういうの、これまで無かったです。

エンドタイトル(オープニングもだっけ?)に出て来るキャスト、スタッフの名前が、すべてその人の手書き。これも今まで見たことが無かったです。ただ、字ヘタの人にとっては、辛いでしょうねえ。

黒木か麻生久美子の役柄を宮崎あおいにして、夫婦共演で観たかった気がいたしております(それはそれで似合ったでしょうねえ)。

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のん の天才を示すMV #のん

まあ、ご覧ください↓

https://www.youtube.com/watch?v=k8FDZF2A894&start_radio=1&list=RDk8FDZF2A894

元キリンジの堀込泰行さんの最新MVですが、のんさんの主演です。横顔だけでとてつもないドラマを伝え、見る者の心を大いに揺さぶり、大いなる感銘を与えてくれるのんさん。やはり、天性の女優です。なんか、12月の夜にほろ酔いかげんで聴いたら(見たら)、泣いちゃいそうです。

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2018年10月 7日 (日)

「モアナ 南海の歓喜」:92年前の元祖ドキュメンタリー

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映画『モアナ 南海の歓喜』は、1926年のサイレント作品をサウンド版にした1980年作品(“Moana with Sound”)のデジタル修復版。「ドキュメンタリー映画の始祖」と呼ばれるロバート・フラハティの監督作です。こういうの上映してくれるところがさすがですね、岩波ホール。

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モノクロで描かれるポリネシアの島の民の暮らし。モノクロ映像から、鮮やかな南洋の色が見えて来るかのようです。実は結構ヤラセ部分もあるらしいのですが、まあこの時代の西洋人は、このような地域の人々の生活や風俗を、というかこういう人たち自体を目にすることがなかったのでしょうから、効果的演出に対してそう目くじら立てる必要はないと思います。

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ただ、ゆったりしたテンポで淡々と描かれる情景を見続けていくので、1時間もすると飽きて来ます。98分の作品ではありますが、正直後半は結構飽きちゃいました。現代の基準からすると、圧倒的な驚異があるあわけではないですからね、未開だけど暖かくて食物も豊富で暮らしやすい島ですもんね。まあ、のんびりしたもんです。

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それにしても、音がいいんですよね、この映画。自然の音、鳥の声、人々の歌、子供の遊ぶ声、音楽・・・サウンド版以前てのは、なんて味気なかったことでしょう。

スタンダードサイズの画面の四隅が「角丸」にしてあります。なぜなんでしょう?飲み屋の女性の名刺みたいですよねえ。

ディズニーの『モアナと伝説の海』って、主人公の女の子の名前をここから取っていたんですね。もっともモアナは本作では男性名なんですけどね。

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2018年10月 6日 (土)

「クワイエット・プレイス」:クシャミをしたら、即死。

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映画『クワイエット・プレイス』は、アイディア勝負のホラー。キャッチコピー通り「音を立てたら、即死。」な映画です。でもねえ、川の音とか滝の音とか自然に出ている音はOKみたい。どうもそこいらが微妙です。

結構緊張するサスペンス要素を次々と繰り出して来ます。人間生きてりゃ、何かと音もするってもんで・・・。でも困っちゃいますよねえ。水洗トイレ、使えないわけですし。クシャミもできません。

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(以降少々ネタバレあり) 割と早くから登場する怪物のお顔が、スポーンのような、ヴェノムのような感じ。長い歯がギザギザと集まっていて・・・。ただ、今一つよくわからない構造です。頭割れるし。

人類が(少なくともこの区域では)死に絶えてるって設定のようで、登場人物はたったの8人(だと思います)。低予算で作れますねー。

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(以降ネタバレあり) 何かとツッコミ所は多い映画です。なんで?って事が結構あります。そもそもこの状況下で、なんで子供作っちゃんたんでしょうか? しかも最初からそこが大いなる心配だったのに、赤ん坊が生まれてみれば、あまり泣かないし。そもそもオギャー!という産声は上げなかったのかーい?? あの釘はなんだったんだ?ってのも、かなり謎です。

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『ワンダーストラック』でも岩石のような顔を見せていた姉弟の姉役=ミリセント・シモンズって、(この役柄同様)本当に聴覚障害を持っているんですってね。驚きました。

でもまあこれは、エミリー・ブラントを見る映画でしょう。脚本・監督・そして夫婦共演もしているジョン・クラシンスキーが、彼女をしっかり目立たせたと言うべきでしょうねえ。

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2018年10月 5日 (金)

マッターホーンのバタークリーム・ケーキ

先日、学芸大学の老舗洋菓子店「マッターホーン」のクッキーとバウムクーヘンがおいしかったという話を書きましたが、今度は現地に行って買って来た生ケーキです。(先日の記事はこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-2e6b.html

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箱には、やはりこのゆるーいイラストが描いてあります。

本当はお店の外観も撮りたかったのですが、なんと大江戸が出た時に撮ろうとしたら、入口の脇に中年のおじさんが前を向いて立ってましてですね、さすがに撮れなかったのです。その人にモロにカメラを向ける感じになっちゃうので・・・。無念です。

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まずは、「ダミエ」(300円)。創業当時からの人気商品だそうです。普通のカステラとチョコカステラを市松模様風に組み合わせ、バタークリームで「田」の字を作った感じ。外側はチョコレート・コーティングで、白く図柄入りです。いやー、古典的というか普遍的というか、王道の味ですね。バタークリーム好きにはたまりません。

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そしてこちらは、「ロールケーキ」(230円)。シンプルです。カルピスバターを使ったバタークリームあんんですって。いいですねえ、塩味がちょっと効いてて。素朴なおいしさです。

クラシカルなバタークリーム・ファンにとっては、本当にうれしいお店です。安いし。女性従業員が5人も並んで包装や紐かけをするほどの大店でもありますし。 ケーキの品数も多いんです。もっといろいろ制覇したい気持ちでいっぱいです(しかし問題は、なかなか学芸大学駅になんか行かないってことなんだあ)。

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2018年10月 4日 (木)

今日の点取占い286

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ねごとを言うな   3点

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2018年10月 3日 (水)

「顔たち、ところどころ」:ヒューマンな凸凹道中記

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映画『顔たち、ところどころ』は、1928年生まれのアニエス・ヴァルダと1983年生まれのJRという凸凹コンビによるドキュメンタリー。町から町へ移ってのアート活動なので、ロード・ムービーの趣もありますよね。

カメラ型のスタジオ付きトラックで、町の人々の写真を撮って、それを巨大モノクロプリントにして壁面に貼り付けるプロジェクトを追っていきますが、これがいいんです。

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人々とアニエス&JRとの交流が、とってもヒューマンな感銘に包まれているのです。とにかく人間の「顔」には力があり、そこには「時間」が刻まれておりますからね。いろんな町の人々を素直に「人間」そのものにしてしまうのは、JRとアニエスのフレンドリーな人間力そのものによるのでしょう。

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アートディレクターの水谷孝次さんが、世界中の人々の笑顔を写真に撮って、それを傘にプリントするっていうプロジェクトをやってますけど、通じるものがありますね。人々とのコミュニケーションが根幹であり、そのアートを通して、人々が少しだけ変わる、そのお手伝いをするようなプロジェクト。

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(以降ネタバレあり) 最後にゴダールがとんでもない(彼らしい)事をします。アニエスは哀しみますが、そのハプニングこそがこの映画のキモになりました。でもとても哀しくやるせないラストになってしまいましたね。今年公開の『グッバイ・ゴダール!』ともども、大江戸はますますゴダールって人が嫌いになりましたよ。

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2018年10月 2日 (火)

「デス・ウィッシュ」:ハゲ・アクションの年

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映画『デス・ウィッシュ』を試写会で観ました。最近驚いたのがイーライ・ロスの「転向」でして、こんな(セミ)メジャーなサスペンス・アクションを手掛けたかと思えば、まもなく公開される『ルイスと不思議の時計』なんてファミリー向けファンタジーまでもがイーライ・ロス作品だってのには、心底ぶったまげました。いったい何が起きているのでしょうか?

でも安心してください(って言うのも、アレですけど)。この作品、ちゃんと後半に、イーライ・ロスならではの「刻印」が押してありましたよ。

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それはともかくブルース・ウィリス主演です、開映前のアナウンスで「ブルース・ウィルス」って言ってましたけど、配給・宣伝サイドの人がそれではいかんだろー。インフルエンザじゃないんだから。

この作品、’74年のチャールズ・ブロンソン主演作『狼よさらば』のリメイクなので、入口でこんなシールを配ってました。やっぱり!みうらじゅんさんのイラストでしたよ。でも、こんなもんどこに貼ったらいいんだー!(ってか、大抵のシールって死蔵するしかないんですけどね)

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それにしても、今年は不死身のアクション・ハゲが流行してますね。『ジュマンジ』『ランペイジ』『スカイスクレイパー』とハットトリックのドゥェイン・ジョンソン、『MEG .ザ・モンスター』のジェイソン・ステイサム、そして本作のブルース・ウィリス(まあ、彼の場合不死身ってわけでもなく、アクションもたかが知れてますけど)。

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まあ作品自体は、まずまずの出来。「必殺仕置人」ですもんね。不穏で暴力的なサスペンス醸成は、なかなかでした。

(以降ネタバレあり) でも一番気に入ったのは結末。あの刑事のおっちゃんの「粋な計らい」ってやつが良かったですね。大岡裁きです。

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ロビーの柱に、「昭和調」の特製ポスターも貼ってありました。いやー、丸の内東宝で封切って、新宿ローヤルに流れてく男アクションって感じで、ナイスですー(「カラー作品」マークがついてるし、惹句の最期に「狼よさらば」ってあるし)。 

この作品、MGMなんですよね。なんか最近ライオンマーク見てなかったけど、まだしぶとく残ってたんですね。

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2018年10月 1日 (月)

「コーヒーが冷めないうちに」:あれもこれも問題で・・・

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映画『コーヒーが冷めないうちに』は、予告で大体わかるように(泣かせようとする)「時間SF」です。でもねえ、設定がすっごく強引なんです。喫茶店のある席に座ると、めんどくさいルールはあるものの、過去に戻れるって設定でいきなり物語が始まってます。何それ? 「なぜ?」とは言わせません。そういうルールなんです、って「えー!?」ですよね。無理くりすぎます。

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しかも恋人、夫婦、姉妹、親子をめぐる4つの物語がオムニバス的に連続して描かれるのですが、何とかつなげようとしているけれど、(この店の客ということでしか)つながっておりません。 さらに、終盤の重要な時間が交錯しながら「あーなってこうなって・・・」の部分が、複雑すぎるのか、説明がヘタなのか、当方がバカなのかで、今一つよくわかりません(これでいいのかどうか不安になるような・・・)。

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いきなり序盤から有村架純、波瑠の朝ドラ主演女優対決があったり(薬師丸さんも主演じゃないけど朝ドラ女優ですよね)、吉田羊とか松本若菜とか芸達者を揃えている割には、みんな演技がヘタに見えてしょうがありませんでした。石田ゆり子さんも、(いくら幽霊の役とは言え)見せ場に乏しく、魅力的ではありませんでしたねえ。篇中にカラオケで星野源の『恋』が歌われているのは、ゆり子さんへのオマージュなんでしょうかねえ(『逃げるは恥だが役に立つ』)。

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言っちゃあなんですけど、とにかく映画的センスがよろしくないのです。これまでTVドラマの演出を多く手掛けて来た塚原あゆ子監督ですが、うーん、あまりにもお手軽な、主張のない演出ではないでしょうか。 時間SFにかけては定評のある(はずの)奥寺佐渡子(細田版『時をかける少女』など)脚本なのに、こうなるとは意外でした。原作、脚本、演出、演技、揃って問題アリに思えてしまって・・・。

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