1980年代外国映画ベストテン #80年代洋画ベストテン
今出ている『キネマ旬報』で「1980年代外国映画ベストテン」を特集しております。次号は日本映画篇のようで、夏の70年代に次ぐ企画です。でも1位:ブレード・ランナー、2位:ストレンジャー・ザン・パラダイス、3位:バック・トゥ・ザ・フューチャー&非情城市 って、随分と弱くないですかね? 大江戸が思うに、’70年代は洋高邦低で、’80年代はその反動で邦高洋低なんじゃないかなー。 それにしても、『ブレード・ランナー』、公開年には25位だったんですよ! 年月は作品評価を変えていくものですねえ。
大江戸の’80年代ベストテン外国映画は、下記の通りです。( )内は監督名。
1.フィールド・オブ・ドリームス(フィル・アルデン・ロビンソン)
2.シャイニング(スタンリー・キューブリック)
3.ダイ・ハード(ジョン・マクティアナン)
4.ハンナとその姉妹(ウディ・アレン)
5.ブルース・ブラザース(ジョン・ランディス)
6.E.T.(スティーブン・スピルバーグ)
7.ガープの世界(ジョージ・ロイ・ヒル)
8.コヤニスカッティ(ゴッドフリー・レジオ)
9.ストリート・オブ・ファイヤー(ウォルター・ヒル)
10.ザ・ローリング・ストーンズ レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー(ハル・アシュビー)
はい、全部アメリア映画です。ヨーロッパ映画が弱体化した年代でもありました。 ネクスト・テンを挙げるならば・・・
愛と哀しみのボレロ(クロード・ルルーシュ)
ナチュラル(バリー・レヴィンソン)
ワン・フロム・ザ・ハート(フランシス・フォード・コッポラ)
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説(スティーブン・スピルバーグ)
ザ・フライ(デイヴィッド・クローネンバーグ)
アルタード・ステーツ 未知への挑戦(ケン・ラッセル)
ウォー・ゲーム(ジョン・バダム)
ミリイ 少年は空を飛んだ(ニック・キャッスル)
ニュー・シネマ・パラダイス(ジュゼッペ・トルナトーレ)
コックと泥棒、その妻と愛人(ピーター・グリーナウェイ)
ってところ。うーん、やっぱり弱いです。この10年は。 あ、ちなみにキネ旬の方も、「1980年~89年に、各製作国で初公開された作品が対象だそうで、日本公開年とはズレがあります。大江戸もこのレギュレーションに倣いました。
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