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2018年12月30日 (日)

「グリンチ」:ハッピーな色彩だけど・・・   #グリンチ

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映画『グリンチ』は、イルミネーションのクリスマス映画。そういえば、ほとんど1年ほど前からずっとTOHOシネマズの本編上映前には、この『グリンチ』をフィーチャーしたTOHOシネマズ用タイトル映像が流れてましたもんねえ。それなのに、興行的にはかなり厳しいようです。確かに今日も大江戸が観た劇場では、既に字幕版の上映がなくなっていて(12/14にスタートした作品なんですけどね)、しょうがないから大泉洋らの吹替版を鑑賞しました。 あ、ちなみにこの作品から、(今年もマイレージがたまって)TOHOシネマズの1ケ月無料パスポートでーす。

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まあ、確かに日本でウケるキャラとは思えませんねえ、このグリンチ。ジム・キャリーの実写版(大江戸は観落としてます)では、かなり深い緑だったと思うんですけど、本作のグリンチくんはライトグリーン。ベルマーレ・ファンとしては、それだけで応援したい気にはなるのですけれど・・・。

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そのグリーンと赤という、まさにクリスマス・カラーが目立つ映像は、非常に気持ちの良いカラフルさで、気分がアガります。ハッピーな気持ちになるのです。そしてイルミネーション作品なだけに、クリスマス・イルミネーションの輝きを美しく表現しているあたりもさすがです。もろもろの動きや表現の質の高さにも、イルミネーションが今ノッてることが反映されています。

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でも、物語は割と子供向きというか、単純過ぎる感じですよねえ。まあ、絵本が原作だから、しょうがないのだとは思いますけれど・・・。クリスマスのファミリー・ムービーとして悪くはないけれど、ちょっと食い足りない感じでした。

同時上映の短編は『ミニオンのミニミニ脱走』。まあ、「わーい、ミニオンだ!」ってだけの、なんてことない作品でありました。

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2018年12月29日 (土)

「バスキア、10代最後のとき」:物足りない・・・   #バスキア #バスキア、10代最後のとき

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映画『バスキア、10代最後のとき』は、1978年から1980年代前半のジャン=ミッシェル・バスキアに関するドキュメンタリー。1960年生まれのバスキアですから、18歳の頃から描かれているわけですね。それにしても、売れない頃からのバスキアを捉えた映像が、よくこんなに残っていましたね。

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映画は、バスキアと同じ時代のNYを生きた仲間たちやアート関係者がインタビューに応えるスタイルで、そこにバスキアの映像や作品、当時の写真などがはさまれていきます。インタビュイーとしてジム・ジャームッシュも出て来てバスキアとの親交について語りますが、彼は本作の監督=サラ・ドライヴァーのパートナーなのだとか。

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大江戸はかなりバスキアが好きでして、27歳の若さで(オヴァードーズで)亡くなった時にはちょっとショックでしたし、その後も美術館などでバスキアの作品に触れては、その力に打たれたものです。

そのパワーが出て来るのは、この映画で描かれている時代の後。なので、けっこうフラストレーションがたまるというか、「えー!ここで終わりですかい?」って感じになっちゃいます。

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普通に短い生涯のドキュメンタリーを作ってくれればよかったのに、ようやく売れ始めたところで終わりですもんねー。まあ、バスキアの生涯を追った作品としては、既にジュリアン・シュナーベルの『バスキア』があったので、遠慮したんですかねえ。でもあちらはフィクションで、こちらはドキュメンタリーなんだからいいじゃないかと思うんですけれど・・・。

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2018年12月28日 (金)

萬金と慶楽の閉店    #萬金閉店  #慶楽閉店

_20181225_131525中央区の新富町に、「萬金」という中華屋というか定食屋というかみたいな店があります。古典的な店です。小生は見ていなかったのですが、ドラマ『ロング・バケーション』に登場して、キムタクや山口智子が「萬金集合~」とか言ってた店だそうです。

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縁あって、しばしばここで昼食を食べていました。特に紙を貼りだすとかではなかったのですが、今月初めに常連さんと店のおかみさんとの会話で、12月27日に遂に閉店と知って、軽くショック。

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うーん、残念です。しょうが焼きとかカツライスとかがおいしかったんですよねー。なにしろ日本橋日山の肉を使ってましたから。また、カレーを普通のラーメンにぶっかけただけの「カレーそば」や、目玉焼きをのっけたポークソテーのファンも多かった店なのです。

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最後の数日は凄い混雑で、店の前に行列ができておりました。そうなると、行列嫌いの大江戸としては、もうあきらめちゃいました。閉店を知ってから、カツライスとチャーシューメンは食べたのですが、最後にしょうが焼きライスをと思っていたのが果たせずに終わってしまいました。だって最終日の開店10分前に通りかかりましたが、30人以上の行列でしたから。無念です。

_20181228_225925で、ラストデイから一夜明けて、今日の昼時にチェックしたら、のれんが内側に入って扉が閉まってるだけで、何の貼り紙も出てませんでした。まあ、そこらが「らしい」といえば「らしい」ところなんですけどね。

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そして、今日たまたま有楽町というか日比谷というかを歩いていたら、古典的な広東料理の店「慶楽」の前に行列が! もしやと思って見たら、やはり「今日で閉店」なのでした! こちらも軽くショック。

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店頭の貼り紙を見ると、昭和25年からの店だったんですね。68歳かあ。

作家や出版業界の人に愛された店でした。かの池波正太郎先生もファンだった店です。小生が最後に行ったのは2年ぐらい前かなあ。

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真面目でまともなお店が立ち行かなくて、どんどん消えて行っちゃう淋しい時代ですね。こういう店って、ある種の「文化」ですのに・・・。そこらがおかしいよねえ、日本。

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2018年12月27日 (木)

くいだおれ太郎のチョコ   #くいだおれ太郎  #太郎チョコ

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おみやげにいただいた「くいだおれ太郎」さんの缶入りチョコレートです。株式会社太郎フーズの商品です。

この夏には、やはり太郎さんのソックスをおみやげにもらった大江戸ですが、なぜ「くいだおれ太郎」がこんなにも寄って来るのでしょうか? 似てるのか?

おお、見事にあのお顔。まん丸めがね。実物はさすがに人間の顔よりは小さいサイズです。

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ふたを開ければ、ご覧の通り。ビニール袋内に、小さな太郎さんがギッシリ詰まってます。

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これ

、時々よそでも見かけるやつですね。白くコーティングしたパチンコ玉ぐらいのボールチョコで、袋の顔がネコだったりサンタだったりするやつ。

ま、お味の事は言ってもしょうがありませんね。楽しいおみやげと言うしかない商品であります。でも、この缶、何に使おうかしらん?

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2018年12月25日 (火)

1980年代日本映画ベストテン   #80年代邦画ベストテン

今出てる『キネマ旬報』の特集に合わせまして、先日の「1980年代外国映画ベストテン」(↓)に引き続き、邦画篇です。

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/1980-3dae.html

<大江戸時夫の’80年代日本映画ベストテン> ( )内は監督名

1.Wの悲劇(澤井信一郎)
2.翔んだカップル(相米慎二)
3.野獣死すべし(村川透)
4.陽炎座(鈴木清順)
5.泥の河(小栗康平)
6.恋する女たち(大森一樹)
7.影武者(黒澤明)
8.BU・SU(市川準)
9.天使のはらわた 赤い淫画(池田敏春)
10.野獣刑事(工藤栄一)

個人的には、’70年代は「洋高邦低」、’80年代は「邦高洋低」だったと思っております。
セカンドテン(11~20位)を挙げるとしたら、こんな感じ--

友よ、静かに瞑れ(崔陽一)
となりのトトロ(宮崎駿)
火垂るの墓(高畑勲)
シブがき隊 ボーイズ&ガールズ(森田芳光)
の・ようなもの(森田芳光)
台風クラブ(相米慎二)
みゆき(井筒和幸)
ツィゴイネルワイゼン(鈴木清順)
ときめきに死す(森田芳光)
天使のはらわた 赤い眩暈(石井隆)

ああ、なんともワクワクな作品たちです。

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2018年12月24日 (月)

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」:演出の力量と物語の厚み  #バッド・ジーニアス

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映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』は、タイ発のスーパー・エンタテインメントにして社会派の良作でもあります。タイ映画っていうと、ペンエーク・ラッタナルアーンとかアピチャッポン・ウィーラセタクンぐらいしか知らないけど、本作の監督ナタウット・ピーンプリヤも、その名を覚えておくべき存在でしょう。37歳の俊英です。

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とにかく剛腕なほどの演出力があるのです。いくらなんでもそりゃ無理だろーってツッコミたくなる作戦なんですけど、しっかり「絵」にしてサスペンスを盛り上げながら、何がどうなっているかをわかりやすく見せるスキルがあるのです。必要なカットが過不足なくあって、そのモンタージュの秒数が的確で、決して自己満足的なカッコつけはしないのです。ハリウッドに渡っても、すぐ売れっ子になりそうなほどの力量です。 そして、もちろん(監督を含む3人チームによる)脚本がよく出来ているんですよー。

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タイの藤野涼子みたいな天才主人公と、タイの長谷部誠みたいなもう一人の天才くんの葛藤--それは貧富の差、階級差に基づくものなのですが--が、この映画に娯楽以上の深みをもたらしています。社会批判と倫理的な問題により、時を超え国を超えた普遍的な厚みを持った作品となりました。

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タイの男子高生たちって、みんな半ズボンなんですね。小学生の男の子みたーい。でも暑いんだから、当たり前か。

結末は非常に倫理的かつ教育的で、素敵です。そして主人公の父親が、いい味出しておりました。

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2018年12月23日 (日)

「アリー スター誕生」:クーパーのスローな芝居が残念   #アリー #スター誕生 #レディー・ガガ

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映画『アリー スター誕生』は、この「正月映画」(というのもほとんど意味をなさなくなってきましたが)の中で、邦画『来る』と並んで期待していたのですが、物足りない結果に終わりました。両作とも予告編が最高だったのに、本編がそれに追いついてないというか、そこを超えられなかった作品です。

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過去の3つの『スター誕生』の中で、1976年のバーブラ・ストライサンド&クリス・クリストファーソン主演版に近いわけですが、ライブ会場の空撮なんかもあった’76年版の方が、音楽の見せ方とか楽曲の良さとかにおいて上だったと思います。アリーがプロで成功したあたりであと1~2曲、キャッチーな名曲が欲しかったですね。

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今回の問題点は、ブラッドリー・クーパー(製作も脚本も監督も主演も歌もみーんなやっちゃってること。それゆえに、’76年版に較べても男の方の比重が高まっております。そして演技者としてのブラッドリー・クーパーが、たっぷりと「間(ま)」を取って演じる芝居を、じっくりと見せていくので、特に後半はしんどいです。イライラするほど芝居がスローで、シーンが長くて。 『ボヘミアン・ラプソディ』のテンポを見習ってほしいものだと思いました。 練習の成果で、弾けて歌えるミュージシャンになっちゃったのは凄いんですけどね。

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てなわけで、本作で評価すべきはやはりガガ様の方。演技もちゃんとできるし、やはり個性の強度があります。魅力的です。歌唱力については、言うまでもありません。彼女の「鼻」が必要以上に何度も強調されていたのは、’76年版のバーブラの鼻へのオマージュなのかしらん?

そして久々に見たサム・エリオットが、(油っ気が抜けて)渋くてカッコよかったです。

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2018年12月22日 (土)

ベルマーレ50周年レジェンドマッチ   #ベルマーレ  #F.マリノス

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今日はBMWスタジアムで、「ベルマーレ創立50周年記念レジェンドマッチ 湘南ベルマーレ・レジェンドvs.横浜F.マリノス・レジェンド」、つまりOB戦が行われました。寒い中&雨の中、観戦してまいりました。

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おお、コンコースには今年勝ち取ったルヴァンカップ(左)と、なんですかこれは?的な銀杯(Jリーグ・カップと書いてあります)が展示されておりました。

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今日のベルマーレはいつものライトグリーンでなくて、黄色に濃いグリーンの(ブラジル的な)ユニフォーム。フジタのレジェンダリーなユニってわけですね。ただ、目が慣れてないので、変な感じです。

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古ーい選手もいれば、引退したての島村毅もいます。J2などで現役のプレイヤーもいますし、海外からやって来てくれた人たちも。ベルマーレ・レジェンドの監督は、古前田充さんです。

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対するF.マリノス・レジェンドも、金田喜稔さんから、まだキレキレの石川直宏や坂田大輔までいます。監督は、加茂周さんで、木村和司と水沼貴史がコーチという豪華スタッフ。

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ずらり並ぶと、やたらいますねー。

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で、試合はとにかくゆるゆるまったりでした。さすがに親睦顔見世同窓会興行です。それにしても、おじさんたち走れません。今の湘南だったら、即クビですね。パス交換の技術なんかは、いまだにしっかりしてるんですけどね。

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今日はメインスタンドだけ開放で、3,900人ほどの観客数。F.マリノスのサポーターもそこそこ来場していました。

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ベルマーレにゆかりの深い河野太郎外務大臣が、ハーフタイムにご挨拶(先日の記者答弁で問題を起こしてましたが、今日のスピーチはナイスでした)。

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一応45分の前後半しっかり戦ったのですが、終盤には動きも落ちてきましたね。横浜・安永と湘南・奈良橋なんか、フリーキックの壁で寝転がっちゃって笑いを誘っておりました。

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試合はベルマーレが阿部喜朗のゴールで先制したものの、結局は2-3でF.マリノスの勝利。マリノスさん、空気読んでよー。50周年なんだからー。

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まあ、マリノスサポの皆さんには、少しだけルヴァン杯のおすそ分けって感じですかね。

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最後には木村和司さんと小島伸幸さんからメッセージがあり、お開きに。

緊張感など少しもない、ゆっるーい試合でしたが、場内に流れる三村ロンドさんとゲスト選手の実況のおかげで、それなりに笑って楽しめました。

さて、来年は今期以上の成績を! オフの補強はどうなるか、楽しみです。

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2018年12月21日 (金)

カップやきそばの近作おさらい   #カップやきそば  #日清U.F.O.

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カップやきそばって、結構好きです。普通のやきそばとは「別もの」としてのおいしさがありますよね。それは、あのチープなソースのうまさでもあるわけですが・・・

はい、この日清焼そば『U.F.O.』の下部のコピー、いいですね。「ソース食おうぜ!」「旨さ凝縮」「濃い濃いソース!」の三連打と来たもんだ。やっぱり焼きそばはソースです!

ちなみに大江戸はこの『U.F.O.』が数ある焼きそばの中で一番好き。太めの麺のもっちりした感じがいいんですよねー。

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で、こちらはその『U.F.O.』の「濃い濃いたらこ」。

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たらことバター風味ってことなんですが、まあうまくいってませんよね。魅惑の味ではありません。変に塩辛いし、バターとうまく溶け合った「お店のたらこスパ」の味とは、かなりの隔たりがあります。

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その日清がコラボした『蒙古タンメン中本 辛旨焼そば』がこちら。セブンイレブン限定です。中本の蒙古タンメンは既にセブンがカップ麺を出してまして、その姉妹品です。

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オレンジ色の辛味噌風味マヨネーズもついてまして、でも基本の味付けがヒリヒリと辛いのです。ま、かなり辛目ですが、確かに辛旨ではあります。おなかにちょっとダメージが来ますけどね。

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えー、辛いやつつながりで、明星『一平ちゃん 夜店の焼そば 麻辣(マーラー)味』です。こちらもとうがらしマヨ付き。今、麻辣味は流行ってますからね。

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こちらも結構辛目ですが、麻辣の「麻」、つまり花椒(ホワジャオ)のシビレ味があまり感じられませんでした。残念なことです。そういうハンパさが、日清に負けちゃうところなんですよねー。

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2018年12月19日 (水)

幸せが戻って来る?    #ハッピーターン

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亀田製菓のロングセラー商品『ハッピーターン』。日本語にすれば「幸せの順番」ってことでしょうか?(まさか「幸せがぐるぐる回る」んじゃないですよね?)

などと信じ切っていたのですが、一応公式サイトを見てみたら、なんと「幸せが戻って来る」ですと!! えー?! だって、それなら「ハッピー・リターン」とかじゃないですかい?? おかしいぞー!! 気になってネット辞書で調べたら、やっぱり「戻る」なんて意味はないぞー! まやかしだー! 誤用だー! 大間違いだー! 責任者出て来ーい!!

まあ、気を取り直して・・・これ、いろんな変わり種があるんですよね。珍作もあったりしますけど。

まずは、「ツンまろ わさびマヨ味」です。なるほど、わさびの「ツン」とマヨネーズの「まろ」やかさの合体ってわけですね。ま、あくまでもハッピーターンなんで、わさびは「ツン」と来るわけもありません。え、わさびなの?って感じですが、でもまあおいしゅうございますよ。鉄板の相棒っぷりです。これで、庄野真代、川崎真世とならんで「日本三大マヨ」です(はい、笑う所)。吉田はマヤです。

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続きましては、「サワークリームオニオン味」。まあ確かにサワークリーム&オニオンですね。こういう感じだとワインに合うかなと思って、買いました。まあまあですね。単独だと、ちょっと酸味と臭みが好きではないかも知れません。

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そして、本日の目玉はコレ。「大人のラムレーズンバター風味」です! いやー、よく作りましたよね、これ。確かにラムレーズン&バターの風味はしますよ。でも、基本ハッピーターンですから。例の甘じょっぱさはしっかりとある、そこにバターまではもちろんOKですが、シメにラムレーズンがやって来るわけです。どうでしょ?

ま、率直に言って「合いません」よね。大江戸はラムレーズン大好きですけど、ここに、ハッピーターンに、ラムレーズン風味はいりませんー。

しかしながら、こういう冒険精神は嫌いではありません。いいぞ、亀田製菓!がんばれ、ターン王子!

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2018年12月18日 (火)

神宮あたりをランニング   #新国立競技場 #絵画館前イチョウ並木 #缶しるこ

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今日は代休が取れたので、久々に長めに走ってみました。なにしろ二月後(2/17)には青梅マラソンですからね。そろそろ気合入れてかないと。てなわけで、ジャスト2時間走りました。なまけものランナーの大江戸としては、そんなに走ったのは夏の海ラン以来ですねえ。

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新・国立競技場、だいぶ出来てきましたねえ。来年の11月完成ですから、あと11ヶ月です。近くで見ると本当に巨大です。

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とにかく凄いプロジェクトでございます。あと少し気合入れて、当初予定通りラグビー・ワールドカップに間に合わせてあげれば良かったのに。森さん、かわいそー。

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そこから少し走ると、神宮絵画館前のイチョウ並木です。もう散っちゃいましたけど、黄色い木の葉が踏み砕かれたものが黄色いじゅうたんとなっておりました。ほとんど「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」ですね。

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いつ通っても、この並木道の入口はシンメトリカルで、消失点があるパースになっていて、魅力的ですねー。

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冬場の長めのランでは、終盤エネルギー切れになるので、だいたい自販機のおしるこかココアを飲みます。今日はアサヒ飲料の「おしるこ」。老舗あんこ屋特製って書いてあります、なんでも、1925年創業の東村山にある遠藤製餡って会社のあんこを使っているようです。大粒の小豆がごろんごろん入っていました。これまで飲んだ缶しるこの中でも、小豆の量に関しては最強だと思います。ただ、小豆があんまり甘くないんですよねー。大江戸の好みとしては、もっと甘く煮て欲しかったところです。

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2018年12月17日 (月)

「おかえり、ブルゴーニュへ」:ワインは農産物   #おかえり、ブルゴーニュへ

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映画『おかえり、ブルゴーニュへ』は、その名の示す通りブルゴーニュを舞台にしたワイン造りの物語。それに絡めて家族の問題を描いていて、むしろそっちが本筋なのですが、大江戸としてはやはりブルゴーニュのワイン造りの方に目が行きました。 かつてフィクションの中で、ここまでしっかりとワイン造りが描かれたことはなかったかも知れないですね。

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この映画を観てると、改めて「ワイン造りは農業」だなあと実感します。天候にやたらと左右されますし、微妙な要素の組み合わせで(最後はカンで)収穫の日を決断したりするんです。その後の足でブドウを踏みつける工程なんて、実にトラディショナル。 しかもブルゴーニュのドメーヌはみな小規模なので、こういう家族的な感じなんですよね。これがボルドーだと、もっと大規模で産業の匂いがするみたいですから。

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前半はかなりワイン造りを描くことの比重が高いので、それを興味深く観ておりましたが、後半になってワインができちゃうと、あとは家族の人間関係の話になっていくので、割とどうでもいい感じ。しかも終盤、何度か終わりそうな雰囲気になるのに、なかなか終わらない・・・の繰り返しで、ちょっと困りました。

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でも観ていて感じるのは、「やっぱりフランス人はワインの基礎教養があるなあ」ってこと。普通の娯楽映画(フィクション)の中で、これだけワインのことを(専門用語的な語句も交えながら)語ったり描いたりするんですもんねえ。

繊細で複雑なブルゴーニュのいいワインを飲みたくなる映画であることは確かです。

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2018年12月16日 (日)

「パッドマン 5億人の女性を救った男」:驚きの実話  #パッドマン 

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映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』は、なんともユニークな生理用品開発の実話(をもとにした)映画。いくらインドとはいえ、20世紀末~21世紀初めあたりで、こんな状況だったんですねえ。作品中に「今は2001年」という台詞が出て来て、改めて驚いちゃいました。まあ日本でも1961年にアンネ株式会社が発売してからだっていうんで、40年かそこらの差に過ぎないわけですけどね。

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映画化に当たってはいろいろ脚色してるんでしょうけれど、この主人公空気読めな過ぎというか、あまりにもエキセントリックで、ちょっとどうかと思います。確かに妻や首位の人々が困惑し、呆れ、絶望して見放すのもわかります。まあ、発明家というのはそもそもエキセントリックと言われれば、そうなのかも知れませんけど。もうちょっと、ちゃんと説明するとか、やりようがあるじゃあないかと思っちゃいます。

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(以降少々ネタバレあり) クライマックスの国連での演説場面は、特にその終盤において感動的なものですが、これまであんなに(インドの言葉においてさえ)口下手で説明不足だった男が、なぜいきなり雄弁になっちゃったの?(しかも片言の英語で)って感じではあります。一応フォローの台詞(「君が乗り移って話した」的な事を言っておりました)はあったものの、ちょっと都合いいなあと感じてしまいました。

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(以降ネタバレあり) そしてラストは、ハッピーでありほろ苦くもあり・・・。ビジネスパートナーの美人さん(“妖精”)がいい人過ぎて、辛かったですね。 一方でこの奥さん、ちょっと調子良すぎないかー?(一応逡巡していたようでしたが) でもまあ、まだまだ保守的なインド社会では、今現在このような場合にはこういう結末が好まれる、支持されるってことの貴重なサンプルなのかも知れませんね。

全体的にはボリウッド娯楽映画として、ちゃんと楽しめるものになっておりました。

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2018年12月15日 (土)

「人魚の眠る家」:泣けなかったし・・・   #人魚の眠る家  

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映画『人魚の眠る家』は、前作『RANMARU 神の舌を持つ男』でやっちまってから2年ほどブランクのあった堤幸彦監督作品。でもこの人のシリアス作をあまり評価していない小生としては、「やっぱりダメだったか」って印象。色々としんどい作品でした。

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そもそも昨日の夕刊の後追い広告なんかでも、号泣映画を最大限にアピールして、「最初から最後まで泣き通しだった」とか「何リットルも涙が出て脱水症状」だとか数多くのコメントが載ってましたが、そこまで泣けるかあ、これ? ちなみに結構涙もろい小生ですが、本作に関しては全然泣けませんでした(血も涙もないですかね?)。

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(以降ネタバレあり) 大江戸はあらゆる種類の「延命」ってもんに対して否定的なので、この作品に対しても最初っからネガティブ気味の視線で観ていたかも知れませんが、それにしても観ていて居心地が悪いというか、篠原涼子演じる母親や坂口健太郎演じる科学者の放つエキセントリックな違和感には、ついて行けませんでした。明らかに西島秀俊や川栄李奈に肩入れしながら観ていたので、かなりイライラしちゃいました。

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まあただ、脳死を人の死とするかどうかだとか、脳死に関する世界基準と日本の考え方の違いへの問題提起、あるいは考察を投げかけるといった意味においては、有意義な作品だと言えるでしょう。誰しもが自分の例に置き換えて考えざるを得ないテーマを扱っていますので。ただ大江戸は、「それはそれ。そして、臓器提供はまた別の話。」だと思うんですけどね。

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2018年12月14日 (金)

「ここは退屈迎えに来て」:時間と情感   #ここは退屈迎えに来て #廣木隆一 #成田凌

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映画『ここは退屈迎えに来て』は、もうほとんど公開終了しているところを、ちょうど時間が合ったので渋谷のアップリンクで観て、良かったです。あやうくこのベストテン級の作品を観落とすところでした。タイトルと違って、全然退屈しませんでした。

2004年/2008年/2010年/2013年と、時間を交錯させながら描く、高校時代から20代後半までの物語。登場人物も多く、それぞれがそれぞれの時間の中で関係のないことをしているので、映画の中頃までは「いったいこれ、どうなってるの?」って感じです。でも後半はきちんとパズルのピースがハマっていきます。そのあたり、やっぱりうまいなあ、廣木隆一。

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田舎(と言っても、日本のどこにでもあるような感じの地方都市)を舞台に、高校時代の「青春真っただ中」を懐かしむ30手前の甘酸っぱくもほろ苦い悔恨や諦念。この微かな情感が、何とも素敵で、静かに胸に迫る作品です。描かれた時代を超越した普遍性を獲得していると思います。

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廣木隆一監督らしい長回しとロング・ショットがすっごく効果的です。これらのおかげで、実に「映画の絵」になっています。映画的な良いショットは多々ありますが、とりわけ終盤のプール全景を収めた鳥瞰のロング・ショットの長回しなんぞは、人の動かし方といい、デイヴィッド・ホックニーの絵のプールみたいな水紋といい、とっても素敵でした(その後に続く逆光水しぶきショットもいいですねー)。

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橋本愛も村上淳もマキタスポーツも片山友希もいいんだけれど、好調の成田凌はここでも評価しておきたいですねー。終盤に登場した際の「落ちぶれちゃった感」が凄いんです。ロング・ショットで一瞬写っただけで、納得させちゃいましたからねー。この人の芝居、大江戸はかなり評価しております。

この作品のもう一つの良さは、人生における「時間(の経過)」を表現していること。時間は人を変え、関係を変え、記憶を変え、後戻りすることはなく、常に止まらず進んで行く・・・とまあ、そんなことをじんわりと感じさせてくれる(しみて来る)作品なのでした。 ラストにおける東京の夕方の空気感と「音」もいいですねえ。

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2018年12月12日 (水)

1980年代外国映画ベストテン    #80年代洋画ベストテン

今出ている『キネマ旬報』で「1980年代外国映画ベストテン」を特集しております。次号は日本映画篇のようで、夏の70年代に次ぐ企画です。でも1位:ブレード・ランナー、2位:ストレンジャー・ザン・パラダイス、3位:バック・トゥ・ザ・フューチャー&非情城市 って、随分と弱くないですかね? 大江戸が思うに、’70年代は洋高邦低で、’80年代はその反動で邦高洋低なんじゃないかなー。 それにしても、『ブレード・ランナー』、公開年には25位だったんですよ! 年月は作品評価を変えていくものですねえ。

大江戸の’80年代ベストテン外国映画は、下記の通りです。(  )内は監督名。

1.フィールド・オブ・ドリームス(フィル・アルデン・ロビンソン)
2.シャイニング(スタンリー・キューブリック)
3.ダイ・ハード(ジョン・マクティアナン)
4.ハンナとその姉妹(ウディ・アレン)
5.ブルース・ブラザース(ジョン・ランディス)
6.E.T.(スティーブン・スピルバーグ)
7.ガープの世界(ジョージ・ロイ・ヒル)
8.コヤニスカッティ(ゴッドフリー・レジオ)
9.ストリート・オブ・ファイヤー(ウォルター・ヒル)
10.ザ・ローリング・ストーンズ レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー(ハル・アシュビー)

はい、全部アメリア映画です。ヨーロッパ映画が弱体化した年代でもありました。 ネクスト・テンを挙げるならば・・・
愛と哀しみのボレロ(クロード・ルルーシュ)
ナチュラル(バリー・レヴィンソン)
ワン・フロム・ザ・ハート(フランシス・フォード・コッポラ)
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説(スティーブン・スピルバーグ)
ザ・フライ(デイヴィッド・クローネンバーグ)
アルタード・ステーツ 未知への挑戦(ケン・ラッセル)
ウォー・ゲーム(ジョン・バダム)
ミリイ 少年は空を飛んだ(ニック・キャッスル)
ニュー・シネマ・パラダイス(ジュゼッペ・トルナトーレ)
コックと泥棒、その妻と愛人(ピーター・グリーナウェイ)

ってところ。うーん、やっぱり弱いです。この10年は。 あ、ちなみにキネ旬の方も、「1980年~89年に、各製作国で初公開された作品が対象だそうで、日本公開年とはズレがあります。大江戸もこのレギュレーションに倣いました。

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2018年12月11日 (火)

「魔法陣食堂」小野瀬雅生ショウ #魔法陣食堂 #小野瀬雅生 #のっさん

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この秋に出た小野瀬雅生ショウのニュー・アルバム『魔法陣食堂』を買って、聴いております。はい、クレイジーケンバンドのギタリスト、「のっさん」こと小野瀬雅生さんのソロバンドの作品です。

タイトルはファンならすぐに納得。のっさんは昔の怪獣や特撮もののTV番組が大好き。で、「魔法陣」と言えば、『悪魔くん』なんですねー。そして、のっさんはブログやSNSで天丼をはじめとするB級グルメを紹介しまくっている方でして、だからジャケットの絵でも左手には天丼を持っています。浮き輪が魔法陣になっておりますね。

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浮き輪と言えば、CDの盤面もこの「浮き輪と同デザイン。そして、CDを外しますと・・・

なんと、天丼だーい。うんうん、イイネ! やっぱり大海老二本が天丼の基本です。

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12曲入りのアルバムで、いつも通りののっさんです。『クローリス』『相模湾』『スカイフィッシュフライ』といった魅力的なギター・インストゥルメンタル・ナンバーがあるかと思えば、『世界の涯で天丼を食らう』や『ゆきおとこ ゆきおんな』(『かっぱちゃん』や『のっぺらぼう』のような妖怪シリーズ?ですね)のようなヴォーカルも聴かせてくれます。そして『悪魔メフィストのご挨拶』では音楽に合わせて淡々と語ります。怪獣や懐かしのTVへの言及が炸裂します。この曲に限らず全体的に、歌詞の意味のなさが相変わらずの「のっさん」です。そこが個性であり、美点でありましょう。

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2018年12月10日 (月)

「ハード・コア」:何が(どこが)ハード・コア?   #ハード・コア 

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映画『ハード・コア』は、まあ原作のタイトルが「ハード・コア」なんですけど、そうは言っても最後までなんで「ハード・コア」なんだか、どこが「ハード・コア」なんだかわからない作品でした。

小生は概して山下敦弘が好きなんですけど、この人時々失敗しちゃうんですよねー。残念ながら本作も・・・

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作品に流れるゆる~い空気とか、主人公たちのダメダメぶりとか、悪いやつも出て来るところとかは、いかにも山下敦弘なんですけど、それだけじゃあ魔法は起きませんねー。 そこにもっと葛藤とかコンプレックスとか愛とかが際立っていかないとねー。山下の望んだ原作だそうですが、うーん、彼の個性と原作とがマッチしてなかったんじゃあないのかしらん?

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そもそもが、何が言いたかったんだー?ってな物語で、かなり破綻しています。ロボオって何かという事を自問していくと、それはそれで結構哲学的な答えを導き出せそうな気もするのですが(ロボオ=神と考えても、ちょっとおもしろい考察ができそうです)、ま、娯楽映画としては失敗してるんじゃないでしょうかねえ。終映後の客席の微妙な雰囲気が、それを示しておりました。

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いつも通りの山田孝之も荒川良々も、いつもとはだいぶ違って悪い奴な佐藤健も、役柄にハマってます。 ただ作品は、ヘンテコな「完」からその後のエピローグに代表されるように、狙ってる割にうまく行かなかったのでは?と思えてなりませんでした。

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2018年12月 9日 (日)

「来る」:で?   #来る #中島哲也 #妻夫木聡 #黒木華

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映画『来る』は、中島哲也監督4年ぶりの新作(近年はずっと4年ごとの新作です。オリンピックみたいですね)という事で、中島ファンの大江戸としては大いに期待しておったのですが・・・、うーん、ちょっとハズしましたねー。ホラーというか、むしろオカルトなんですけど、怖くないし面白さも中ぐらいなり。

これ、予告編はメッチャ出来が良くて、久々の中島作品的ヴィジュアルに期待がスパークしちゃっていたのです。でも本編は予告編を超えることができませんでした。

ま、それは小生がオカルティックな事象にほとんど興味が持てないってこともあるんでしょうけど、それ以上にいろんな事が曖昧で、「で?」「だから何?」って感じなんですよねー。ラストなんか、「で?」の最たるものでして・・・。

それはともかく、妻夫木聡のカスっぷりがハンパないっす。ブッキーは、中島監督との前作『渇き。』でも別のパターンでカスでしたよね。また、ムカつくようなヒドイ男を演じさせるとハマるんです、この人。

(以降ネタバレあり) この秋からの「黒木華まつり」のラストを飾るような華さんは、またしても巧い! 特に本作では、他では見せないような表情をいくつか出しておりました、なにしろ「死に顔さえ巧い」のですから、凄いことです。

そして、毛虫嫌いの小生にとって、しんどい映画であったことも確かなのであります。

あと、エンドクレジットが1枚ものの表示をダン!ダン!という感じに出して行って、スピーディーに終わったのが素敵でした。ああ来なくっちゃですね。マーヴェルあたりに見習ってほしいもんです。

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2018年12月 8日 (土)

ボヘミアン・ラプソディ」応援上映:もっと盛り上がりたい!   #ボヘミアン・ラプソディ  #応援上映

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映画『ボヘミアン・ラプソディ』がむしろ尻上がりに観客動員を伸ばして、客層を広げて、どんどん大ヒットになっているようです。

大江戸は既に(音の良い)ドルビー・アトモス上映で観ておりますが、盛り上がってるという噂の「応援上映」に行って来ました! TOHOシネマズ新宿では、今もなお当日、翌日の座席は売り切れ状態。2日後のを取ったのですが、けっこう大きいスクリーンが満席です。

(初見時のレビューはこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post.html

実は大江戸、この手の応援上映、発声可能上映って初体験でした。そこで思ったこと、気づいたこと×10個・・・

・盛り上がるための特殊イベントなので、気分をアゲるためにビールは必須。

・でも客席は意外と地味。コスプレはいないし、掛け声とかもないし、サイリューム振ってる人も少ない。

・他人の声も自分の声も聞こえにくい。椅子に座ったままだし、シートの背が音を吸収してしまうのかしらん?

・本編開始前に、文字字幕でいいから(動画ならもっと良し)「応援上映の楽しみ方」を出して欲しかった。観客にも改めて心構えが浸透し、やる気になると思うので。

・歌詞が字幕で出るのですが、それ読んでると「絵」が見えない。やはり1回目は通常上映を観て、2回目に「応援上映」とすべし。

・歌詞が全部大文字で表されるので、読みにくい。小文字交じりの方が、単語や文を塊として捉えられるので、スピーディーに読みやすい。

・(他の映画でもそうですが)2度目だとテンポが速く、ポンポン進むように感じられる。

・2度目だと、心理のひだの表現や、細かいカットの効き方や、繊細な絵作りが、とてもよくわかりました。

・フレディ役のラミ・マレックのために、ローリング・ストーンズの伝記映画を作って、ミックを演じさせてほしい(似てるもん)。ついでに新『ロッキー・ホラー・ショー』を作って、フランケンフルター博士も演じさせてもらいたい。

・この作品って、ラストの「ライブ・エイド」に至るまでは曲が途中で切れたり、ちょっとだけしか使われなかったりで、歌ってもフラストレーションがたまります。全編歌いっぱなしの『トミー』や『ロッキー・ホラー・ショー』や『ザ・ローリング・ストーンズ レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー』の応援上映をやっていただきたいなあ!

(おまけ)  マイク・マイヤーズ演じるレコード会社の重役レイ・フォスター(実在しないキャラだそうですが)が、大林信彦監督にしか見えない!

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2018年12月 6日 (木)

「鈴木家の嘘」:巷の評価は高そうですが・・・   #鈴木家の嘘

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映画『鈴木家の嘘』はえらく評判が良いようですが、大江戸はダメでした。どうにもこうにも愁嘆場が多いですし、その愁嘆場一つ一つのカットが長過ぎてしんどいです。そもそもこの題材で2時間13分というのは、長過ぎですよね。30分つまんで、ちゃっちゃかテンポ良くやってほしい感じです。

364891_004長編映画としては監督デビューとなる野尻克己さんが脚本も手掛けた本作、やはり大江戸がいつも言っている「脚本書いた人が監督もすると、どうしても切れなくてそのまんま撮るから、作品が冗長になる」という法則の通りとなりました。また、笑いに関しても今一つなんです。オフビートなくすぐりはいいんですけど、使い古されたようなクリシェも多く、切れ味が悪いというか、タイミングを外しているというか・・・。

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原日出子さんが好演。しかしながら、一人座って号泣する場面はやり過ぎ、長過ぎではないかなあ。 岸部一徳さんは、変わらずいつもの岸部さん。 そして、『菊とギロチン』では女相撲、本作では新体操をそれ相応以上のレベルできっちり見せている「体技の女優」=木竜麻生。ただ、この人の長ーいワンカット愁嘆場も(大江戸的には)しんどかったですねー。

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大江戸は体質的に「湿っぽい」映画、ウェットな家族ものが好きではないので、厳しくなるのかもしれませんが、登場人物たちの「泣き」場面が多い映画は、ろくなもんじゃないと思いますよ。

ラストも、「再生」を感じさせるものなんでしょうけれど、なんだか拍子抜けしたような終わり方でもあるのでした。

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2018年12月 5日 (水)

ケムール人のTシャツ!   #ケムール人

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ふぉ、ふぉ、ふぉ、ふぉ・・・ネットで発見して、このTシャツ買っちゃいました。

え、わからない? じゃアップにします。

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はい。これでも、わからない人にはわからない。そんなものです。

『ウルトラQ』の「2020年の挑戦」という回で、ケムール人がパトカーの前を走っている名場面でございます。いやー、小生はこの回、およびケムール人が大好きなんですよ。

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背中側はこんな感じ。カタカナでバッチリ『ウルトラQ』って入ってるのが、ちょっぴり照れ臭いかも。

でもまあいいや。来夏はこれ着て、ケムール走りをしてみようっと♪

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2018年12月 4日 (火)

「search/サーチ」:斬新なチャレンジ   #search #サーチ 

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映画『search/サーチ』の原題は“Searching”。じゃあ邦題だって『サーチング』でいいじゃんと思うんですけどね。

すべてがPC画面の中で展開するというアイディア勝負の作品。その手際が鮮やかで、スピーディーに見せてくれます。そして、当然ながら「今と言う時代」が浮かび上がって来ます。全てがPCの中で完結してしまう時代・・・。それを批判するでも称賛するでもなく、普通にあることとして、ただポンと事実を提示するだけです。

検索エンジンとSNS類を駆使して、何層ものレイヤーでPCのモニター画面に展開する事件と捜査と意外な結末。この脚本書いた人、頭いいですよねー。発想のみならず、それを細かく組み立てて、更に肉付けしていく力量。B級臭はあるんですけど、そうは言っても大変クレバーな作品です。 ただ、字幕を追っているとさすがに情報量が多過ぎて、小生はもうPC画面に関しては、(日本語字幕はあきらめて)英語を追っておりました。

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監督(アニーシュ・チャガンティ)は27歳のインド系アメリカ人なんだそうです(なかなかの才人ですね)が、メインキャストは韓国系。本当にここのところのアメリカ映画は、アジア系(主に中国ですけども)の進出が目覚ましいですね。’70-80年代におけるアフリカ系の台頭を思わせるものがあります。

「映画の革命」とか言うつもりはないですし、もしかしたら10年、20年後に観ると「なんだこりゃー」って作品になっている可能性もあるかも知れません。でも現在の尺度では、新しくチャレンジングなエンタテインメントとして評価しておきたいですね、大江戸としては。 

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2018年12月 3日 (月)

「銃」:ATGのようなモノクロ世界   #銃  #リリー・フランキー

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映画『銃』は、昨日の『斬、』に次ぐ漢字一文字シリーズ? 前編ほぼモノクロのスタイリッシュな作品です。奥山和由さんがプロデューサーですけど、あの人が’80年代に手掛けていた「シネマジャパネスク」よりは、むしろATG映画に近いテイスト。短編小説のようでもあります。低予算の中、かなりエッジーな所を狙ってます。

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主人公を演じる村上虹郎が好演ではありますが、「でもこれ、むしろ菅田将暉なんじゃね?」って気もします(目に浮かぶようです)。ただそうすると、あのラストの洒落っ気が成立しないんで・・・。←ひみつ

銃を手にすることで狂って行ったのか、もともと狂った部分が内在していたのか、それはわかりませんが、村上が微妙に狂って行き、その先には暴発や破滅しか待っていないという、この感じは『タクシードライバー』にもちょっと似てますね。

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(以降ネタバレあり) ラストの感覚なども、まさに『タクシードライバー』。夢なのか現実なのかという夢幻感覚。しかも鮮烈なカラーへの転換(発砲が世界を転換させるという感覚)! そして、このラストにあの俳優をキャスティングしたことには、笑っちゃいました(が納得もしました)。

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刑事役のリリー・フランキーさんが、いつもにも増して凄かったです。無表情なようでいて、微妙な硬軟がぐるぐる移り変わる絶妙の表情演技と、その中にある「目」の奥深さ。いやー、今年のリリーさんは『万引き家族』じゃなくて、こっちです。

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テアトル新宿って、いつもロビーのショーウインドウ内に上映作品の衣装や小道具を展示してあるんですけど、本作の銃も展示されておりました。色付きで見ちゃうと、やけにキラキラのうすっぺらい銀色だったので、重厚感や禍々しさが薄れちゃってました。やっぱり映画ってマジックですねー。

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2018年12月 2日 (日)

「斬、」:重金属轟音サウンドの魅力   #斬、  #塚本晋也

364785_006映画『斬、』(ざん)は塚本晋也監督初の時代劇=サムライ・アクション。でも作家の刻印は明確に押されております。冒頭から日本刀の鍛冶の描写で、金属音と火花が飛び散ります。そして全編にわたって鳴り響く暴力的な金属重轟音。この『鉄男 TETSUO』みたいなサウンドが、この作品の50%かも知れません。それほどにパワフルで、観る者をぶん殴るような音響です。ガキーン!! ゴキーン!!

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塚本晋也、いい顔になりましたねえ。昔は精神の安定しない小人物といった顔だったのに、どんどん風格のある&風雪に鍛えられた顔になっております。もちろん演技だってうまくなったと思います。 そして塚本組常連の中村達也の面構えが、その迫力が、見事です。

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その昔のチャンバラ全盛期と違って、近年のリアリズム時代劇においては、しばしば手や足が(時には首が)斬られ、落ちていきます。考えてみれば、刀で斬るってのはそういうことだよなあ。本当はもっと内臓とかも出ちゃってるわけだよなあなどと思うわけです。本作も『野火』を経た塚本作品だけに、そこらの描写は(暗い画調で抑制を効かせながらも)あります。そのおかげで、「非暴力」「非戦闘」のテーマが強調されるのです。

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ただ、成功作かと言われると、うーん、どうでしょう。この終幕もどうなんでしょうねえ。でも塚本作品で成功作ってそもそもあったのかしらん?って感じなので、そんなことどうでもいいのかも知れませんね。とは言え、蒼井優ちょっとわめき過ぎではないかなあ・・・。

『散り椿』が練習になったのか(?)、池松壮亮の殺陣、剣さばきはなかなか見事なものでありました。

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2018年12月 1日 (土)

J最終節、残留争いのドラマ  #Jリーグ #J1残留

毎年さまざまなドラマが繰り広げられるJリーグ最終節。とは言っても、今年は凄かったです。ここまで意表を突く展開、驚きの結末というのも記憶にないぐらいです。

18位長崎、17位柏の降格は決定済みで、あとは16位になったチームがJ2の挑戦権獲得チーム(横浜FCかヴェルディ)とのプレーオフ一発勝負を戦うというレギュレーション。なにしろ前節までの順位で12位横浜Fマリノスから16位名古屋まで5チームに降格の可能性ありという状態だったのですから。

で、今日はテレビで湘南-名古屋戦に釘付けになっていた大江戸です。前半2-0として「もらった!」と思ったベルマーレでしたが、PK2本で同点とされ、結局2-2で終了。1本目のPKは、ジョーがちょっと触れただけなのにうまく倒れたことが明らかだっただけに残念なジャッジでした。 その試合が終了した時にアナウンサーも、「湘南は残留が決定。名古屋は16位が決定・・・」と言っていたのですが、落ち込む選手たちの一方で、スタンドが??おかしなムード。で、その時、川崎が磐田に勝ったとの情報が入ったのです。アディショナルタイム終了ギリギリの得点だったのでしょう。その結果、グランパスは命拾いして、代わりにジュビロが16位となったのでありました。画面には大喜びする名古屋の選手たち。いやー、こんなの初めてではないでしょうか。

結果、12位から16位まで5チームが勝ち点41で並び、得失点差または総得点の差で順位が決まるというギリギリの攻防でした。ベルマーレも2-0からうまく試合を進めて勝っていれば、マリノスを抜いて12位だったのですけどね。そうするとルヴァンカップ決勝に続いてマリノスを上回れたのですが、ちょっと残念。 それにしてもこれまでは勝ち点40あれば残留安全圏ってことになっていたのですが、今年は41取ってもプレーオフに回ってしまいました。

ジュビロの最後の失点はオウンゴールでした。うーん、何とも言えませんね。 こうなると、来週のプレーオフも、大変な死闘になるのでしょうね。

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