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2019年1月13日 (日)

2018邦画トップテン   #2018日本映画ベストテン

 大江戸時夫の年間トップテン映画 of 2018年。今年はいつもより早めに片がつきました(ま、「インターネット映画大賞」の締め切りが早いってこともあったんですけど)。 まずは邦画篇から。(  )内は監督名です。

1.寝ても覚めても(濱口竜介)    2.日日是好日(大森立嗣)  3.万引き家族(是枝裕和)  4.君の鳥はうたえる(三宅唱)  5.ここは退屈迎えに来て(廣木隆一)  6.犬猿(吉田恵輔)  7.SUNNY サニー 強い気持ち・強い愛 (大根仁)  8.リバーズ・エッジ(行定勲)  9.カメラを止めるな!(上田慎一郎)  10.響 -HIBIKI-(月川翔)  次点.孤狼の血(白石和彌)  

<その他の記憶すべき作品>  サニー/32  散り椿  生きてるだけで、愛  素敵なダイナマイトスキャンダル  ちはやふる 結び  ミスミソウ  リズと青い鳥  恋は雨上がりのように  50回目のファーストキス  検察側の罪人  愛しのアイリーン  教誨師  souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~

監督賞:濱口竜介(寝ても覚めても)   脚本賞:田中幸子、濱口竜介(寝ても覚めても)   撮影賞:近藤龍人(万引き家族)   主演女優賞:黒木華(日日是好日)  主演男優賞:岡田准一(散り椿)   助演女優賞:森川葵(リバーズ・エッジ)、山下リオ(寝ても覚めても)   助演男優賞:吉沢亮(リバーズ・エッジ)   新人賞:唐田えりか(寝ても覚めても)  

邦画は1年ごとに豊作と不作が入れ替わる。去年は豊作でした。ベテラン、中堅、若手の監督が、それぞれ志を持って素晴らしい成果を残しました。でも、前年大活躍だった女性監督が妙に目立たなかったのは、なぜなのでしょうか? 

その中で、『寝ても覚めても』のあのシーンの衝撃は、ただならぬものでした。わが目を疑う凄さがありました。人間って不思議。 反対に、何も起こらない『日日是好日』みたいな、平穏な日々の素晴らしさを美しく描いた映画も、元来大好きです。 そして、『万引き家族』における是枝の社会性と問題意識も、高く評価すべきだと思います。

次は洋画篇です!(↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/2018-f765.html

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» 2018年マイベスト44(おまけで第14回シネマ停留所映画賞) [或る日の出来事]
「ベスト10」だけでは、ものたりない! 全部に順位をつけましょう! という、毎年毎年毎年恒例のお遊び。 [続きを読む]

受信: 2019年1月13日 (日) 13時03分

» 2018年度・ベスト20 ワースト10発表 [お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法]
大変遅くなりましたが、私の2018年度ベスト20;を発表いたします。例年通り、HPに掲載しているのと同じ要領で、邦・洋混成のベスト20です。 [続きを読む]

受信: 2019年1月17日 (木) 21時46分

» 2018 Unforgettable Movies [ノラネコの呑んで観るシネマ]
2018年の映画を一言で表すと、洋邦ともに「大怪作」だと思う。 SNSとネット配信の普及は、映画会社が企画を立てお金を集め作品を作り、配給会社が宣伝し劇場で公開し、それから円盤なり配信で二次利用するというプロセスが、もはや過去のものになりつつあり、映画そのものの定義も変化していることを如実に感じさせた。 従来型の映画のメインストリームがある一方で、一昔前なら「なんじゃこりゃ!」と言われて...... [続きを読む]

受信: 2019年1月22日 (火) 20時29分

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