« アジア杯、日本はなんとか白星発進   #アジアカップ  #日本代表 | トップページ | 「家(うち)へ帰ろう」:「幸せの黄色いハンカチ」みたいで・・・   #家へ帰ろう »

2019年1月10日 (木)

「片岡鶴太郎展 顔-faces-」@松屋銀座

_20190109_233617_2
松屋銀座で『片岡鶴太郎展 顔-faces-』(~1/14)を観ました。この会場で、2014年に開催された鶴太郎展で、そのクォリティに衝撃を受けた大江戸ですが(↓)、

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-24e2.html

今回も見事な作品、見事な展覧会でした。

_20190109_190747

あの頃とは違って、展覧会場内の撮影もOKになってました。前回展以降の作品を中心に、代表作もきっちり展示。見応えのある展覧会でありました。

_20190109_190941

タブロー、屏風、掛け軸などが中心ですが、前回の時にはまだ習作段階だった油絵も、今回はものにしておりました。静物もさることながら、東京の風景を描いた油絵などは、何とも言えぬ郷愁が漂っておりましたね。

Dsc_3333
会場内各所にはオリジナル映像やインタビューもあるのですが、鶴太郎が5人(+α)にものまねで扮し、おバカなギャグを披露する映像もあり、「わー、(アーティストとして名を馳せた)今でもこういうことやるんだ。」と、ちょっと驚いてしまいました。だって、岡本太郎とか安藤忠雄とか加藤一二三とかに扮して顔マネしながら、アーティストとしての自分の価値を下げちゃいそうなバカをやってるんですよー。びっくり。

_20190109_191024
今回のメイン作品である赤富士をCG技術で加工して、鯉を絡ませた映像作品とかも魅力的ですし、赤い壁の「椿の回廊」なるコーナーにも感服しました。ほんと、鶴太郎さんスゴイですわ。

Dsc_3334
会場の最後には、現場で壁面に描いたという猪の絵もありました。これ、(仮設会場なので)解体する時にはどうするのでしょうかねえ。

_20190109_190911

今回の展覧会で、小生が一番気に入ったのは、(写真はありませんが)倒れたとっくりの絵に筆文字が添えてある作品で、「徳利は転けても三分残る」ってやつ。「こけても」と読むのでしょうね。事業や仕事やその他の事で失敗しても、何か残っているものはあるはずだから、まだ大丈夫。またやり直せる、ぐらいの意味なのでしょうが、非常に味のある言葉だと感銘を受けました。

|

« アジア杯、日本はなんとか白星発進   #アジアカップ  #日本代表 | トップページ | 「家(うち)へ帰ろう」:「幸せの黄色いハンカチ」みたいで・・・   #家へ帰ろう »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「片岡鶴太郎展 顔-faces-」@松屋銀座:

« アジア杯、日本はなんとか白星発進   #アジアカップ  #日本代表 | トップページ | 「家(うち)へ帰ろう」:「幸せの黄色いハンカチ」みたいで・・・   #家へ帰ろう »