« 「フロントランナー」:薄味で演出力不足   #フロントランナー  | トップページ | 青梅マラソンとへそまんじゅう   #青梅マラソン #へそまんじゅう »

2019年2月16日 (土)

「ファースト・マン」:ガタガタとボカン!ボカン!   #ファースト・マン #デイミアン・チャゼル

365007_005
映画『ファースト・マン』は、デイミアン・チャゼル監督が地味に、でも迫真の映像で表現した人類初の月面着陸への道。主演はニール・アームストロングに全然似ていないライアン・ゴズリング。この作品に限らず、ほとんど憂い顔のライアンが、本作でも苦悩して憂いております。 いずれにせよ、アメリカ万歳的な映画にはなっておりません。

365007_002

’60年代の宇宙ロケットが、当時の飛行機の延長線上であり、むしろ洗濯機の延長線上かもと思わせるような代物(「白物(家電)」じゃなくってですね)。アメリカの「帝国重工」的な会社が作ってるんでしょうけど、見てくれは「佃製作所」チックで、いやー、よくぞ月まで往復できたものです。ガタガタという揺れも大変なもんで、宇宙飛行士さんも、体力的にも精神力的にも本当に大変そうでした。

365007_001
で、この人類初の偉業を描くにあたって、むしろ家庭描写の方を重視してるんじゃないかってほどに大きく扱っております。それにしてもこの奥さん、こんなに高圧的にならなくたっていいじゃないですか。こわいなあ。 まあ、ニールの方もあまりにも内向的で、口下手で、困ったものなんですけどね。

365007_004

でもまあ、ラストにはこの二人のチャーミングな場面を用意しているので、後味は悪くありません。

それにしても、ロケットって燃料を爆発させることで推進していくのだなあと、実感できます。機内の場面で、上昇しながらボカン!ボカン!と聞こえてきますからねえ。あれは今までのロケット映画には無かったんじゃないかなあ。

|

« 「フロントランナー」:薄味で演出力不足   #フロントランナー  | トップページ | 青梅マラソンとへそまんじゅう   #青梅マラソン #へそまんじゅう »

コメント

カッコいい音楽はラストまで皆無だったのが新鮮でした!

投稿: onscreen | 2019年2月17日 (日) 09時03分

こんばんは。TBをありがとうございました。
月面着陸万歳!アメリカ万歳!とならなかった所は本作の良い点ではありますけれど、その分少しエンターテインメント性に欠けたのでは?と思っております。
そして確かに奥様のクレア・フォイは怖かったですね(笑)。

投稿: ここなつ | 2019年2月17日 (日) 22時49分

onscreenさん、コメどうも。
あー、音楽はラストまで無かったんですか。気づきませんでしたあ。

ここなつさん、毎度どうも。
確かに似た題材の『アポロ13』や『ドリーム』に較べると、エンタテインメントにする気があまり無かったとしか思えませんですね。なぜなんだろう?

投稿: 大江戸時夫 | 2019年2月19日 (火) 00時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ファースト・マン」:ガタガタとボカン!ボカン!   #ファースト・マン #デイミアン・チャゼル:

» 劇場鑑賞「ファースト・マン」 [日々“是”精進! ver.F]
詳細レビューはφ(.. ) https://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201902120000/ ファースト・マン オフィシャル・メイキング・ブック ビジュアル&スクリプトで読み解くデイミアン・チャゼルの世界 [ ジョシュ・シンガー ] ... [続きを読む]

受信: 2019年2月17日 (日) 06時39分

» ファースト・マン [象のロケット]
1961年、アメリカ空軍でテストパイロットを務めていたニール・アームストロングは、幼い娘を病で亡くしてしまう。 その悲しみから逃れるように、彼はNASA(アメリカ航空宇宙局)ジェミニ計画(二度目の有人宇宙飛行計画)の宇宙飛行士に応募する…。 人類で初めて月面に降り立った男の、実話から生まれた物語。... [続きを読む]

受信: 2019年2月17日 (日) 12時18分

» 映画『ファースト・マン』★船長の視点で体感with月でしたこと [yutake☆イヴの《映画★一期一会》]
作品について http://cinema.pia.co.jp/title/175921/ ↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。 人類初の月面着陸した、ニール・アームストロング船長です。 (捏造説?の心配なく、事実としてキッチリ☆(^^)/) 月面に着くまでの苦労話―は、もちろんですが 二―ルの境遇や胸中が、主体となって 彼の視点での体験を感じながら、進...... [続きを読む]

受信: 2019年2月17日 (日) 17時40分

» 『ファースト・マン』('19初鑑賞12・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆☆-- (10段階評価で 6) 2月8日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 13:25の回を鑑賞。 2D:字幕版。 [続きを読む]

受信: 2019年2月18日 (月) 14時32分

» ファースト・マン [風情☭の不安多事な冒険 Part.5]
 アメリカ  ドラマ [続きを読む]

受信: 2019年2月18日 (月) 16時26分

» 映画「ファースト・マン[IMAX2D・字幕]」感想 [帰ってきた二次元に愛をこめて☆]
どんな偉業も人ありき それも多くの人々の。その中の一人、英雄と呼ばれた人の等身大の姿を描いた映画。 だからどんな偉業も偉業そのものには焦点を当てていないので、淡々とした印象になる。だが現実の人生で何か成し遂げてもファンファーレは鳴らないし劇的なBGMが流れるわけでもない。だからこちらの方がリアルなのだ。その分、人々の表情や言葉が浮き上がり、印象的になる。 多用される...... [続きを読む]

受信: 2019年2月22日 (金) 19時17分

» ファースト・マン・・・・・評価額1750円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
彼は、月で何を見たのか。 20世紀の神話となった、アポロ11号の月面着陸。 おそらく世界中のほとんど誰もがその顛末を知っていて、展開の意外性など作りようがない話を、若き鬼才デミアン・チャゼルはどう料理したのか。 アポロ11号船長であり、月面に人類最初の足跡を残したニール・アームストロングを、「ラ・ラ・ランド」に続いてチャゼルとタッグを組むライアン・ゴズリングが演じ、妻のジャネットを...... [続きを読む]

受信: 2019年2月23日 (土) 23時06分

« 「フロントランナー」:薄味で演出力不足   #フロントランナー  | トップページ | 青梅マラソンとへそまんじゅう   #青梅マラソン #へそまんじゅう »