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気を取り直して、『えいがのおそ松さん』は、テレビ東京の深夜人気アニメの映画版。TVのは一度しか見たことありませんでしたが、まあ、そんなことは何の問題もありません。ゆるくて、グダグダで、アダルトで、バカバカしくって、今っぽい「おそ松さん」ワールドがあれこれと展開してまいります。なんと冒頭に「前説」がついているんですけど、そこで製作委員会を罵倒したり、「おそ松」だから(松つながりで)松竹配給だなんて安易だとか、かなり危険な自虐ネタまで使っちゃってます。

全編を通して「ほろ苦い笑い」に満ちています。そして哀愁。そこが「おそ松さん」の世界なんでしょうね。 映像的には六つ子の色分けをはじめ、まろやかな色彩がキレイ。一方ではドタバタ喧嘩になった時の砂煙など、昭和のマンガ的な古さもあえて残してあります。また、カメラから高校まで、何かというと「赤塚」「AKATSUKA」の文字が、プロダクト・プレイスメント的に入っているんですよねー、しつこいほどに。

(以降ネタバレあり) 感動したり泣けたりって評判だったけど、全然そんなことないじゃん、と思っていたら、エンドタイトルの後の映像でやってくれました。ほんの短い時間に、ぐっとくるエピソードを用意してくれてました。ただ(短すぎてその世界に入り込めなかったせいか)、小生の目には少々作為的に映ったりもしました。 全体的には「面白さも中ぐらいなり」って感じでした。ま、そのあたりのゆるさも「おそ松さん」っぽいところなんでしょうね。
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