「アリータ バトル・エンジェル」:いきいきCG少女 #アリータ #バトル・エンジェル
映画『アリータ バトル・エンジェル』は、実写キャラの中にCGキャラがほとんど違和感なく溶け込んでおります。予告編を初めて見た頃は、あの目の大きさにちょっと違和感を覚えましたが、本編を観てる間は全然気になりませんでした。てゆーか、アリータかーわーいーいー。キャラクターがいきいきとしていて、リアルにアリータに恋してしまう中学生とかがいそうだと思ってしまいます。
なんだか頼りないボーイフレンドとアリータのあれこれに、「アリータ、ツンデレじゃん。」とツッコミを入れるも良し。とにかく感情移入できちゃうんで、その時点で作品としては成功です。
既視感はあるものの、サイバーパンク風の26世紀美術も悪くない出来です。でも26世紀にも、ペンキで塗ったような看板って、残っているんでしょうかねえ?
「モーターボール」って、もろに「ローラーボール」のパクリじゃん。おお、ノーマン・ジュイソン、ジョン・マクティアナン・・・。でも、それらよりもこっちの方が出来が良いです。猛スピードとド迫力のバトルが見どころになっています。
先日『グリーンブック』で、見事に繊細な演技を見せていたマハーシャラ・アリが、本作では典型的な悪役なのでありました。なんか不思議。
後半、ボディを取り替えて大人になったアリータ。その顔がきちんと(そして微妙に)成長しているという芸の細かさには、拍手です。
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