「ROMA ローマ」:やはり映画館で観よう! #映画ローマ #ROMAローマ #アルフォンソ・キュアロン
ネットフリックス製作(いや、実はインディペンデント作品を買い取ったのがネトフリだという話ですけど)の映画『ROMA ローマ』。アカデミー賞で3部門獲得も、日本での劇場公開はあるやなしやと思っていたら、先週後半の映画ニュースで、イオンシネマ系で急遽公開と知って、すぐに席を取りました。なにしろ、イオンシネマ系でもやってない劇場もあるし、そもそも都内には少ない→調布でどうだ?→あー、夜遅くに1回しかやってない・・・ってことで、公開初日(9日)に新百合ヶ丘に行って、夕方の回を観ました。いや、大江戸の場合、映画館原理主義なので、良い作品ならばスクリーンで観るというのは絶対なのです。
ローマと言ってもイタリアとは無関係。メキシコシティのローマ地区が舞台の、アルフォンソ・キュアロンの半自伝的作品です。撮影もキュアロン自身が担当しているのですが、いいですよ、この全編モノクロ。とにかく横移動の映画で、特に主人公のメキシコ人家政婦を追っての横移動が多いのです。彼女の人生の歩みを見つめていくように。
横移動ワンカットの長回しが印象的(特に終盤の海岸など←かなり、危険な撮影だったのではないですか、これ?)なのですが、静止カットの長回しも非常に効果的ですよ。大きくて壮麗な内装の映画館での長回しとか、分娩室場面の長回しとか。 そういえば、キュアロンはあの圧倒的な長回しを持つ『トゥモロー・ワールド』の監督なのでありました。
とても個人的な世界を描いたことによって、とても普遍的なものになっております。日本もメキシコも同じだねえって所があったり、「メキシコの男、しょーがねえなあ。でも、どの国も同じかぁ」と思う所があったり・・・。
まあ、良い映画ではありますが、ちょっと絶賛され過ぎって気もいたしました。やはりオスカー作品賞は『グリーンブック』で良かったと思いました。
作品内で、映画『宇宙からの脱出』を観ている場面で、「あ、そうか。キュアロンはここから『ゼロ・グラビティ』に至ったんだ」と思ったり、命からがらたどり着いた波打ち際の場面って、『ゼロ・グラビティ』から2作連続じゃんと思ったりもいたしました。
それにしても、なんで半屋内の入口(兼車庫)をあんなに犬の糞だらけにしておくんだー! 1個でも落ちてたら、さっさと片付けろー!と、そこはもう気になってしょうがなかったですね。
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投稿: RobertScems | 2020年4月27日 (月) 10時49分