「ザ・ローリング・ストーンズ展」@TOC五反田メッセ #ストーンズ展 #ローリングストーンズ展
TOC五反田メッセで開催中の『ザ・ローリング・ストーンズ展』(~5/6)に行って来ました。ストーンズ来日公演のたびに必ず行っている小生としては、当然行かねばならんのです。
ロンドン、ニューヨークをはじめ世界5カ所で大ヒットした展覧会のアジアで唯一の開催だということで、日曜などは大変な人出かなあとネットでファストパス的な日時指定券(3,700円!)を買ったのですが、午後4時に会場に着いてみると、パラパラの入り。なーんだ、これなら普通の券(3,500円)で良かったんじゃん。損した。
エントランスには巨大なベロマークのオブジェだとか、ベロマーク入りのジャガー(1,800万円ほどしましたね)とかが展示してあり、雰囲気を盛り上げていきます。
会場内はかなり広く、解説パネルは英語、日本語、中国語によるもの。映像、ポスター、アルバム・ジャケットなどのアートワーク、ベロマーク尽くし、写真、資料、楽器、衣装、ライブステージの設計…などなどと盛りだくさん。思わずじっくりと見てしまいます。 ちなみに会場内の撮影はほとんど全部OKです。
若かりし頃住んでいた汚い部屋の再現なんかもあって、驚いちゃいます。
なにしろ半世紀以上も活動しているバンドですから、時代をまたいで多くの展示物があります。
レコーディング・スタジオの再現もあれば、キースやロニーの使ったギターの数々も展示されております。
巨大なベロマークのオブジェは、プロジェクション・マッピングで色や絵柄が変化し続けておりました。
ホントにこのマークって、20世紀(~21世紀)を代表するポップ・アイコンの一つですよね。
ポップと言えば、アンディー・ウォーホルは『スティッキー・フィンガーズ』や『LOVE YOU LIVE』のジャケットを手掛けたり、ミックのシルクスクリーンを作ったりしましたもんね。そこらもバッチリ展示されております。
MVを編集したコーナーに続くストーンズ映画のコーナーでは、なんとマーティン・スコセッシが解説を担当した映像が流されておりました。まあスコセッシも『シャイン・ア・ライト』という見事なストーンズ映画を撮りましたからね。
ミックを中心としたステージ衣装をズラリと揃えたコーナーは壮観。「ああ、これはあの時のアレね。」 もあれば、「へー、こんなのもあったんだ。」もございます。
『悪魔を憐れむ歌』のミックの衣装8体を並べた展示もありました。
最後の部屋は、3Dライブ映像による『サティスファクション』(約5分)。いやー、ミックが、キースが、飛び出してます。本当はもっと「応援上映」的に踊ったり手拍子したりして騒ぎながら観たかった感じですね。
出口にはカフェもあるし、グッズ販売コーナーも充実(何も買いませんでしたけど)。
結構急ぎ足で観ましたが、1時間半はたっぷり楽しめました。
やっぱり一昨年のデヴィッド・ボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is』と比肩される展覧会です。ボウイ展の方が密度が濃く、編集力(展覧会のキュレーション力)も優れておりましたが、ストーンズの方も悪くはないです。アガリます。とはいえ、やっぱりチケット高いですよねえ。
(デヴィッド・ボウイ展の当ブログ記事はこちら↓)
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-bf81.html
75歳(!)のミックの心臓カテーテル手術も成功したそうなので、また元気にツアー復活を遂げて、日本にも来ていただきたいものです!
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