「アベンジャーズ エンドゲーム」:遂に完結の豪華顔見世歌舞伎 #アベンジャーズ #エンドゲーム #アベンジャーズ完結編
映画『アベンジャーズ エンドゲーム』は、堂々のMCU完結編(と言っていいんですよね?)。182分の重量級で、見どころたっぷりです。2008年の『アイアンマン』から足掛け12年に及ぶ作品の積み重ねを思って、特にファンでない大江戸でもそれなりに感じ入るところはあります。
でも、あの暗くて重かった『インフィニティ・ウォー』に続く作品なのに、ユーモアたっぷり、お笑いたっぷり。いや、こう来なくっちゃですよね。さて、今回は感想を10個ほど、順不同で(多少のネタバレあり)。
1.今年になってから亡くなったスタン・リー先生、作品の中ほどにぶっとんだ形で登場してくれました。いや、最後までよくぞ!
2.ソーのビール腹に大笑い。長髪&ひげもじゃで、トニーから「リボウスキ」と呼ばれてて、これまた大笑い(コーエン兄弟の『ビッグ・リボウスキ』の主人公によく似てましたもん)。
3.ハルク、そんなに階段が嫌いなのか。でも、ハルク、今回はかなりかわいかったですよ。
4.とにかくオールスター戦であり、銀河系軍団であり、顔見世歌舞伎であり、百花繚乱です。終盤に、全ヒーローたちが勢揃いする場面の高揚感と来たら! 見たことのないスゴイ「絵」になっておりました。
5.ロバート・レッドフォードやマイケル・ダグラスやミシェル・ファイファーやウィリアム・ハートが出て来ると、顔見世興行感がハンパないっす。
6.ニック・フュ-リー、いつ出るのかいつ出るのかと思っていたら、なんと最後の最後でありました。ついでに「アイム・グルート」もいつ出るかと思ったら、最後の一声でした。
7.真田広之を出すためだけに存在するかのような東京シークェンス。
8.終盤のトニー&ペッパーの場面は、さすがに泣けました。
9.古き良き白人の代表(WASP)みたいなキャプテン・アメリカの星条旗盾は、アフリカ系の男に託されました。反トランプなメッセージが、今のハリウッドっぽいですね。
10.10分以上のエンドロールの途中にも最後にも、いつものおまけ映像がありませんでした。軽くガッカリしましたが、さすがは完結編ってところです。
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