(番外編) 「千住博展」@北九州市立美術館分館 #千住博展 #千住博 #瀧図
小倉のリバーウォークにある北九州市立美術館分館で開催中の『高野山金剛峯寺襖絵完成記念 千住博展』(~6/16)を鑑賞。昨年制作した金剛峯寺襖絵--幅17mの『断崖図』、25mな『瀧図』をメインとした展覧会です。
千住博といえば滝なので、滝好きな大江戸としては大いに興味をそそられる展覧会です。
たまたま遭遇して観ること5月できたのも、何かのご縁かもです。
うーん、やっぱり凄いですね。技法のあくなき追求ってところですが、そのもたらす効果たるや!
『断崖図』も『瀧図』も、幽玄であり、かつ哲学的な境地です。滝をずーっと見続けていても飽きないことと共通するものがありますね。
『瀧図』は三方を囲まれた展示になっているのですが、まさに滝という「宇宙」わを実体験しているかのようでした。音が聴こえてきそうと言うか…。
ここに写真が出てるのは、その『瀧図』ではなくて、『龍神』という2015年の作品(これだけ撮影OKでした)。ブラックライトを使って、闇に輝いて浮かび上がる幻想的な作品。こちらも実に見事で、飽きず眺めることのできる作品でした。やっぱり凄いや。
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