「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」:笑い/アクション/ラブ #スパイダーマン #ファーフロムホーム
映画『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』は、ジョン・ワッツ監督×トム・ホランド主演による2017年のリブート作『ホームカミング』の続編。舞台はなんとヨーロッパ(ベニス、プラハ、ベルリン、ロンドン)です。 出だしでいきなり『アベンジャーズ エンドゲーム』の続編的展開だってことがわかって、びっくり。かっけーヒーローとしてジェイク・ギレンホール(「議連ホール」と変換されて、笑いました)も登場いたします。
前作同様に青春ラブコメ的な持ち味があって、更にパワーアップさせています。むしろそっちがメインと言ってもいいほど。実際、ピーターとMJの件りなんてキュンキュン来ちゃいます。良いです。莫大な費用をかけたキラキラ映画と言えるかも知れません(言えないか?)。
そして次から次へと笑わせてくれます。コメディ・リリーフとしてネッドとハッピーという太め2トップを配した戦術が生きてますね。笑い/ド派手なVFXアクション/ラブが次々と出て来るので、飽きることがありません。とにかく脚本が見事なんです。ハリウッドの英知を結集して、練りに練って面白いものを作り上げてます(冒頭の「5年」の使い方とか!)。正直、各年代の『スパイダーマン』シリーズのみならず、これまでのマーヴェル作品の中で一番面白いと思います。それぐらい見事でした。
(以降ややネタバレあり) 超発展版VRホログラム映像みたいな世界を後半に連続技で打ち出してきますが、そのうち何が本当で何が本当じゃないのかがわからなくなってくるあたりが凄いです。実存を問うてきます(ホントか?)。 それとジェイク・ギレンホールも、この役に起用された理由に応えておりますね。
エンドタイトル途中と終了後のオマケ映像も「おお!」「えっ!」と目を見張るようなものでした。『アベンジャーズ エンドゲーム』で、何も出なかったことの償い(?)ででもあるかのような大サービスでありました。
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