湘南、なんとも悔しい惜敗 #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南対鳥栖
曺貴裁監督のパワハラ?調査のゴタゴタに関しては、「あの愛情深き上司の鑑のような曺さんが?!」という思いや、悪意のある報道の多さや事実を知らずに(あるいは誤認して)書いているライターの多さに辟易したり憤慨したりしております。そんな昨日、BMWスタジアムで湘南vs.鳥栖を観戦しました。
二日ほど前にアウェイ席以外は全席種完売となり、大入りのスタジアムは開始前からサポーターたちの熱い思いがヒートアップしていました。サポ席の前には「今このエンブレムのもと、選手・コーチングスタッフ・フロントスタッフと共に1つとなって戦える湘南ベルマーレという愛するクラブを、俺たちはこれからもいつまでも信じている。ベルマーレは俺たちの人生。」という横断幕が掲げらていました。
メインスタンド、バックスタンドの声量や手拍子もいつもより何割か増しで、サポーターたちの団結したパワーがひしひしと感じられました。
しかし指揮を執った高橋コーチに率いられた選手たちは、魂のこもった大きな声援を受けて気合が入り過ぎたのか、前半25分と41分に失点。簡単に両サイドの裏を取られ過ぎちゃってましたし、横の揺さぶりに対処できていませんでした。スタンドの空気が重くなります。しかし今シーズンのベルマーレの劇的展開とここ数試合の複数得点に慣れている大江戸としては、まだぜんぜん行ける!と思っておりました。
で、案の定前半のうちに1点取ると、一気にスタジアムが「行ける!」の雰囲気に変わりました。その勢いのまま湘南が攻勢に出ると、後半12分に2-2の同点に!
その後も何度も決定機を作ってイケイケのベルマーレですが、例によってフィニッシュを外しまくります。バックスタンドに赤い月が見える中、一進一退の攻防が続き、途中出場のクリスランの故障退場もあり(バイシクルシュート着地時に骨折か?心配です)、結局いい所まで行って決めきれないまま6分のアディショナルタイムに突入します。
そして90+5分に鳥栖に決められて万事休す。ほどなく笛が吹かれ、異常な蒸し暑さの中の熱戦が終わりました。
うーん、悔しい。チームを取り巻く嫌な空気を振り払うためにも、いつも以上に勝利が欲しい試合だったのに。あれだけあったチャンスの一つを生かして入れば…という試合だったのに。先日の鹿島戦の逆パターンになってしまいました。
引き分けには出来た試合だったと思いますが、流れ的には絶対勝てると皆が思っていたし、そもそも湘南には引き分けのメンタリティーはないですから。
これで勝っていれば、マスコミも美談的に扱ってくれたと思うと、かなり残念です。ベルマーレクイーンの「勝利の女神」パワーも届きませんでした。
ただベルマーレの「らしさ」はきっちり出ていたし、心配する要素は見当たらない試合でもありました。とにかくこのままブレずに続けていくことしかないと思います。終了後の客席からは、大きなベルマーレ・コールが延々と続きました。
| 固定リンク
コメント