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2019年8月13日 (火)

「メランコリック」:意外にバディ映画&ハートフル   #メランコリック #映画メランコリック #銭湯映画

368179_003 映画『メランコリック』は、第二の『カメ止め』(カメラを止めるな!)とか言われているそうですね。作品のタイプは全然違うし、きっとあそこまでの大ヒットにはならないのでしょうけれど、全くの無名スタッフ&キャストが日本映画に風穴を開けるようなチャレンジングな作品をものにしたという意味では、確かに近いものがあります。

確かに役者たちが素人っぽいと感じてしまうことは避けられません。最初のうちは「この役は、本当は浅野忠信にやらせたかったんじゃ?」「こいつは小栗旬?」「この子は夏帆でどうでしょう?」」などと思って観ておりましたが、観ているうちにだんだん気にならなくなって来ます。そして、最後には全然違和感がなくなっています。これで良かったんじゃん、と(『カメ止め』もそうでしたっけ)。

 

368179_004 銭湯を使ったアイディアが、まずは良いですね。そして日常と非日常の融合も、バランス良くこなしています。決して「そんなバカな」と思わせない脚本&演出の工夫が感じられます。

でもこの作品の最高の良さは、東大卒の主人公=鍋岡と、同僚の松本のバディ感。全く違うタイプの二人が、徐々に心を通わせ、最後には…っていう展開が、じんとさせてくれます。また、松本がいーんだ! 外見はチャラいけど、ほんとにいい奴。そこがまた、沁みます。

 

368179_002 あと、彼女さんもいいんですよ。最初はちょっと自主映画っぽい子だなあとか思ったんですけど、役柄がとってもいい子でねえ。最後には、彼女の聖母のような笑顔に救われる作品になっておりました。

(以降少々ネタバレあり) マニア受けするような殺伐とした方向には行かず、終盤に別次元のハートフルな良さを打ち出して来る・・・何と言っても、そこがこの作品の素晴らしさです。

この主演俳優二人(皆川暢二、磯崎義知)と脚本・監督の田中征爾による映画製作チーム「ワングース」の次回作に、期待してしまいますね。

 

 

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