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2019年9月17日 (火)

「ジョアン・ジルベルトを探して」:何をしたかったの?   #ジョアンジルベルトを探して #ジルベルト #ボサノバ

368686_001 映画『ジョアン・ジルベルトを探して』は、一風変わったドキュメンタリー。不在のジョアン・ジルベルトの周辺をうろうろと回り続けるだけの作品。まあ、「ボサノバの神」=ジルベルトが今年の7月6日に88歳で他界したことを考えれば、非常にタイムリーな日本公開(8/24~)だと言えますが、多くのジルベルト・ファンは本作を観てどう思ったでしょうか?

(以降ネタバレあり) まあ、大抵の人は「肩すかし」だと感じ、中には憤慨した人もいたことでしょう。だって、最後までご本人は姿を現さないままですし、少しだけ目にできる映像フッテージも、あまり満足な形では出て来ません。まともに曲を聴かせてくれることもないし…。相当フラストレーションのたまる作品です。

 

元妻やらミュージシャン仲間やらレストランの料理人やら床屋やら、多くの人たちがジルベルトにまつわる証言をするのですが、まあやっぱり面倒くさそうな変人なんでしょうね。

いずれにせよ、普通のドキュメンタリーを作ってくれた方がなんぼかありがたかったことか。ラストを含め、何なんすかね、この変化球?

 

 ジョルジュ・ガショというメガネのおじさんが本作の監督であり、彼が登場してぶつぶつ言いながら映画が進んで行きます。で、この人の髪の毛がどう見てもヅラにしか見えないので、気になってしょうがない。終盤には散髪場面があるので驚いたのですが、それとて「ヅラを散髪してもらってる疑惑」から逃れられるものではありませんでした。まあ、そういうどうでもいいことが気になっちゃうほど、映画自体がつまらなかったってことです。いったい何をしたかったの??

なぜかは知りませんが、やたらとプールが登場する映画でもありました。何かのメタファー?? 監督がプール好きってだけみたいな気がします。

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