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2019年9月26日 (木)

「台風家族」:終盤一気に「珍品」に…   #台風家族 #草彅剛 #市井昌秀

369344_001 映画『台風家族』を観た日は、『おいしい家族』からの「家族」つながりのハシゴでした。 小学生の頃「台風一過」を「台風一家」のことだと思っていたという人はゴマンといると思いますが、本作は「台風一家」とほぼ同意語の「台風家族」。さらに、この映画が公開された9月6日(金)にはあの(千葉県に、停電などの大きな惨禍をもたらした)台風15号が日本に迫っておりました。

だから何?と言われると、何でもないのですが、この映画、中身の方も台風並みに大荒れでした。

 

369344_007 今年公開の『新世界』では稲垣吾郎が、『凪待ち』では香取慎吾が、それぞれオーラを消したおっさん演技で高い評価を得たのですが、草彅剛は『まく子』では助演なので、二人ほどには話題とならず、この作品で捲土重来だったと思うのですが…。うーん、やはり「そこそこ」ではないかなあ。ある意味、いつもの草彅剛だし(「クズで結構~」とか踊り出すところも含めて)。

いつも通りといえば、藤竜也も近年の「いつも通り」なんですけど、このおじいちゃんに世話される認知症のおばあちゃんが、なんと榊原るみ! いやー、久々に見たんでびっくりしました。今69歳なんで、実年齢よりやや老け役ですけど、こんなおばあちゃんになっていたとは…。

 

369344_013 (以降ネタバレあり) 終盤の狂った展開には唖然。台風の暴風雨というシリアスな状況下なのに、あのガイコツ! ビジュアル的には完全にコメディーです。だいたい、あれぐらいの誰でも行けそうな川原なのに、なんで(白骨化するほど)長い間誰にも発見されなかったのでしょうか? もっと上流にあったものが、台風で流れた来たにせよ、それぐらいの台風、これまでだってあったろうに。そもそも、あんな年寄り二人ではそんな人跡未踏の地まで行けるわけもないわけですし…。『箱入り息子の恋』の市井昌秀監督のオリジナル脚本だそうですが、破綻してます。なんだこりゃ?です。珍品の域に入ってます。 そういえば、『箱入り息子の恋』もたしか終盤に破綻してましたもんねえ。ウェルメイドにまとめないのが身上なのかしらん?

出演者の新井浩文が事件を起こして、公開延期となっておりましたが、公開に至ったのは良いことだと思います。個人の罪と(多くの人の労力の結晶である)作品とは別物です。

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