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2019年10月 2日 (水)

「アイネクライネナハトムジーク」:モーツァルトは流れない   #アイネクライネナハトムジーク #今泉力哉 #三浦春馬

366951_004 映画『アイネクライネナハトムジーク』は、『愛がなんだ』の今泉力哉監督によるメジャー作。結構評判が良いみたいですが、大江戸はダメでした。映画がおとなしくて弾まなくて、119分が3時間ぐらいに感じるテンポの悪さでした。『愛がなんだ』の見事な演出力と全く違うんで、ある意味驚いちゃいました。

結婚発表でタイムリーな多部ちゃん(30歳)と、最近おっさん化が著しい三浦春馬(29歳)が主演みたいな広告や予告編ですが、実際のところは10人ぐらいがメインの群像劇になっていました。 それにしてもあの美少年だった三浦春馬が、こんなにカッコ悪く、おっさんくさくなってしまったのはなぜ? 自分で、キレイな顔が邪魔だと思ったのでしょうか?

 

 「十年後」でいろんな話を展開させるうまさがあって、いろんな登場人物が交錯し収斂していって、・・・でもその切れ味が今一つなんです。これ多分原作の方が面白いんだろうなあと思ってしまいました。

それにねえ、重要なボクシングのエピソードなんですけど、オーディションで選ばれたという成田瑛基がぜんぜんヘビー級の体に見えなくて…。これは原作がそうだったとしても、階級を替えないとダメでしょ。

 

 俳優陣では、矢本悠馬の良くできた嫁さん役の森絵梨佳が意外に良かったし、若手注目株の垣松祐里も人を惹きつけるサムシングがありました。

それはそうと、クライマックスに流れるのかなあ?などと思っていたモーツァルトの『アイネクライネナハトムジーク』は、1ミリも流れないのでありましたー。ってか、そもそもあったかクライマックス?

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