「空の青さを知る人よ」:妙に照れくさい感じ #空の青さを知る人よ #長井龍雪
映画『空の青さを知る人よ』は、注目の長井龍雪監督作品ですが、うーん、イマイチです。まあ、大江戸はこの監督の『心が叫びたがってるんだ。』もあまり評価していないので、あまり合わないのかも知れませんね(『あの花』は未見なのです)。
絵は別に好きでも嫌いでもないんですが、圧倒的な魅力は感じませんでした。普通にいい。声優たちも普通にいい(吉岡里帆も悪くないし、吉沢亮の一人二役にはさすがに驚きました)。
ダイアローグもいいんですよ。気の利いたギャグも多くて、結構笑わせてもらいました。ただ、全体的にピュアピュアに青春すぎて、観てて恥ずかしいというか照れくさいんです。アオハル好きの大江戸ですが、これは妙に照れくさくて「おいおい」って感じでした。あおいちゃん結構面倒くさいし(「のん」さんに似たキャラクターデザインですが)。一方、メガネで性格の良いあかねさんのキャラクターは大好きです。そして、そもそもタイトルがかなり照れくさい。
(以降ネタバレあり) クライマックスの事故とか青空ジャンプとかって、もしかして川村元気Pがからんでるから?? これも、あまりうまくいってるとは思えませんでしたねえ。新海さんや宮崎さんの飛翔と較べちゃうとねえ…。
楽器映画としては上々。ギターもベースも丁寧にしっかり描いてますし、ベースの音が良くて、キレててサイコー。カッケーっす。
でもやはり最終的には乗り切れませんでした。相性の問題なのかもですね。
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