湘南、ギリギリでJ1残留 #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南対徳島
運命の一発勝負=J1昇格(残留?)プレーオフを観戦に、BMWスタジアムへ。ベルマーレがプレーオフを戦うのは初めてのことです。相手はJ2の4位からプレーオフを勝ち上がって来た徳島ヴォルティス。
スタジアムのメインスタンド最上段から西側を見やれば、おお、きれいな富士山がドーンと。 こういうの見ると、「ああ、(東京から)遠くなんだなあ。」と思ってしまいます。でも、この『東京温度』では、東京の飛び地として、(番外編でなく)普通に記事にしていきます。
全席完売になった(その割には入場者数は13,000人台でした。早く大きなスタジアムにしないと、もったいなくてしょうがありません。今年もJ1で一番低い動員数でしたから。席が取れない人も多いというのに。)スタジアム。今日は暖かくて、助かりました。
試合前の審判発表の際、「VAR」があると知って、おお!と思いました。VAR、来期からのJリーグ導入に先駆けて、この試合とか天皇杯の準決勝以上とかでテスト導入しているのですね。
入場時の緑と青のボードによるコレオグラフィーは、見事なものでしたし、「ベルマーレ Big Wave」の歌声にも力が入っていました。
徳島はキャプテンの岩尾とGK梶川がベルマーレ出身選手ですし、ベンチメンバーにも藤田征也がいたし、そういった意味でもこちらとしては負けられません。ってゆーか、そもそも先週以来ぜんぜん負ける気がしないんです。試合前には99%残留できるつもりでいましたし、先制点を取られてからも、90%はなんとかなるって気持ちでおりました。まあ、引き分けなら残留ってレギュレーションですからね。
試合はいつもと違って、メインスタンド右から左に前半の湘南が攻める形。よく見てなかったけど、徳島が奇策としてサイドを替えたのかしらん? それとも陽射しのまぶしさへの対応か何か?
ベルマーレがいつもの通り出だしは凄く調子良かったのですが(山崎が最高でした)、徐々にヴォルティスのペースに。そして20分にCKからの先制点を献上してしまいます。うーむ。何やってんだ。
その後も危ないシーンがあったりしましたが、0-1で折り返し。で、後半の頭から中川寛人(この人、最近よく使われている割には、いつも何のインパクトも残せていませんね)に代えてクリスランを投入すると、流れが変わってきました。
そして64分にクリスランのパスから切り込んだ松田天馬がゴールを決めて、1-1! スタジアムの空気が一気に変わりました。やっぱり行ける!大丈夫!っていうポジティブさが広がりました。勝てる!勝とう!
その後もゴールを狙いながら、しっかりと守って、追加点は奪えなかったものの、引き分けで終了。何とかかんとかでカッコ悪いけど、J1残留を果たしました。終了の笛と同時に、徳島の選手たちがピッチに倒れ込みました(湘南の選手も)。毎年テレビで見る光景です。
まあ、ほっとしました。湘南ベルマーレとして、J1で3シーズン目となるのは、初めてなのだそうです。味スタのFC東京戦でATに同点とされ、秋元に支えられながら泣いていたGK富井ですが、今日も同じでした。泣き虫ですね。まあ、今日は金子大毅も泣いていたのですが。
一応「勝利の」とは言えないダンスが行われました。ロンドさんも困って、「踊りましょう」とだけ言ってました。
夜には浮嶋敏監督の来シーズン続投も発表されました。ベルマーレのサッカーが継続されていくということで、これも悪い話ではありません。あとは、山崎凌吾をつなぎとめる事ができれば、それが最大の「補強」となることでしょう。とはいえ、いろいろと補強する必要はありますよね。
そしてキングベル一世も一安心。 へへー、神様兼王様のお力で、残留できましたー。これからもお支えくださいー。
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