「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」:9作品との併走、そして完結 #スターウォーズ #スカイウォーカーの夜明け
映画『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』は、いよいよシリーズ最終のエピソード9。ジョージ・ルーカスが当初から計画していた通り、9作品をもっての完結と相成ったのであります。もっとも、20世紀フォックスは外れちゃったし、ルーカスフィルムはディズニーに買収されちゃったしで、エピソード7-10はルーカス構想とはだいぶ違ってるって話もあったりするようですし、それどころかこの先もまた続きを作るなんて話もあるようですが…。でも小生の場合、このシリーズにほとんど何の思い入れもないんです、実は。まあ、それでも1978年の第1作(エピソード4)日本公開から41年にもわたって、リアルタイムで新作を観続けて来たわけですから(トシがバレますが)、ある種の感慨はありますね。
なるほど、ハイテンポであれもこれもと色々詰め込んで、辻褄合わせて片を付けました。めでたしめでたしです。えっ!と驚くことも、おお!と感心することも、じーんと感動することもありました。特にラストなんかは、見事な台詞で見事に終わらせてくれたという印象で、絵も美しく、感銘を受けました。
そして、ほとんどレイの物語であり、その期待に応えてレイは奮闘しております。デイジー・リドリーの目力、顔力がいいですね。 (以降ネタバレあり) 年老いたルーク、レイア、ハン・ソロも再登場。もう亡くなっているキャリー・フィッシャーも無理なく登場しておりました(CG技術、すげーな)。でも、ヨーダやオビ・ワンなどが登場することはなく、それはちょっと残念でした。
絵的にはかなりダイナミック。荒波の場面などは、かなり凄かったですよ。そして、全体の印象は歌舞伎。いやー、決めゼリフありの、見栄切ったりしーの、勧善懲悪。血のつながりと親子関係。派手なアクション。うーん、カブキです。ラストで定式幕を引いてほしかったぐらいです。むしろ講談なのかも知れませんが…。
思えば第1作を観たのは、マリオンができる前の日劇での特別公開でした。そして今日は、TOHOシネマズ日比谷。ナイス・セレクトではないでしょうか。劇場を出て、日比谷のペニンシュラの横の並木道に入ると、大きいBB-8が展示されておりました(こいつ丸くてかわいいよね)。
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