「ターミネーター ニュー・フェイト」:女性の時代のターミネーター #ターミネーター #ターミネーターニューフェイト #女性の時代
映画『ターミネーター ニュー・フェイト』は、あの『ターミネーター3』『ターミネーター4』『ターミネーター 新起動 ジェニシス』を無かったことにするかのように、広告コピーが「『ターミネーター2』の正統な続編」ってことになっております。ま、ジェイムス・キャメロン御大が満を持しての「製作・ストーリー担当」になっておりますからね。
で、観てみるとまさに「女の時代」の『ターミネーター』だなあって感じ。とにかく、女性がアクションして活躍しまくります。堂々としてます。この時代の空気がしっかりと充満しているのです。
60歳過ぎてめっちゃクールで、ハードボイルドで、カッコいいリンダ・ハミルトンが全体を締めます。この年齢でこういう感じのカッコ良さってのは、『グロリア』のジーナ・ローランズ以来じゃないでしょうか? 72歳のアーノルド・シュワルツェネッガーとの相性、バランスも申し分なし。 でも、強化型スーパー・ソルジャーのグレースを演じるマッケンジー・デイヴィスもかなり良いのです。アクションもできるし、押し出しが良いし、(ちょっとMattに似てるけど)今後に期待が持てます。
対する男性では、すっかり「不気味な強さ」みたいなものを失ったシュワルツェネッガーも、味わいとしては悪くないんですけど、見どころはREV-9に扮するガブリエル・ルナ。梶原善が思いっきりカッコつけたような顔でした。
アクションは切れ味鋭く、延々と徹底的にやります。逃げても逃げて、やっつけてもやっつけても、まだ追ってくる感じ。まさに本来の『ターミネーター』らしさと言える感覚です。
まあ、このシリーズにほとんど思い入れはないのですが、とりあえず楽しめる(正統な)続編には仕上がっておりました。
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