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2020年3月10日 (火)

「Red」:シビアなフェミニズム映画   #Red #映画Red #夏帆 #三島有紀子

002_20200304232101 映画『Red』は、島本理生原作×池田千尋脚本×三島有紀子監督×夏帆主演という「女性が作り上げた」感が強い作品。その他のスタッフにも女性が多く絡んでいます。内容的にもとってもフェミニズム映画になっていて、メッセージはかなり強めに投げかけています。糾弾する対象は、封建的な家族や物の考え方(柄本佑が「百年前かよ!」と吐き捨てるような)であり、愛のないリレーションシップであり、嫁を私物化、奴隷化する家族や夫。ただ、それ以上に、そういうものと戦わずに「我慢すればうまくいく」と思っていた自分自身=主人公(夏帆)こそが、糾弾されています。なかなかシビアな映画です。

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(以降少々ネタバレあり) そこで、ある大きな決断が最後に下されるのですが、このラストは原作と違うそうですね。で、このラストがかなり衝撃的なのです。普通の映画やドラマでは絶対にないパターン。バッドエンドとも言えるでしょう。観た者たちの心に鉛の塊が残るような、重いエンディングです。

それに較べて、ラブシーンの描写は思ったよりもおとなしく、夏帆はバストトップすら見せません。ベッドでの二人の表情に寄った絵が多いのは、女性監督ならではじゃないでしょうか? 確かに紅潮する夏帆の表情や肌に説得力があります。

001_20200304233801 というわけで28歳の夏帆にとって、大人になってからの代表作と呼べるものになったと思います。抑えを利かせた妻夫木聡によるアシスト効果があったとはいえ、多様な表情を見せております。

毛並の良い上流家庭のお坊ちゃんで、やけに顔が整っていて、中身は脆弱な「高級だめんず」とでも呼べるキャラを、ぴったりの配役の間宮祥太朗が演じています。『半分、青い。』で彼が演じただめんずとは別のタイプの、でもホントしょーもない男です。なんで間宮祥太朗には、こんなに(顔だけはいい)だめんずが似合うのでしょうか。事務所的には、いや本人的には、それでいいのでしょうか??

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