忌野清志郎トリビュート ナニワ・サリバン・ショー2020 #忌野清志郎 #キヨシロー #ナニワサリバンショー #のん #仲井戸麗市 #中條卓
昨夜NHK-BSプレミアムで放映された『忌野清志郎トリビュート! ナニワ・サリバン・ショー2020』を見ました。この1月にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館をこう呼んでるんですね)で開催されたライブ。ナニワ・サリバン・ショーとは2001年に清志郎が始めたライブイベントで、タイトルは大阪でやるからってんで「エド・サリバン・ショー」をもじったというタダのだじゃれ。ここらのテキトーさが、いかにも清志郎&このメンバーって感じですね。このメンバーってのは、トータス松本、奥田民生、斉藤和義、YO-KING、寺岡呼人、浜崎貴司らで、まあその後の「カーリング・シトーンズ」につながっていくわけですね。あ、宮藤官九郎や間寛平や仲井戸麗市もいます。
で、今回は14年ぶり、そして清志郎がこの世を去ってから初めて行われるということで、メンバーにもリリー・フランキー、渡辺大知、のん らが加わっております。そしてみんながRCサクセションおよび忌野清志郎の曲を歌うトリビュート・ライブなのですが、RCや清志郎ファンの大江戸としては、よく知った曲が多く、体が弾むってもんです。
小生がお目当てののんは、まずトータス松本とのデュエットで『I LIKE YOU』。彼女のソロ・バージョンよりもアップテンポになっていました。 その後にソロで『プン・プン・プン(オコリンボ・リンボ)』。先日MTVで観た『NON KAIWA FES Vol.2』でも歌ってた曲ですね。 終盤には、アーティスト総出演の中で『ドカドカうるさいR&Rバンド』『雨上がりの夜空に』でもギターを弾きながら、ヴォーカルを数小節分担当しておりました。トータスさんはじめ、見事なヴォーカリスト揃いの中ではどうしても不安定な未熟さが目立ってしまいましたが、良い経験になったことでしょう。 昨年2月にクラブチッタ川崎でのんとチャボ(仲井戸麗市)がライブを行い、大江戸も参加しましたが、そのご縁でまた呼んでもらったのでしょうね。のんはキヨシローやRCが大好きですし。何よりも、サイコーに楽しそうにやっておりました。
チャボはMCで「(サックスの)梅津和時がいちばんのんちゃんに会いたがっていた」って事を言っておりました。いや、それにしてもドクトル梅津さん、相当なお年でしょうけれど(調べたら70歳でした!)、見事な肺活量で最高のサキソフォーンを聴かせてくれました。衰え知らずです。 そして、チャボやっぱり若いっす! 1950年生まれってことで、今年70歳になる!というのに、昔とほとんど変わりません。40代ぐらいにしか見えませんもん。スゴすぎます! あと、インパクトが強烈だったのが、ベーシストの中條卓さん(シアター・ブルック)。GGトップみたいなすっごく長い白髪のヤギヒゲで、スタイリッシュなスーツ姿にメガネと帽子。終始こわばったような顔で、どんだけ年寄りかと思ったら、こちらは55歳でした。うーん、ミステリアスでカッコイイ人です。
キヨシローの大好きなオーティス・レディングの曲をトータス松本が歌ったり、ジェーームズ・ブラウンのマント・パフォーマンスもどきがあったりして、いやー、楽しいっす。 ステージの四方を取り巻いた客席とも一体化して盛り上がり、インタビューを含めて2時間に収めたバージョンではありましたが、大いに楽しめました。 そしてもし清志郎が今生きていたら、この新型コロナ禍の世の中にどういうメッセージを発したろうかとも思いました。 ああ、こういう楽しさをみんなでまた(ナマで)共有できる日が、一日も早く戻って来てくれますように!!
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