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2020年4月12日 (日)

大林宣彦監督の死   #大林宣彦 #海辺の映画館 #HOUSEハウス #伊地知啓 #仙元誠三 

大林宣彦監督が亡くなりましたね。2016年8月に肺がんで余命6ヶ月の宣告を受けていたそうですから、むしろよくここまで生きたものです。亡くなった4月10日に、もともとは新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』の公開が予定されていたんですよ。それが、新型コロナによる映画館休業で延期となり…見届けさせてあげたかったですねえ。

大江戸が大林ベスト5を選ぶとすれば、『HOUSE ハウス』『さびしんぼう』『異人たちとの夏』『ふたり』『青春デンデケデケデケ』でしょうか。21世紀になってからの作品群は、かなり評価が高いですけれど、大江戸は好きになれませんねえ。反戦のメッセージを強烈に打ち出して、それがあの方ならではだとは思いますが、映画としてどうなのかと思います。もちろん人生をかけて反戦を訴え続けた志は大いに称賛すべきですが、それはそれ映画は映画と、大江戸なんぞは思うのです。

一番好きなのは、商業デビュー作の『HOUSE ハウス』かも知れません。でも今でこそ評価されている『HOUSE ハウス』ですが、公開時にはほとんどの評論家からは無視されて、どころか「こんなの映画じゃない」とか悪評ふんぷんだったのですよ。大江戸はあのポップなセンスが大好きで、その年の日本映画第4位(だったと思う)に入れてましたけどね。 大林がちゃんとした映画作家として評価されるようになったのは、6作目の『転校生』以降でなのです。まあでも、2作目の『瞳の中の訪問者』から『ふりむけば愛』『金田一耕助の冒険』『ねらわれた学園』(峰岸徹の「私は宇宙だ!」!!)と、確かに大したことないというか、過剰で難点の多い作品ばかり撮ってましたからねえ。

とはいえ、「難点」は大林映画の特徴でもあって、『異人たちとの夏』の終盤をはじめ、大抵の作品には「あのシーンがなければなあ」っていう場面があったものです。大林の大ファンにとっては、そこまで含めて愛おしい作品群だったのかも知れませんが、小生はやっぱり好きと嫌いが常に混ざってました。そんな大林さんの遺作になった『海辺の映画館-キネマの玉手箱』は、きっと映画愛に溢れた傑作だったのではと思えてなりません。カンですが。なにしろ(キャリア中期までは)自作の冒頭に必ず“A Movie”と入れていた人ですからね。早く映画館で観られる日が来ますように!

 

でも大江戸にしてみれば、その数日前に『太陽を盗んだ男』、『翔んだカップル』、『みゆき』などのプロデューサー=伊地知啓(いじち けい)さんが他界されたり、そのしばらく前には松田優作の『遊戯』シリーズや『野獣死すべし』、『セーラー服と機関銃』、『野獣刑事』、『Wの悲劇』などの撮影監督=仙元誠三(せんげん せいぞう)さんが逝去されたことも、同じぐらい感慨深かったりしたのでした。 合掌。

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