「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」:すごいぞ、マーゴット・ロビー #ハーレイクインの華麗なる覚醒 #マーゴットロビー
しばらく前の当ブログのタイトルを見ていて、「あれ?」と思っちゃいました。映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が抜けてる(汗)! 4月2日に観ていたのですが、なんかコロナのバタバタの中で落っこっちゃてたみたいです。なので久々の新作レビュー(実は下書き状態で保存されてました)。うわ、楽しい。
あの不出来な『スーサイド・スクワッド』で唯一はっちゃけて輝いていたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)を主役に据えた軽快なアクション作です。聞きなれない“birds of prey”ってのは、猛禽類って意味だそうで、DCユニバースにおける女性アクション・キャラクター軍団のことのようです。
いや、もうワルくてキュートなハーレイ・クイン=マーゴット・ロビーを堪能するための映画。彼女は本作の製作者でもありまして、いやー、見事なプロデュース能力です。このヘア&メイク、このファッション、このしゃべり方、あくまでもカワイくて、あくまでもバカっぽくて、ハジケてます。そしてアクションもちゃんとできてます(もちろん吹き替えも使ってますが)。なにせ『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』では華麗なフィギュアスケートをほとんどマスターしてしまった彼女ですからね。身体能力も高いんです。というわけで、大江戸はマーゴット・ロビーをいつも評価しております。昨年の助演女優賞は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の彼女でしたし。
アクションがカンフー的で割とスローだし、ハイスピード撮影(スローモーション)も多用しているあたり、古典的に親切です。昨今の目にも止まらないCGIアクションよりも、好感が持てます。スローモーションで決めポーズとか、派手な衣装に派手メイクとか、「歌舞伎ムービー」って感じもありますね。
監督のキャシー・ヤンは、作風がちょっと重いのかもって感じ。単純なキャピキャピ・ポップじゃなくて、どこか暗めの違和感を残します。今後もっとピッタリの素材に出会った時に、「ああ、こっち系の人だったのね」とわかるのかも知れません。
| 固定リンク
« 「捜索者」:偉大な西部劇と言うけれど… #捜索者 #ジョンフォード #ジョンウェイン #西部劇 | トップページ | CKBの「Spark Plug」(&おまけDVD) #クレイジーケンバンド #CKB #SparkPlug »
コメント